4月25日は失語症の日。日本記念日協会から昨年度承認していただきました。
立派な盾もいただきました。日本失語症協議会の事務所にあります。
この「記念日」申請して承認されたら、何年かたって審査もあります。
申請者がきちんと申請した通りに活用しているか、それが大事なんですね。
失語症の日制定委員会では、毎年何かしらの企画を立てることにしました。
去年はイベントを実施。東京と大阪の会場をネットで繋ぎ、にぎやかに行う予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大、そして緊急事態宣言と重なり、リアルを断念、急遽インターネットでの配信となりました。
もっと詳しく読みたいわーという方は、こちらをどうぞ
https://re-job-osaka.org/archives/986
今年は「オンラインイベント」と「出版」です。
で、その出版に関する費用を集めようというのがこのクラウドファンディングです。
本のタイトルもこの中で決まります。
あ、タイトル募集は31日まで!
まだの人は、是非是非ご応募を!
https://forms.gle/YGWtBVcrcBCVaDpq9
失語症の本と言えば、今まで数多くの本が出されています。
当事者の手記、研究者の学術書、リハビリ職からも。
その中で「エスコアール」という会社があります。
エスコアールさんは、本だけでなく、失語症に関する様々な製品を開発しています。
そのエスコアールさんに自己紹介文をお願いしまして、それが届きました!
エスコアールでは1990年の会社設立以来、失語症関連製品の開発、販売を主力事業の一つとし、当事者やご家族、言語聴覚士など失語症に関わる方々のための取り組みを続けてまいりました。
言語訓練用途では、写実的なイラストと日常的な語彙により年齢層を問わずご利用頂くことができ、専用のペンでカードをタッチすることで音声を再生する機能を備えた絵カードの「アクトカード」やその派生製品がご好評を頂いており、病院や施設での訓練、ご自宅での自習など様々な場面で広く採用されております。この他にも、多くの言語聴覚士の方々のご協力により実現した、対象となる方の症状や程度に応じて使い分けられる教材集、タブレット上で動作する訓練用アプリ、言語聴覚士向けの検査セットなど幅広いニーズに応えうる製品を発表しています。
また、当社では出版活動も行っており、失語症分野においても言語聴覚士を目指す方向けに言語聴覚療法のポイントを分かりやすくまとめた学習テキストや、実際に失語症を体験した著者による当事者視点からのコミュニケーション方法論、先述の音声ペンとの併用にも対応した会話補助のための実用書など、様々なジャンルの関連書籍を出版しております。
私もホームページを見てびっくり。こんなにたくさんの製品があるんですね。
失語症の方だけでなく、肢体不自由者、認知症、そして障害児の為のものがあります。
近年始まった失語症者向け意思疎通支援事業の講習会などでも、失語症者とのコミュニケーションを取るツールなどがあります。訓練教材は別として、意思疎通に使えるものは、私は、コミュニケーションの基本をよく研究してあると感じます。
先日、失語症の日に登壇する当事者の黒澤さんとお話する機会がありました。
言葉のキャッチボールをしてほしい。僕らの言葉をキャッチしてほしい。
そうおっしゃっていました。詳細は当日!
失語症のある方は、麻痺を除いて、一見、障害があるようには見えません。
私もついつい、いつものペースで話してしまい、「松嶋さん、早口すぎる……」と言われてしまいます。キャッチボールで言ったら、豪速球を投げているようなものですよね。ほんと、気を付けなければいけません。
このコミュニケーションの工夫、まず、相手の言葉、相手の心をキャッチする。そこがスタートなのだと、失語症のある方の為の教材や本、そしてご本人たちから、私たちが学ぶことは本当に本当に大きいのです。
クラウドファンディングは4月11日まで!
まずは、このクラウドファンディングで出来上がる本、この本をリターンにいかがでしょうか。
500円クーポンも配布中です! 先着順なのでお急ぎを!
リターン購入時のクーポンコードの欄にこのクーポンコードを入力してください。
500円クーポンについてはこちらをご覧ください。
https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/900005212166
ではでは!