Check our Terms and Privacy Policy.

鳥取のシンボル「大山」の危機!大山頂上碑を崩落前に移設したい!

みんなの力を結集して山頂に豊かな緑が戻った大山。しかし、今も南側の斜面は徐々に崩れ、大山山頂のシンボル「大山頂上碑」のすぐ後ろまで迫ってきています。「大山頂上碑」を崩落から救うために移設工事を行います。私たちの力で再び大山を守りましょう!

現在の支援総額

797,000

39%

目標金額は2,000,000円

支援者数

104

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/04/21に募集を開始し、 104人の支援により 797,000円の資金を集め、 2019/06/30に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

鳥取のシンボル「大山」の危機!大山頂上碑を崩落前に移設したい!

現在の支援総額

797,000

39%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数104

このプロジェクトは、2019/04/21に募集を開始し、 104人の支援により 797,000円の資金を集め、 2019/06/30に募集を終了しました

みんなの力を結集して山頂に豊かな緑が戻った大山。しかし、今も南側の斜面は徐々に崩れ、大山山頂のシンボル「大山頂上碑」のすぐ後ろまで迫ってきています。「大山頂上碑」を崩落から救うために移設工事を行います。私たちの力で再び大山を守りましょう!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

大山の頂上を保護する会広報部の西村です。今日は私たちの会にとっても嬉しい出来事がありました。本人にご了解いただいたのでこの場を借りてご紹介します。 ある日のこと、何の前触れもなく「大山のオーバーユース問題について話が聞きたい」という問合せがありました。普段はあまりない問合せの内容に、私たちも少し驚きながら詳しくお話を伺ってみました。 お相手は鳥取環境大学の学生さんでした。陣内さんは「自然資源の利用と保護をどのように両立していけばよいか」という点に興味を持ち、大学の卒業研究に「大山の保護活動」をテーマにして取り組みたいと考えていることを伝えてくださいました。研究の一環で、保護活動に取り組む人々に直接インタビューがしたくて、私たちのところに連絡をくださったそうです。 とても熱心に研究されて、大山の頂上を保護する会の活動に辿り着かれ、さらに直接インタビューがしたいという行動力に驚かされました。また、私たちにとっても永遠のテーマである「保護と活用」、そして若い世代が大山を守る取り組みに関心を持ってくださるのが嬉しく、場を設けてお話させていただきました。これが今年の2月のことでした。 そして先週、会の中心となって活動されている松岡副会長と直接お話したいと相談をいただきました。大山の保護活動や大山に関わる人々のこと、時の流れによって変わったことや団体の抱える高齢化の問題など、色々なテーマで松岡副会長にインタビューされました。さらに次は、会の頂上保全作業にも参加して保護活動を体験されることになりました。本当にすごい行動力です! お話する陣内さん(左)と松岡副会長(右) 今回の頂上碑移設のプロジェクトが、移設工事の資金を集めるためであるのは当然ですが、同時にみなさんに自然への接し方や自然への感謝に気づいていただくきっかけになることを願っています。大山の「一木一石運動」や「ゴミ持ち帰り運動」といった活動をはじめとして、私たちひとりひとりが大山を守る主役です。陣内さんの研究の成功をお祈りしています。    


thumbnail

  大山の頂上を保護する会広報部の西村です。今週末6月1日(土)・2日(日)に今年で73回を数える毎年恒例の大山夏山開き祭が開催されます。1日(土)前夜祭では、たいまつが荘厳な火の河となって流れ降りるたいまつ行列、2日(日)山頂祭では、大山山頂の頂上碑を前に登山者の安全を祈願する神事などが行われます。 この夏山開き祭で大山頂上碑移設クラウドファンディングの告知をさせていただくことになりました。1日目はメイン会場の大山博労座第4駐車場の総合案内所ブースで、募金箱の設置とチラシの配布を行います。2日目は大山山頂(弥山)での山頂祭でチラシを配布します。今年は令和初で、今ある頂上碑では最後の山頂祭神事です。この機会にぜひ山頂祭にお越しいただきたいと思いますし、みなさんに大山頂上碑の危機的状況を知っていただけたらと思います。 <告知活動> 6月1日(土)13:00~ @大山博労座第4駐車場(総合案内所ブース) 6月2日(日)10:00頃 @大山山頂(弥山) また、夏山開き祭自体にも楽しいイベントや地元大山グルメの飲食ブースが用意されますので、新緑の大山にぜひお立ち寄りいただきたいと思います。 大山夏山開き祭の詳細は↓ 先日は移設工事の安全を祈願して頂上碑のお清めが行われました。 色々なイベントでご支援の呼びかけも行っています。一木一石運動の呼びかけも行いました。 移設工事に向けて着々と準備が進んでいます。    


thumbnail

元読売新聞記者の浜田幸夫です。私もよく大山の頂上を保護する会の頂上の植生復元作業に同行しました。 大山の標高は、現在1729mで定着しているが、まだ一部で1709mと表記されています。一番高い場所が標高ですが、地元では長い間、弥山山頂から東約100mの3等三角点の高さを標高にしています。なぜでしょう。標高の表記の変遷を検証しました。 まず大山は、西から弥山、剣ヶ峰(1729m)、天狗ヶ峰(1711m)、象ヶ鼻(1550m)、三鈷峰(1516m)などのピークが連なる山体を一つの山の名として「大山」と呼んでいます。そしてその標高の歴史は、明治中ごろ、大日本帝国陸地測量部が弥山山頂に三角点を置いて標高を測定しました。その時の高さは1713mでした。大山は1万7千年前に火山活動を終えた山で、長い年月にわたる風雪によって風化してもろくなっており、山頂一帯が崩れ落ちてしまいました。 三角点の測量作業(2000年10月) 松岡嘉之氏提供 戦後は国土地理院が測量を行い、1961年(昭和36)8月に弥山東100mの現在地に三角点を移しました。ここは縦走路上で見通しがよく、当分、崩れ落ちる心配がないという条件がそろっていたからです。三角点は一番高いところとは限らず、測量しやすい場所に設置されます。測量の結果は、1710.55mで、四捨五入して1710.6mとして公表しました。さらに四捨五入して1711mとなりました。 国土地理院は、主だった山の高さに標高を記すことにし、大山では1973年(昭和48)に三角点を参考に空中測量によって標高を測ったところ、一番高い剣ヶ峰は1729mでした。この結果を2万5千分の一の地図で公表し、1989年(平成元)の測量の日(6月3日)を記念して各県の最高峰を初めて公表。大山は剣ヶ峰を最高峰とし、1991年(平成3)に発行された国土地理院の「日本の山岳標高一覧」にも大山の標高は1729mと掲載されました。日本山岳会山陰支部が1999年(平成11)に発行した「大山概念図」でも、剣ヶ峰を山頂としています。 鳥取県西部地震でズレ落ちた三角点(2000年10月) 三角点は2000年(平成12)10月6日に発生した鳥取県西部地震で崩れ、元の位置から北側斜面に約3mずれ落ちました。そこで国土地理院は、ずれ落ちた場所から2.2m高い東南東約7mの尾根上に移し、GPS測量の結果、三角点は以前より2.2m低い1709.43mになり、四捨五入して標高は1709m。弥山頂上の高さはこの標高を表しています。 地元では長い間の慣習で、弥山山頂説を通しています。1989年6月、大山町は「弥山を山頂とする」と宣言しました。剣ヶ峰に行くには、通行禁止になっているやせ尾根の縦走路を通らなければならず、「登山者が頂上を極めようと危険をおかす」という意見があり、弥山を大山頂上に置き換えています。   参考資料(2000年1月2日付け『読売新聞鳥取版』)  


崩落の惨状
2019/05/22 15:26
thumbnail

大山の頂上を保護する会広報部の西村です。今回は大山の頂上を保護する会の活動にも長年ご尽力いただいている遠崎幸雄さんが、1985年(昭和60年)に執筆された大山頂上の崩壊に関する文章を引用させていただき現在の状況をお伝えします。 「大山の頂上を保護する会では、大山の頂上や登山道にポイントを設定して、崩壊の様子を継続的に調査しています。この中で特に著しい崩壊が認められる頂上付近について、調査結果をまとめてみました。図1はここ四年間(昭和57~60年のライン)の頂上の崩壊状況です、多いところは年間に約50cm、少ないところでも30cm程度崩壊が進行しています。」 昭和57から60年までの4年間と、それから現在に至るまでの30数年間では、崩壊の進度が明らかに違います。昭和60年に大山の頂上を保護する会の活動が本格化します。一木一石運動による植栽の成果で山頂の崩落が緩やかになったものと考えられます。 「山の崩壊にはいろいろな状況がありますが、大山の場合には、いくつかの特殊な条件があります。独立峰で海岸に近いなどの理由によって気象が激しいこと、山の基盤となる岩石が崩れやすくいたるところで露出していること、さらに山全体に保水力がない等が上げられます。このような条件の中で、近年登山者が激増し、頂上は踏み固められて裸地となってしまいました。これでは、雨水が地下に浸透するのはごくわずかで、ほとんど流れてしまいます。さらに登山道は崩れて雨水の通路となっています。大山の崩壊を分類した内のひとつに、ブロック崩壊といわれるものがあります。これは図2のように、表面を流れた雨水が壁側へ滝のように落下するとき、砂、岩をえぐり取って庇ができます。それが重みに耐えられなくなったとき、大きな塊となって落下します。この現象は九合目付近の北側や頂上のキャラボクが崩れ落ちる場合に見られます。」 頂上碑の裏側は、まさに今このブロック崩壊の状態かもしれません。先日、5月16日に夏山登山シーズンの始まりに併せて行われた登山道整備に参加してきました。そのときの頂上碑裏の様子がこの写真です。まだ頂上碑の真下までは浸食されていませんが植栽したヤマヤナギが必死に根を張り支えています。 崖から一番近いところを見るとこんな感じです。安心安全な登山をしてもらうためにも、どうしても頂上碑を崩落前に移設しなければならないのです。こんな危険な状況を見過ごすことはできません。 みなさまのご支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。  


大山の頂上を保護する会広報部の西村です。今回はご支援の窓口受付開始のお知らせです!! クラウドファンディングで支援したいけど方法が分からない、手続きが難しいという声に応え、窓口でのご支援の受付を始めます!!窓口に支援金をお持ちいただくだけでOK!後のクラウドファンディングの手続きは私たちで行います。ぜひご活用ください!!   (窓口での支援方法) 支援したいコースの金額とシステム利用手数料216円(一律)をご用意して下記受付窓口にお越しください。  ※ システム利用手数料:FAAVOでの決済に必要   (上乗せ支援のご案内) 支援コースの金額に任意の金額を上乗せして支援することもできます。様々な組み合わせができますのでご検討ください! 例1)5,000円支援したいがリターンは3,000円コースのものがいいとき 支援コース3,000円+上乗せ支援2,000円+システム手数料216円(一律) 合計5,216円 例2)10,000円コースに30,000円支援したいとき 支援コース10,000円+上乗せ支援20,000円+システム手数料216円(一律) 合計30,216円   ご不明な点は、当会広報部にお気軽にお問合せください。   【受付窓口】 ・大山の頂上を保護する会 事務局(受付時間 毎日8:00~18:30)  〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山40-33(自然公園財団鳥取支部大山事業地内)  TEL0859-52-2165 FAX0859-52-2370 E-mail:dais@bes.or.jp ・大山の頂上を保護する会 広報部(受付時間 平日8:30~17:00)  〒689-3332 鳥取県西伯郡大山町末長500(大山町役場観光課内)  TEL0859-53-3110 FAX0859-53-3163 E-mail:kankou@daisen.jp