今、水のいっぱい入った風船が弾けようとしています。 町では10年ほど前から、元気のなくなっていくふるさとをなんとかしょうと、いくつかの地域活性化団体が立ち上がっていました。町の中を流れる瀬戸川に鯉のぼりを流したり、観光ガイドに挑戦したり、夏祭りに伝説の天狗を復活させたり…。 こうした中、昨年大きな変化がありました。次々に商店が閉まって行く町に一軒の喫茶店が開店したのです。川沿いの古民家をリノベーションしたお店で、静かな町に行列ができていたのには驚きました。店の名は「川のHotori用瀬」。ご近所では、町を訪れる人たちが気持ちの良い時間を過ごせるように、自宅前を掃除したり花を植える人が増えてきました。 去年の夏、鳥取環境大学の3人の学生が週末住人としてやって来ました。なんと彼らは、小さな町にゲストハウスを開業し、遂には地域の住民として暮らし始めたのです。すると、自宅で取れた野菜をお裾分けする人、手料理で宿泊客と交流する人達がでてきました。すっかり用瀬に溶け込んで、様々な地域行事に参加している彼らを見ていると、用瀬の明るい未来と希望が見えてきます。 そして今年は、用瀬には珍しいビルディング?を改造した芸術家、職人の拠点ができようとしています。これを機に多くのクリエーターが集まり、沢山の人が訪れるようになる。かつての賑わいを取り戻し、町が活気づいていく。 先日、川のHotori用瀬で、かつて地元でみんなに愛されていたアンコロマンジュウが復活しました。みんなの力で蘇ったこの小さなマンジュウは、用瀬の賑わいの復活を予感させる大きなマンジュウでした。このアンコロマンジュウとみんなの願いが大きく膨らんで、用瀬という風船が弾ける時を想像しながら、今日のところはスーパーのまんじゅうをいただいておこう。元気な用瀬を願う地元民オキタ
皆さんこんにちは^^!アンコロマンジュウの試作も日々続いております! 用瀬町内のおじいちゃんやおばあちゃんにも、試作品を食べて頂いたり、和菓子屋さんなどにご指導も頂きながらアンコの分量や作り方など、毎回なにかしら改良を加えております。 様々な方からのご支援・ご声援など頂き、本当に嬉しいです。プロジェクトも折り返し地点。目標達成に向けて頑張っていきます! 引き続きのご支援・ご協力を宜しくお願い致します。川のhotori用瀬 代表 山根 実もちがせ週末住人 岩田 直樹・松浦 生
こんにちは! これまでご支援、ご協力下さった皆さんありがとうございます。ここからさらにギアをあげて、想いをカタチにするために動いていきます。 さて、今日はこのクラウドファンディングの二大プロジェクトの一つ「minnaの箱庭」について、ご紹介させていただきます。 わたしたち「もちがせ週末住人」は昨年の夏ごろから用瀬で暮らし始めました。最初は週末だけの用瀬暮らしでしたが、いつのまにか「用瀬のとりこ」となり、今では完全に住所を移して用瀬の住人となっています。 「用瀬のとりこ」になった理由。一番はやはり用瀬の「ひと」だと思います。みなさんそれぞれが、様々なバックグラウンドを持っていて引き出しが本当に多いのです。お互い変な干渉はしないけど、もっと深い部分で思い遣っていて、年齢も立場も関係なく盛り上がることができる。そんな関係性をひしひしと感じます。 でもその魅力はなかなか言語化することが難しい… だからこそ用瀬に実際に来ていただくことが一番だなという想いで民泊をやらせていただいています。そして少しずつではありますが、「もちがせ週末住人」として用瀬に訪れた人と地域の皆さんをゆる~く楽しくつなぐことができてきています。 先日は、「ふるさとワーキングホリデー」で2週間用瀬に滞在している兵庫県から来た大学生と地域の皆さん、そして旅で訪れた若者が同じ食卓を囲み、他愛もない話から人生談まで分け隔てなく会話する半ばカオスな空間が生まれました。そんな空間から用瀬町の明日に、そして100年後につながるアイデアと活動が生まれだしたら、それはとっても面白いことじゃないかなと思っています。 地域の人も旅人も、はたまた長期滞在の学生も、どこから来たとか、どんなバックグラウンドを持っているかとか、どんな立場だとか関係なく、みんなが自然と集い、そこに生まれる会話から育まれたアイデアを「もちがせ週末住人」といっしょに実現していく。そんな「キッカケの場」として、9月にオープン予定の体験型民泊施設2軒目「もちがせ暮らしの旅人」の中庭を「minnaの箱庭」として整備します。 昨日、はじめて地域の皆さんに「minnaの箱庭」となる中庭に集まっていただき、ワーホリで2週間滞在している東京近辺から来た大学生たちと交流してもらいました。こじんまりとした隠れ家のような空間で皆さんがフラットに笑顔で会話しているところを見ながら、こうした場をつくることの幸せと楽しさをかみしめていました(^^) いまはまだ、土がむき出しで椅子もあまりなく、石や地べたに座ってもらっています… もっと快適に過ごすことができ、夕食のおかずをふらっと持ち寄ったり、子どもたちが遊び場として使ったりできる場所にしたい。ここまで1年以上用瀬の皆さんとさまざまな形でかかわらせていただき、住人として築き上げてきた関係があるからこそ、その未来はすぐそこに見えています。 引き続きのご支援・ご協力よろしくお願い致します!!
用瀬にオーダーシューズの工房を構えて8年目、ねじまき鳥靴工房の松本です。 僕が用瀬に移り住んだ当時、一番驚いたことは夜の静けさ。そして町内の行事を町民の皆さんが協力して行っていること。 町の中に綺麗な川が流れ、視線を上げれば山も見えたこと。 鳥取では当たり前の光景が僕にとってはとても新鮮に映ったことを覚えています。 この町に人が来るようになったら、用瀬を好きになってくれる人ぜったい増えるだろうな。 だから町内に工房を構えることは僕にとっては自然の流れだったのです。 もっとたくさんの人が来るようになったらいいのにという想いはありつつも仕事以外では表立った 活動はしていなかったところ、3年ほど前からかな、町の気運が少し変わってきたように思えたのは。 町の人から町内を盛り上げたいという話が持ち上がって僕自身もそういった活動に参加する機会が増えるようになっていった。 そんななかですよ、用瀬に激震が走ったのは。 「川のhotori用瀬」のオープンと環境大生の移住。僕にとっては事件でした。 用瀬に今までになかった人の流れができる。そしてできた。 町民自体が半信半疑だったのに軽く成功させてみせた。 なんて素晴らしい! そこには苦労もあったはずなのに、そんなことものともせず彼らは次のステージに進もうとしている。 用瀬町民が自信を持ってオススメできる名物「アンコロマンジュウ」ができる。 僕が東京の実家に帰省する際に持っていける地元産の手土産。 それが降って湧いたものではなくて100年前の地元の名物の復刻。 夢のある話だ。 僕らが主催するイベントは町外の出店者が用瀬に宿泊してこそ意味がある。 用瀬で体験したことを、それぞれの地元に持って帰って新たな出店者を誘って来年またきてくれる。 この流れを作るためには宿泊する施設は必須だったのに、それを大学生がやってくれた。 なんなら長期滞在での制作も可能になった。アーティストも呼べる。 夢のある話だ。 彼らがやろうとしていることは、この町に必要な経済活動の第一歩。 僕らがやろうとしていることは、その経済活動ができる土壌を作り面白そうな人を呼び込むこと。 この町はいろんなことが良い方向に転がり始めていると勝手に感じている。 これからは地方だ。今用瀬がすごく面白い。
【100年前の賑わいを再び!用瀬名物『アンコロマンジュウ』復活プロジェクト】おかげ様で様々な方からマンジュウできてますか?などお問い合わせも多くいただいております!第一回試食会で皆様からいただいたご意見などをもとに、試作の度コツコツと改良をかさねております。そして8/11(金)18:15~、山陰放送( BSS )テレポート山陰で、この度のクラウドファンディングについて&第一回試食会の時の様子やアンコロマンジュウ試作時の様子など放送される予定となっております。『アンコロマンジュウ』に興味ある方もそうでない方も、よろしければご覧いただけたら嬉しいです!今後とも、ご支援・ご協力を宜しくお願い致します。 *写真は、最近のアンコロマンジュウ試作品です!