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幻の小豆「御器ねぶり」でおいしいものを作って将来の特産にしたい!

♪精進イタリアン淨謙寺&和菓子屋勝原白貫堂共同プロジェクト♪ こんな時だからこそ、未来の種をまこう! 幻の小豆で地域おこし。仏教も和菓子も同じ和の心でつながっていました。私たちのご縁が皆様のちょっとした幸せになるように。

現在の支援総額

305,788

30%

目標金額は1,000,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/09/09に募集を開始し、 28人の支援により 305,788円の資金を集め、 2020/11/23に募集を終了しました

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現在の支援総額

305,788

30%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数28

このプロジェクトは、2020/09/09に募集を開始し、 28人の支援により 305,788円の資金を集め、 2020/11/23に募集を終了しました

♪精進イタリアン淨謙寺&和菓子屋勝原白貫堂共同プロジェクト♪ こんな時だからこそ、未来の種をまこう! 幻の小豆で地域おこし。仏教も和菓子も同じ和の心でつながっていました。私たちのご縁が皆様のちょっとした幸せになるように。

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こんな時だからこそ、未来の種をまこう!

新型コロナウィルスの影響は県北の北広島町にある小さな和菓子屋の勝原白貫堂にも降りかかってきました。当店は明治時代から受け継いだ壬生饅頭や泡雪という和菓子をご進物や冠婚葬祭、お土産用に作っています。本来なら和菓子は日本人の生活に根付いたものですが、近年は生活様式の変化で和菓子のお使いが減ってきたところにコロナウィルス感染症の流行です。実は勝原白貫堂は約20数年前に後継者がおらず一度店をたたんでいましたが、7年前に伝承菓子の心を皆様に伝えるべく現4代目が再興したのです。ようやく古き良き和菓子を皆様にお届けできるようになったところでありました。

ところで、新型コロナウィルスの影響で苦しんでいるのは和菓子屋だけではありません。町内にも影響を受けて困っている所が沢山あります。勝原白貫堂だけ支援して頂くようなプロジェクトでは一時的に助かったとしても、地元地域が元気にならなければいずれ駄目になってしまうのではないでしょうか?地元地域があってこその和菓子屋です。そこで、たまたまご縁があった芸北の淨謙寺様より広島県固有種の小豆「御器ねぶり」をご紹介され、これを使ったお菓子を作ってほしいと頼まれていたこともあり、この小豆で皆さんに喜んでいただけるようなものを作ることができれば、地域に元気が出るきっかけになるのではと考えました。

本プロジェクトでは精進イタリアンをされている淨謙寺様と勝原白貫堂の共同プロジェクトで御器ねぶり小豆を使ったおいしいものを作って地域を盛り上げたいと思います。本プロジェクトにご支援してくださった方には優先的に出来たものをお披露目&提供させて頂きますのでよろしくお願いします。


幻の小豆「御器ねぶり」とは

「御器ねぶり」は、広島県在来種の小豆です。ちょっと変わった名前が印象的ですが、「御器(ごき)」とは器のこと。”器に残った餡をなめるほどおいしい”といういわれから、昔からこのように呼ばれてきました。この小豆は、他の品種よりも比較的小粒で収穫に多くの手間がかかります。そのためか作る人も減り、今では大変希少な品種となりました。しかし、香り豊かで本当に美味しい小豆です。広島生まれの小豆を多くの方に味わっていただきたいと思います。


リターンのご紹介

御器ねぶり小豆を使用した淨謙寺精進イタリアンのお食事に勝原白貫堂の和菓子が付くペアチケット。または、食後に浄謙寺茶室にて勝原白貫堂の和菓子とお抹茶の呈茶を盛り込んだちょっと豪華なコース。さらに、お値打ちな淨謙寺&勝原白貫堂の特産品セットをご用意しました。なお、ペアチケットの発送は12月頃から行い、チケットのご利用は季節が良くなる2021年春(3月のお彼岸以降)を予定しています。是非、芸北の自然の中に佇む淨謙寺にドライブがてらお越しください。


プロジェクトで実現したいこと

御器ねぶり小豆はまだ3年前から芸北地域で栽培が始められたばかりの小豆で、収穫量も少なく、栽培してもその消費先が無いのが悩みでした。淨謙寺でのお食事や勝原白貫堂の菓子の材料として用いられれば、消費が見込めるので農家さんの栽培意欲の向上につながり、ひいては地域の活性化につながる事を期待しています。和菓子屋の勝原白貫堂にとっても地元産の小豆を使用できる事が何より自慢になります。


資金の使い道・スケジュール

集めた支援金は御器ねぶり小豆栽培の支援に使用するほか、レシピ開発やお寺とお店の運営費に使わせていただきます。レシピの開発は来年2月までに完了する予定で、3月にお披露目できるように頑張ります。

発起者について

淨謙寺

浄謙寺はお寺でイタリアン精進料理を提供しており今年で12年目になります。地産地消をモットーにした、お寺の伝統的な精進料理(「お斎」)とイタリア料理を融合させた新感覚の精進料理です。食事の前には本堂での読経と住職からの法話があり気軽なお寺体験として、県内外から多くのお客様が訪れています。周辺農家とコラボしてブルーベリー狩りやリンゴ狩り、野菜市巡りなども料理とセットに企画しており、地域活性化にも繋がっています。「ごきねぶり」小豆は精進料理を食べに来られたお客様が「これは広島県在来の希少な小豆だから育ててみたら?」と持ってこられたことがきっかけとなり、現在寺で栽培しメニューにもいれて提供しています。


場所  広島県山県郡北広島町奥原161 ☎0826-35-0730



 勝原白貫堂

 

勝原白貫堂は広島の片田舎の北広島町にある小さな和菓子屋ですが、歴史ある名物菓子の深化を追求しつつ、お客様に喜ばれる和菓子をお届けできるように、創意工夫とチャレンジをしています。再起して8年程経ちますが、未だ設備投資や商品開発、職人の育成に費用がかかっており、黒字になっておりません。当店の夢は腕の良い職人が育ち、和菓子を愛し使ってくださるお客様が増えることでお店が存続し、先人の想いが詰まった銘菓を後世に伝えられることです。最近は味や香りが濃く、見た目にも訴える菓子が多くなりましたが、それは和菓子本来の姿ではありません。当店は「簡素にて上質」こそ究極であり、最高の贅沢であると確信しております。伝承菓子「泡雪」「壬生饅頭」をもって究極を追求する様にと、菓子を通じて先人が訴えているように思えてならないのです。そんな勝原白貫堂ですが、お菓子はお気軽に1個からお求め出来ますので、どうぞよろしくお願いいたします。

名物 泡雪

名物 壬生饅頭








場所   広島県山県郡北広島町壬生243番5 ☎0826-72-2053
営業時間 午前10時から17時30分 毎週水曜日、第1・第3日曜日定休日


最新の活動報告

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  • 皆様、いよいよ年末も差し迫りましたが、いかがお過ごしでしょうか?勝原白貫堂では只今正月限定の「花びら餅」の製造真っ盛りです。この花びら餅を作り終えると今年もおわったな、という和菓子屋ならではの恒例です。最近はこういう行事菓子の風習が薄れて「正月らしさ」が味わえなくなったのは残念な事です。若い人たちにも慣習としてつなげていくような風潮が出てくることを祈ります。さて、前置きはともかく、少しづつですが御器ねぶり小豆で粒餡を作る研究をしています。御器ねぶり小豆は普通の小豆と比べて特異な特徴があります。右が市販の北海道産小豆で上が茹でたもので下が元の豆、左が御器ねぶり小豆で同じく上が茹でたもので下が元の豆です。見て頂いたら分かる様に、御器ねぶり小豆は北海道産の小豆に比べて、色が濃く、粒も小さいです。この事から同じグラム数だと皮の比率が多くなる事が分かります。まず最初は製餡のテキスト通りの方法で粒餡をつくってみました。すると、生臭みが強く雑味が出てしまいました。どうやら御器ねぶり小豆は野生種ならではの灰汁が強い様です。そこで、弊社でも導入している餡練り機メーカーの株式会社カジワラ様にも協力して頂き、炊き方について情報を提供して頂きました。各方面から協力を頂いてここまでの研究で分かったことをまとめますと、・御器ねぶり小豆は渋が強いので、真っ先に渋を取る方が良い。・浸け置きしたり、渋抜きしないで長く煮ると渋が水に溶けて実の中に入り込んでしまう。・実が小さいので固くなりやすい。よって、しっかり水を吸わせる必要があるが、浸け置きは渋抜きをした後にする。御器ねぶり小豆は下処理に工夫が必要ですが、うまく処理すると風味は北海道産の小豆より力強い後味が感じられ、大地の力を感じさせるものでした。引き続き御器ねぶり小豆のパフォーマンスが出るような製造方法について研究しています。 もっと見る

  • ご支援ありがとうございました!!

    2020/12/01 16:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 今年の収穫

    2020/11/22 09:55

    今年の御器ねぶり小豆の収穫が10月半ば〜11月半ばにかけて行われました。やはり2期目は連作不良になる様で、淨謙寺の畑で栽培した豆は1kgぐらい程度しか収穫できませんでした。豆農家さんに栽培をお願いした豆も5kgほどの収穫でした。去年の収穫量が15kg程度でしたので今年は相当少なかったです。栽培についてはまだまだ手探りです。豆の選別が大変だとの事。豆の選別を自動化できるようにならないでしょうか?<詳しい方、情報提供お願いします。豆農家さんと記念写真。皆さん、とてもお元気です。この日は芸北の空が秋晴れでとてもきれいでした。「ご支援お待ちしておりま~す」 もっと見る

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