9月から本格的に始まる釜石×東京寺子屋プロジェクト。 一足先に、釜石ローカルベンチャー向けのキックオフMTGを釜石で開催しました! 場所は、釜石大観音仲見世商店街にあるワークスペース。9月の完成に向けてリノベーションが進んでおり、釜石での寺子屋プロジェクトの開催場所になります! キックオフMTGでは、70seeds編集長の岡山が、会社のブランド成長を実現する「ストーリーデザイン」の作り方と題し、「ストーリー」とは何かという話からストーリーの作り方についてローカルベンチャーのメンバーに講義を実施。 講義終盤は、自分が達成したいビジョンを一言で説明できるよう、ローカルベンチャーのメンバーと事務局メンバーでペアを組み、ワークショップをおこないました! 9月からの寺子屋プロジェクトでは、ブランディングや企画の作り方といった講座を開催します! 30日(水)に第2回寺子屋説明会を開催しますので、参加を迷っている方、興味がある方は、ご参加ください! 応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4fIy3pRYBdLjd-RCzAsZ9HThEqbqJUypi-ycwHa56FAWwMA/viewform
活動報告では、釜石ローカルベンチャーコミュニティ( http://opencitykamaishi.jp/ )で、地域資源を生かした事業の創出に挑戦する6人の若者を紹介していきます! 今回紹介するのは、「BIZCAMP」を主宰する石橋孝太郎さん。BIZCAMPとは若者が地域課題に対して事業立案し、起業することにつなげるプロジェクトです。セミナーや地域の見学会とともに、投資にまでつながる合宿型ビジネスコンテストを実施することで、持続可能なビジネスを生み出し、地域社会の問題が1歩でも解決に向かうことを目指しています。 学在学中に立ち上げた一般社団法人STUDY FOR TWO代表理事の他、若手起業家に投資を行うCROOZ VENTURES(クルーズベンチャーズ)株式会社 取締役も務めるなど、活動的な石橋さん。BIZCAMPを始めたきっかけも、地方創生領域で事業をしたいと話していた企業役員による会議に同席したことがきっかけといいます。そこでSTUDY FOR TWOや学生時代に培ったイベント開催や学生集客などのノウハウを生かし、石橋さんが始めることを提案したそうです。 BIZCAMPは2015年12月から始まり、これまでに計7回開催されてきました。回数を重ねるごとにプログラムの質が上がり、起業家輩出の実績も出てきましたが、これまでの運営資金はCROOZ株式会社の資金から出ていました。おんぶにだっこではなく、最低限きちんと事業として回せる状態にし、持続可能な形にしなかれば、意味がありません。なければいけなません。そこで出会ったのが、釜石ローカルベンチャーコミュニティです。釜石に腰を据えて、釜石市での開催はもちろんですが、全国にBIZCAMPを展開し、各地域で起業家を輩出することを目指します。 今後は2017年8~9月にかけて釜石市と福井県越前市でBIZCAMPを開催。ビジネスコンテストだけでなく、地方大学の就活支援サービスを展開している事業者と連携し、地方出身で東京に就職している社会人に向けたイベントも開催することも検討しているといいます。 「地方には、東京で自宅とオフィスを往復するだけでは出会うこと、気がつくことのできない課題が目の前にあることが面白いし、意義があります。寺子屋プロジェクトには、BIZCAMPの思いに共感していただける方に参加してほしいと思っています」(石橋さん)
活動報告では、釜石ローカルベンチャーコミュニティ( http://opencitykamaishi.jp/ )で、地域資源を生かした事業創出に挑戦する6人の若者を紹介していきます! 今回は、漁業の6次産業化に取り組む古賀郁美さんです。出身は東京、大学も北海道で釜石には縁もゆかりもなかった古賀さん。しかし水産学を学んでいたため、土壌が豊かな三陸沿岸での生活に憧れがあったとのこと。郷土芸能のサークルに所属していたこともあり、大学卒業後は郷土芸能の宝庫といわれている岩手に移り住んだといいます。 水産物の商品開発に2年間携わる過程で「三陸の水産品をより有効に活用したい」という気持ちが芽生えた古賀さん。仕事では自社加工の製品を全国に発送していましたが、規模が大きい分、三陸の水産物を扱える量が限られていたからです。 「まちづくりにも関わる中で、釜石が好きになりました。小規模で良いので、地元の水産物の価値を地域の人にもっと知ってもらえるような事業を始めたいと思ったのがきっかけでした」(古賀さん) 6次産業化の強みは、原料の仕入れから販売まで一貫して可能なことです。水揚げされても安く売られたり、加工に適さないため洋上で捨てられてしまう水産資源に付加価値をつけて販売することを目指します。変わった魚と出会えることも海の魅力の1つ。古賀さんは「釜石であがる魚の中では、カナガシラが見た目も可愛くて味も美味しいのでお気に入りです。一見するとさばき方が難しいカジカや変わった形のマトウダイなど、魅力的な魚をもっと知ってもらいたい」と笑顔で語ります。 「作った商品は釜石市内だけでなく、三陸の水産物をお店に出したいと思っている個人経営の居酒屋さんなどにも展開していきたいです。寺子屋プロジェクトでは、魚や魚食に興味のある人、魚好きな人と出会えたらいいなと思っています」(古賀さん)
先日募集開始した「寺子屋プロジェクト」。 「面白そうだけど何をやるのかよくわからない・・・」などの声を受け、説明会を開催することにしました! 開催日は8/16(水)SENQ青山にて19:30開始です。https://senq-web.jp/office/aoyama 講師や講座の紹介から釜石の魅力まで、ふんだんにお伝えする予定です! ちょっとでも興味がある方、引っかかりそうな方が周りにいたら、ぜひご参加・ご紹介いただけると嬉しいです! ■申し込みフォーム: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4fIy3pRYBdLjd-RCzAsZ9HThEqbqJUypi-ycwHa56FAWwMA/viewform
活動報告では、釜石ローカルベンチャーコミュニティ( http://opencitykamaishi.jp/ )で、地域資源を生かした事業の創出に挑戦する6人の若者を紹介していきます! 今回紹介するのは、地域に根付く観光事業に挑戦する細江絵梨さんです。細江さんが釜石との関わりを持ったのは、東日本大震災後にボランティア活動に参加したことが始まりでした。当時は移住を考えておらず、1~2か月の滞在を予定していたそうです。 「盛岡を拠点にボランティアコーディネーターとして活動していましたが、周りの人たちが良い人たちで、楽しかったことを覚えています。2013年に首都圏において風化防止のための情報発信とマッチング事業を実施していくため東京に戻り、“首都圏の人に岩手を知ってもらう”“岩手と東京をつなぐ”というミッションの元、岩手と東京を往復していました」(細江さん) 釜石ローカルベンチャーコミュニティに参加を決めたのは、地域課題の解決に焦点を絞った関わり方に挑戦したかったことを挙げます。釜石はオープンで活発な人が多く、東京出身だったとしてもチャンスを与える懐の広さがあったそうです。 根浜(ねばま)地域では、地域の方々は「観光地としての根浜の復活」に向けてすでに様々な注力をされているので、多角的に情報を収集して精査をしてから、“持続可能な観光地域づくり”を目指して事業を検討していきたいと思っています。 釜石の魅力は「景色の美しさと根浜に住む人々」と細江さん。根浜海岸付近は、東日本大震災の津波の影響で集落全体が壊滅的な状況に陥りました。しかし、根浜海岸は岩手県が設けた防潮堤の高さより低く、震災前と同じ高さにとどめたそうです。そこには地域住民が声を上げた背景があり、自分たちで町を変えていく姿勢が魅力的だったといいます。 「寺子屋プロジェクトには、尊敬している根浜が若い人に引き継がれて、幸せに暮らせる地域づくりに取り組みたいと思う方に参加してもらえると嬉しいです」(細江さん)