ご無沙汰しております。 徳之島は梅雨も終盤でしょうか、気温が上がって夏の予感がしています。 私の方は公私ともにあちこち動き回って汗だくの日々です。
トップ画像は「徳之島物産」様のボタニカルクッキー試作:キューブ型ヨモギクッキー
試作と表現するのが失礼なほど美味しくて、ヨモギの良さと素材の良さがとっても感じられる仕上がりでした。 卵を使用していないとの事ですが、とっても食べ応えがあって、噛むほどに深まる味わい。 食べながらお話ししていると、まだまだ試したい事もたくさんでてきて、とっても美味しく楽しい試食会でした。
続いてコーヒーについて、収穫も終わりほとんどの豆の発酵・乾燥過程も終了。 乾燥具合や豆の艶などのチェックのために一部を脱穀し、近いうちに試験焙煎の予定です。
で、私どものコーヒーはナチュラル製法で、果実をそのまま乾燥させています。
そのドライフルーツ状の果実の中にある種子の部分を焙煎するのですが・・・果肉や殻を取り除くのが簡単ではありません。 今まではのように、すりこぎで潰し、”ざる”や扇風機の風で種子をより分けていました
アナログ感あふれる作業ですが、何人かでやると結構面白いんです
しかし、1度焙煎するまでに時間がかかってしまうので、効率の良い方法は検討していました。まず、石臼。この挽き目やすき間を粗くして脱穀できないか? と思いましたが、やはり粉にする道具なので断念(・・・でも違う用途で絶対現役復帰してほしいと画策中)
機械化も面白いですが、フードプロセッサーやミンサーなどでは豆にダメージが大きかった。また、海外産のコーヒー豆と比べて柔らかいため、力加減ができる方がいいと考えています。
で、やっぱりアナログ感というか、よく言えば”クラフト感””手創り感”に魅力を感じてしまう。・・そこで色んな民具を見ていて、先人の知恵とゼロから創り上げる逞しさに学ぶもの・インスピレーションをいただきました。で、今は亡き祖母愛用の鍬の”柄”にするために切りそろえられて、そのまま眠っていたこの木と
これまた庭先にひっそりたたずんでいた臼、この二つで効率よく脱穀できないか検討中です。 もちろん試行錯誤の過程でまた変わっていくでしょうが、他の民具も含めて現役復帰を目指してます。