皆さん、こんにちは!
NPO法人あかりえの谷口西欧です。この度は記事をご覧いただきありがとうございます!
プロジェクトに関わる多様なメンバーの取り組みや想いをご紹介するこちらの「特別コラム・石蔵コワーキングからみる小川町」シリーズ。
第3弾「小川町での暮らし/はたらき方|黒礒由起子」から始まり、
第4弾「移住して、石蔵コワーキングで職住近接!|八田さと子」、
第5弾「新しい働き方を叶える場所|小川町 政策推進課」と移住に関係する記事を次々にご紹介しましたが、
続く第6弾は、春から石蔵コワーキングロビーの現場マネージャーとして動いていく、
高木孝太郎(たかぎこうたろう)さん!
彼も、小川町を初めて訪れてから1年4ヶ月ほどしか経っていない移住者です。これを読んだら、ますます石蔵をのぞきにきたくなるはず…!
それではどうぞ!
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「新しく生まれる場を耕す」|高木孝太郎
みなさん、はじめまして。高木孝太郎です。神奈川県出身の平成元年生まれで、いまは小川町にある、築120年の古民家でシェアハウス生活をしながら、プロジェクトマネジメントや採用活動、マーケティングのサポート…と、いくつかの企業の「助っ人」として仕事をしてます。
小川町をはじめて訪れたのは、2019年の秋ごろ。新卒から勤めていた会社を辞め、かつての知人・友人をたずねて回っていたところ、第1弾のコラムでも登場した柳瀬さんと7年ぶりに再会し、「来週、小川町にいくんだけどこない?」と誘いを受けたことがきっかけでした。
柳瀬さんが開店準備を進めていた喫茶「PEOPLE」の手伝いをしながら、都内の住まいと小川町を行き来するうちに、飲食店を営む方々、あかりえのメンバーを中心とした小川町で活動する方々とのつながりも増え、あれよあれよという間に小川町へ引っ越すことに。仕事をする、人とふれ合う、山にはいる、土にふれる…自分にあった1日の過ごし方、暮らしのバランスを探りながら、小川町での生活を楽しんでいます。
今回、石蔵を改装したこのワークスペース にコミュニティマネージャーとして関わらせていただくことになりました。「まちのロビー」という、働くだけの場所にはとどまらないコンセプトのもと、どのような人が訪れ、どのような出会いや会話が生まれるのでしょう。
東京池袋から小川町までは約70分。アクセスの良さと自然の豊かさを兼ね備えていることは、都心で暮らす人と小川町で暮らす人が混ざれる、まちとしての多様性が広がる余地があることだと考えています。
ただ、同じようにアクセスが良く、自然が残っているエリアはまだまだあるはず。ぼくたちは、ここだからこその理由、ここでしか手に入らないものや体験、いわゆる必然性をどうしても求めがちです。
そこで一つの鍵となるのは、「人と人とのつながり」だと思います。さまざまな想いや考えをもった人がこの場所に集い、出会う、その積み重ねが、このまち固有の営みを生み、まちの外へと広がっていくことにつながると信じています。
働く場所としての環境が整っているだけでは、つながりや出会いも限られたものとなるでしょう。コミュニティマネージャーとして、集った人や想いを混ぜ合わせながら、新しく生まれるこの場をやわらかく耕すことが、ぼくの役割です。
建物が完成してからが本当のスタート。温かみのある会話とたくさんの笑顔が生まれる、何度もきたくなるような居場所をみなさんと一緒につくっていけたら嬉しいです。小川町でお会いできることを楽しみにしています!