僕たちが住む日本からは想像の彼方の北極海。氷に覆われ、寒くて、アザラシやホッキョクグマがいるんだろう・・・そのくらいの認識しかないのが現実。また動物園にいるホッキョクグマ(VU)は大きくて、愛らしくて、白くてきれい。どの動物園でも人気のある動物ですね。日本では昔から「シロクマ」の愛称で知られていますがそのシロクマさんが近い将来いなくなっちゃうと知らされると何を思うでしょう?大人はある程度の想像ができるかもしれませんが子どもにとっては「なんで?」と悲しい顔して聞いてくるのは容易に想像できますね。私が関わらせていただいた『絶滅動物園 × Brother Earth 〜 私たちが知らない物語 〜』では次のように書いています。過去40年の間に北極海の氷は日本の4倍の量、北極海の氷の10%が溶けて無くなってしまった。またこれから40年間でその3倍の約30%の氷が溶けてなくなるだろう・・・と。これは何を意味するのでしょう?北極海というのは陸地がありません。氷床と言われる氷の大地に覆われているんです。その氷が無くなればその上で生活しているホッキョクグマは生活の場所を失い、また割れた氷の上に取り残されたホッキョクグマは移動もエサをとることもままならず、かといって海の中で生活することも出来ず痩せ衰え飢え死にしてしまう。これが正直な話しです。氷が溶ける。その原因はなんでしょう?地球温暖化ですよね。ではなんで地球温暖化が起きるの?と、なぜがつづきます。のんほいパークには、クッキーとキャンディという2頭のホッキョクグマがいますよね。でも2050年には夏の間北極海の氷が無くなるという推測をする学者もいます。近い将来自然界からはホッキョクグマが絶滅してしまうかもしれない。それよりもそういった現実に近づいていく中で子どもたちは成長し大人になり家庭を持つ。子どもたちに「知る」機会を与えてあげることが、私たちの大人の役割だと痛切に思うのです。そんなことを知ることの出来る写真集にしたいと思っています。どうぞ、あと54日よろしくお願いいたします。#絶滅動物園#豊橋から始めよう#みんなで始めよう#この写真集はきっかけに過ぎない#みんな集まって#動物たちから得られる学びを#暮らしに社会に活かしていこう#企業協賛待ってます#豊橋の企業さん手を挙げて
このゾウさんは、のんほいパークにいるアジアゾウではありません。アフリカゾウ(VU)です。東山動植物園にこの間までいたアフリカゾウです。アフリカゾウはアジアゾウよりも大きくて、あと牙も立派で、耳が大きいのが特徴ですね。このアフリカゾウはいまでも年間20,000頭殺されていると言います。自然に死ぬのではありません。殺されて死ぬ。何のため?それは「象牙」という牙が売れるために、それだけのために密猟者に狙われ殺され、牙をえぐるように切り取られます。じゃぁ、その象牙はどうするのか?人間の嗜好品であったり利用目的のために獲られると推測できます。では、その象牙を商業目的で売買できる国は世界中に何カ国あると思われますか?答えは一カ国です。それがどこかというのは調べてみてください。しかし象牙というものが生活の中でこの大きな動物を殺してまで必要ですか?事実を知るともしかしたら「買うの止めておこう」と思うかもしれません。「知る」ことで得られる何かがあると思うのです。それを「知る」のが絶滅動物園プロジェクトの第一の目的です。ゴリラもチンパンジーもオランウータンもサイもキリンもライオンもトラもペンギンもそれぞれ減る理由はあります。全て人間が関係した理由が。可愛い動物たちのことをちゃんと知ってあげたい。カッコいい動物たちのことをしっかり理解してあげたい。その上でちゃんと友達になりたい。そんな写真集にしたいと思っています。どうぞ、あと55日よろしくお願いいたします。#絶滅動物園#豊橋から始めよう#みんなで始めよう#この写真集はきっかけに過ぎない#みんな集まって#動物たちから得られる学びを#暮らしに社会に活かしていこう#企業協賛待ってます#豊橋の企業さん手を挙げて***アフリカゾウの写真の撮影は、武藤健二さんです。東山絶滅動物園 写真集をお撮りいただきました。
写真に登場したのは同級生の3人です。今回のプロジェクトを始めるにあたり私(真ん中)に「おい、シュウジ。のんほいパークでこの写真集つくらんのか」と写真集『東山絶滅動物園』を買ってもらった時に言ってくれたのが左の鬼頭くん。幼稚園〜中学校まで一緒の同級生。そして右の伊藤くん。高校・大学と同級生。豊橋市の職員ですが、本人自身動物園が大好きで、大の「のんほいパーク」好き。第1弾の写真集『東山絶滅動物園』が出来た時も「これいいねぇ。いいもんつくったねぇ。応援するで頑張ってね」と、プロジェクトが世に出た時から記事をシェアしてくれたり何かに付けて応援してくれました。そんな二人が第2弾の『上野絶滅動物園』が出来たとき、「おいシュウジ、これを豊橋でつくれんか」(鬼頭)「そうだね。応援するでつくりんよ」(伊藤)でも第1弾の東山版から第2弾の上野版が出るまでに、自分自身も故郷の動物園がとっても魅力的な動物園であることは知っているので、パートナーの出版社である三恵社と協議したんです。しかし、豊橋というローカルゆえか販売部数が確保できないんじゃないか・・・と事業化は難しいことを知っていました。だから、「でもねぇ、出版社と打合せしたんだけど、事業としては難しいじゃん」(私)でも二人とも「いやつくれって。何とかするで」(鬼頭)「そうそう、みんなで頑張れば何とかなるよ」(伊藤)と間髪入れずに励ましてくれたんです。嬉しかったですね。大学を卒業してから30年と少し、故郷に錦じゃないけど、やっぱり大好きな豊橋のために何か出来る機会をくれた。そう感じたんです。この3人み〜んな55歳。もうオッサンです。これから花開くことはもうないでしょう。ヤンチャもしたかもしれないが真面目になるもんですね。故郷を離れても故郷に居ればこそわが故郷が恋しくなる。このことはみなさんも同じじゃないでしょうか?豊橋の動物園は開園して70年。今の場所に移って50年。お爺ちゃんお婆ちゃん世代から、2歳3歳の子供まで何かしら想い出のある場所。それが動物園という場所でありそれがのんほいパーク。みなさん。これからを生きる子どものために動物園を軸にした学びの場をつくりませんか?豊橋から始める地球サイズのアクション。カッコいいこと始めましょう!そして、みなさん。ありがとうございます。佐々木シュウジ拝