こんにちは。TOFA事務局です。今後、こちらの活動報告では、タンザニアの現状や私たちの活動について、色々とお伝えしていきたいと思います。今回はタンザニアの近況をお伝えします。タンザニアは3月末~6月中旬が大雨季で、中でも4月は最も降水量が多いと言われています。そうした中、私たちがかねてより支援を行ってきたニャンブリ小学校が集中豪雨により多大な被害を受けました。幸いなことに死者は出ませんでしたが、すさまじい雨で木がなぎ倒され、小学校は2クラスの屋根と職員室、そして教師の宿舎で大きな被害が出ました。村の人たちは修復に励んでいるものの、資金不足で子供たちの授業にも影響が出ています。教科書を保管していた教室も被害を受け、大切に使っていた多くの教科書にも被害があったようです。実はタンザニアでは、ここ数年かつてなかったような大雨や洪水などの被害が毎年出ているそうです。ところが、都市部から離れた小さな村には発信力もなく、生活を脅かす被害があっても私たちのところまでは伝わってこないという現実があります。(今回の被害を伝えるニュース記事は海外メディアでも見当たりません。)これまで、教科書の整備に続いて、校舎や机などの整備も進み、子ども達も保護者達もこれからに向けて希望で胸がいっぱいであっただろうさなかにこの豪雨被害が起きました。私たちTOFAではこの出来事が子供たちや住民の方々のモチベーションをくじくことのないよう、速やかな追加支援を行ってまいります。是非、引き続きご支援をよろしくお願いします。