こんばんは! クラウドファンディング学生サポートチームです!
現在、ネクストゴールに挑戦中です!
若者が自分の「働き方」「生き方」を学び模索できる「学びの場」を、より通いやすく、学びやすい制度・設備のある場にするため、引き続きがんばっていきます。
今日は、応援メッセージをご紹介します!
水俣病の問題や最近ではやまゆり園事件についてなど、「いのち」に関することを長年深めて発信し、活動もされておられる思想家の最首悟さんから届いたメッセージです。
ありがとうございます!
最首悟さんには、前身のオルタナティブ大学で足掛け21年最長の講座「いのち論」を担当していただいていました。私たち学生には難しくもありながら、でももっと聞いて考えたくなるお話をいつもしてくださって、根強い人気講座です。
【最首悟さんからのメッセージ】
生命をめぐる講座を続けます。生命はまずわからないとと言ってよく、その諸相について、問を重ねる問学をしていると言ってもよいのです。そのなかで自己をとうという課題も大事です。自己なる者が自己を問うというのですから、初めから一筋縄でいかないことはわかっています。それでこれまでの自己に関する定義、見方をまず検討していくことになります。そのなかで、近代から現在に至る根本的な問題としては自己とは個人であるという定義があり、個人とはという定義もすぐに検討の課題になるということがあります。
日本では個人という考えや定義に出会ったのは150年前です。そしてその考えを受け入れようとし、しかし否定に傾き75年前、突然敗戦によって個人という考えを生制度がらみで受け入れることになりました。そして75年がたって現在個人は確立したのでしょうか。いま、いのちの問題として、この問題は避けて通れません。自分に向けてと問いましょう。