個人的な考えですが、
コロナ後の地元の活性は観光だけの他力本願だけではなく、自力での復活が出来る力を付ける事が、これからの時代必要だと思っています。
東京で勤めていた時もイベント頼みの幕張や後楽園、五反田の店舗では、イベントの無い平日との売上幅が広すぎたために、アルバイトの安定的な確保、食材の維持管理、OFFシーズンの固定費の高さからいずれも厳しくうまくいきませんでした。
この事は石垣市でも同じ事が言えると思います。特にコロナが広がった経験から見ても地元の方ではなく観光客の方々をメインターゲットにした事業は相当厳しいはずです。
以上を鑑みて自力、つまり経済を石垣市の中で回す事業を作り、既存の事業もある程度の方向転換が結果的に石垣市の強い体力に成って行くと思うのです。
その一環として地元の食材を出来るだけ使い切る事がとても大事だと思うのです。
そこで今回作りたい製品として石垣の産物を使って家庭用の冷凍食品を作りたい事をご説明したいと思います。
石垣市は共働き、シングルが多く、出生率も日本トップクラスの子だくさんの為に食事を作る事は大きな負担となっています。
そこで御家庭の為になり、島の一次産業の為になり、私の為にもなる。更にコロナと同じような事がこの先起こっても接触機会の少ないやり方は、相互にも安心を生むとも思うのです。
具体的には
島で良く作られているズッキーニ、ナス、パプリカ、人参、玉ねぎ、トマトを市場で仕入れ小さくカットして蒸し煮にしておけば、レトルトのカレーやシチューに入れても栄養バランスが取れますし味もワンランク上がります。
写真はイメージです。
もちろんそのままレンジで温めて塩コショウで味を調えれば1品料理に成ります。
以前ご説明した機材を使っての冷凍ですから半年以上は優にもちます。
同じ材料で沖縄のショルダーベーコンを使えば野菜スープも製品としてできますから卵を浮かべたり、パスタを入れてスープスパしたりもできますから汎用性は高いと思います。
写真はイメージです。
勝手な思いではありますが、こうした小さな活動が石垣市全体で広がり多くの店がオリジナルの製品を作る事で、どこにも頼らない強い石垣市が出来るのではと夢見ているのです。