日付を跨いでしまいましたが、一応毎日投稿は何とか続けております。合同会社サイハテ代表の野一です。さて、早速ですがサムネイルの写真が何だかお分かりでしょうか。答えは……【隠岐の島町唯一のゲームセンター】の一部です!本ゲームセンターは離島にしてはデカすぎるスーパー「サンテラス」さんに併設しております。なのでここは正確には「ゲームコーナー」といったところで、店舗自体に名前はありません(たぶん)。サンテラスさんでは以前ボードゲームカフェの需要を見るため「世界のボードゲーム体験会」というイベントを開催させていただいたことがあり、特に上層部はエンタメ産業に理解がある方々ばかりの施設です。ですが、サムネイルのUFOキャッチャーの手入れ具合を見るに、恐らくこのゲームコーナーはあまり採算が取れてはいないのではないでしょうか。実はこのゲームコーナー、通路から目と鼻の先にあり、買い物客からゲームで遊んでいる姿が見えてしまうような構造になっています(スペース的に仕方ないんですが……)。これ、たぶん多くの方に共感していただけるのではないかと勝手に思ってるんですが、僕って「自分がゲームを楽しんでいる姿」を不特定多数の人に見られたくないんですよね。だって普通に恥ずかしいじゃないですか。特に買い物中の会社の上司やクラスの担任に自分のはしゃいでる姿を見られでもしたら最悪ですよね?ゲームセンターというのは、外出して引き籠るための施設だというのが僕の持論です。先に挙げたサンテラスさんのゲームコーナーは恐らく小学生かそれ以下あたりのお子様を対象としており、ゲームセンターのそれとは似て非なる目的があるように思います。子供にも大人にも、世間から隠れられる場所がこの島には滅多にありません。僕は模範的な陰キャなので、家の外に一歩でも出るとストレスを受けている自分を自覚してしまいます。しかし、クローズドなコミュニティは常に周囲からの疑いの目を向けられます(新興宗教施設等をイメージしてもらうと分かりやすいと思います)。これは噂話がSNSより早く伝播する離島では致命的です。ゆえに、我々はできるだけオープンに、島内外の皆様に支持される形で、この島にCachette(隠れ家)を作らなければならないと感じました。この度クラウドファンディングページを開設したのも、そのような事情からです。ゆくゆくはお年寄りの憩いの場としてのゲームセンターなんかも作ってみたいですね。島民の方々にもっともっとゲームの良さを広めていくため、これからも頑張っていきます。合同会社サイハテ 代表社員 野一 夢二 代表社員 柴田 哲朗(共同代表)
総支援額が10万円突破いたしました!お礼を述べるしかできない、合同会社サイハテ代表の野一です。2日前の活動報告でも申し上げた新プラン「当店に好きなボードゲームの仕入れをリクエストする権利」 が金額別に2種類公開されました!主なターゲットはボードゲーム制作者さま方の広告に使っていただきたいと考えておりますが、それ以外にも「どうしてもこのゲームだけは入荷してほしい!」という強い思いがある支援者さまはぜひ本プランをご利用ください。(例えば、当店ではコンプライアンス的に怪しくなる可能性があるという事情からテンピンが合法となった 「麻雀」を入荷する気が今のところありません。ただし麻雀というゲーム自体に罪は無いとの考えから、本プランでリクエストされた場合は入荷するものとします)皆様のイチオシボドゲ、どんどんリクエストしてくださいね!合同会社サイハテ 代表社員 野一 夢二 代表社員 柴田 哲朗(共同代表)
合同会社サイハテ代表の野一です。今回は3.11ということで、ちょこっと真面目なお話をば。東日本大震災から今年で10年を迎えました。あれから年月が経ち、色々な理由があって私たちは離島に移住しましたが、「東京(本土)で生きる」ということに現実的な恐怖を覚えたのは10年前のあの時が初めてでした。今にして思えば、私が離島に根差してボードゲームカフェを始めようとしているのは、あの痛ましい震災を経験していたからかもしれません。ちなみに私は隠岐に移住してから2年ほど経ちますが、それから今まで地震を一度も経験しておりません。地質学には全く詳しくないのですが、どうやら日本海に浮かぶこの島は大陸側のユーラシアプレートにがっちり乗っているらしく、地震がめったに発生しないんだとか。島でもたまに「災害が怖いから地方移住を検討している」という方に出会いますが、そういった方がもし本活動報告を覗かれていたら、隠岐は移住先として結構おススメです。ぜひご検討ください。さて、そんな隠岐の島町ですが、もちろん天災が全く無いというわけではありません。昨年8月に隠岐で「50年に一度の大雨(サムネイルはこちらのリンク先からお借りしました)」が降り、島の色々な場所が冠水したり崖が崩落したりしたために避難警報が発令され、地域おこし協力隊(準公務員)として働いていた私はある避難所の応援に動員されました。ここから人によっては不謹慎と受け取られる話になるかもしれないんですが、そこに避難していた子供たちやお年寄りの方々がめちゃくちゃつまらなそうにしていたのが私にとっては非常に印象的だったんですね。特に小学生ぐらいのお子さんなんか何が楽しいのか壁とキャッチボールしてましたし、お年寄りの方々は体操マットの上で寝転んでお昼寝をしており、苦しむ島民を援助するつもりでいた私の方が拍子抜けしてしまったぐらいです。しかし、もしここで避難所にボードゲームを貸し出して、子供たちやお年寄りが楽しく遊べる環境を作れる団体がいたとしたら。これは私の被害妄想かもしれないんですが、「被災者は神妙な顔をして、いかに自分が過酷な環境にいるかを表明しなければならない」という無言の圧力があるように感じます。いいじゃないですか、辛いときも皆で楽しく遊んでたって。もし次に島で何らかの大きな災害が起きた時、きっと我々はボードゲームを車いっぱいに詰めて、各避難所を回る活動をしていることでしょう。デジタルゲームには決して真似できないアナログゲームの役割というものは、実はこういった瞬間にこそあるのではないかと思っています。地域密着型ボードゲームカフェを目指して、今後も様々な企画を打ち出していく所存です。本日はちょこっと真面目なお話でした。合同会社サイハテ 代表社員 野一 夢二 代表社員 柴田 哲朗(共同代表)
プロジェクト2日目となりました。昨日に引き続き変わらぬご支援、誠にありがとうございます。合同会社サイハテ代表の野一と申します。早速表題の件に話題を進めていきますが、事の発端は「島外の人が支援したくなるプランが少なくない?」というご指摘を頂いたことに由来します。弊社は離島ということもあり「商品を郵送しなければならないコスト」を結構重く見ておりますので、レターパック等でご送付できないものを返礼品に含めるのはやめておこうという方針でおりますし、これは今後も変わることは無いと思います。となると、上記のご指摘を解決するには、「島外のボードゲームファンの方々、及びボードゲーム業界に貢献しつつ、かつ我々にもプラスになるようなリターン」を設定しなければなりません。↓ ↓ ↓ というわけで、そのような考え方をもとに早速新たなプランを考えてみました↓↓ ↓【6,000円コース】好きなボドゲ(5,000円分)の仕入れリクエスト権【11,000円コース】好きなボドゲ(10,000円)の仕入れリクエスト権これ、“ボドゲにわか ”の我々的にはかなり驚いたことなんですが、Twitterでリサーチしていると、Google先生に聞いただけでは絶対に出会わなかったであろう「個人(少人数)開発ボードゲーム」がこの世には大量に存在し、しかもそれがAmazon等をはじめとする大きな市場にはほとんど出てこないことが分かったんですね。それめちゃくちゃもったいなくない!?!?という問題意識から、例えば制作者さんが在庫に眠らせているボードゲームを弊店で買い取らせていただいたり、あるいはボドゲ沼に嵌っている方が自分の推しゲームを弊店に並べたり……といった形でご利用いただくことを想定しております。我々もまだ見ぬボードゲーム(とその情報)が手に入るなら万々歳ですので、これを機に皆様とWin-Winの関係となれれば幸いでございます。※本プランは現在審査中ですので、公開できるまであと2,3日ほどかかる見込みです。最後にご報告……というか宣言なのですが、自分の長所が「恐れを知らないこと」と「文章を書くのが好きなこと」なので、この二つを活かして支援者の皆様、あるいは我々の器を図っていらっしゃる皆様に何かできないかと思案した結果、この活動報告を毎日投稿し、弊社(代表2名)が何を考えているのかをなるべく共有するのがベストなのではないかという結論に達しました。宣言したことは必ずやります。今回は長文でしたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。ここまで見ていただいたついでに弊社のTwitterもフォローしていただけると大変嬉しいです。願わくば、また明日お会いしましょう。合同会社サイハテ 代表社員 野一 夢二
はじめまして!Cachetteを運営する合同会社サイハテ代表の野一(写真左)です。いやー、とんでもないプロジェクトが始まってしまいましたね。2年前に初めて地域おこし協力隊としてこの地を踏んだときはまさか自分が隠岐の島町でボードゲームカフェを始めるなんて予想だにしていませんでしたし、恐らく離島にボードゲームカフェが誕生するなんて予測していた方はいないのではないでしょうか。さて、つい最近知ったのですが実はこのクラウドファンディングというやつ、開始24時間で1件でも支援があったプロジェクトの成功率は50%にもなるそうです。我々は幸いにも心優しい方々に恵まれ、開始3時間で3人もの方から支援をいただいてしまいましたので、成功率が単純計算で150%にも上ることになってしまいます。順風満帆でございますね。ちなみに、このプロジェクトはAll-in方式ですので、支援総額がどうであれ必ず何らかの手段で実行いたします。「支援したいけどお金がない……!」という方も、ぜひショーを見るような気持で本プロジェクトの推移を楽しんでいただければ幸いです。合同会社サイハテ 代表社員 野一 夢二