ご支援くださった皆様へのリターン全12コースのうち【E】コース以降には、映画『宮城野<ディレクターズ・カット版>』のDVDまたはBlu-rayが含まれています。
今回はこのDVD&Blu-rayソフトについて、ご紹介させてください。
ディレクターズカット版
本作には2つのヴァージョンがあります。
【スタンダード版】(デジタルハイビジョン上映・77分)
原作に忠実に、「宮城野」というひとりの女性が自己犠牲を謳い上げる、戯曲本来のテーマ性・構成を軸にシンプルに編集したものです。各地でデジタル上映され、2010年にDVD化されました。
【ディレクターズカット版】(35mmフィルム上映・113分)
原作にさらに、「写楽の謎」というミステリー要素を強調しながら、矢太郎という男の生きざまにも焦点を当て、宮城野と矢太郎を主人公に据えて作り上げました。こちらは公開される機会は少なかったものの、内外の映画祭での評価を受け、2016年にBlu-rayとDVD化されました。
ディレクターズカット版は113分、スタンダード版との差は30分以上もあるのですね。今回英語字幕を付けるのは、伝統文化をアピールする目的からもディレクターズカット版です。
リターンとなるDVD&Blu-rayもディレクターズカット版です。(※英語字幕は収録されていませんのでご了承ください)
ジャケットデザイン
2016年に念願かなった<ディレクターズカット版>のソフト化。
映画の顔ともなるカバージャケットは大切です。そこで、ジャケットデザインを、監督が全幅の信頼を寄せるデザイナーのフルタヨウスケさんに依頼しました。むしろ、大の『宮城野』ファンを自任するフルタさんがアートワーク一式を買って出てくれたといった方が正確かもしれません。
この素敵なデザインが、映画『宮城野』に新たな命を吹き込んでくれました。
ちなみに、フルタさんは、グラフィックデザイナー・アートディレクターであるとともに、写真家、映像作家としても幅広く活躍されています。▶︎フルタヨウスケさんの公式サイト
『宮城野』という作品は、あらゆるジャンルの才能あるクリエイターを惹きつける不思議な魅力を持っていますね。
謎解きチャプター
脚本・酒井雅秋氏の監修による「謎解きチャプター」をつけています。
「チャプター分け」と呼ばれるソフト化の一工程ですが、通常は監督や脚本家は入りません。そこは労苦をいとわない山﨑監督です。ミステリーの謎解きのヒントをチャプターに入れようとのことで、構成に沿って忠実に分割して、それぞれにサブタイトルを付けました。これを見ると、ちょっとだけ複雑なストーリー構成が紐解けるかもしれません。
こちらは配信では再現できないものなので、ソフト版ならではの特典としてお楽しみいただけたら幸いです。
おまけ
今回リターンとなるDVD or Blu-rayには、特製コースターを1つお付けします!
<ディレクターズカット版>のDVD化を記念して行ったイベント「アート・シアター・バー 宮城野」の際に作られたものです。
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▼『宮城野<ディレクターズカット版>』ソフトが付くコースはこちら
【E.DVD&本編鑑賞&シナリオ読み比べ「応援」コース】6,000円
【F.Blu-ray&本編鑑賞&シナリオ読み比べ「応援」コース】7,000円
【G.映画「堪能」コース】10,000円
【H.映画『宮城野』+山﨑達璽監督「堪能」コース】12,000円
【I.「写楽の浮世絵ライト」コース】30,000円
【J.「写楽の浮世絵」コース】50,000円
【K.「写楽の浮世絵プレミアム」コース】100,000円
【L.「山﨑達璽プレミアム」コース】100,000円
※Gコース以降ではDVDかBlu-rayを選択いただきます。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。