『道の駅 村岡ファームガーデンー土産物』
国道9号線沿いの道の駅に携わった21年前、この施設、色々手をつけなければならない状態だった。立地条件抜群の場所なのに、あまりにもお客さんが少ない。活気がない。なんと定休日まであった。自分の中ではあり得なかった。
誰のための施設?何を求めて道の駅に来るの?勿論一番はトイレだが、やはり『この地の情報と食』。情報は、敷地内に観光協会案内所が設置する事が決まっていた。(当時、村岡観光協会長)、レストランは但馬牛料理に特徴を持たせていく方針で進んでいく。
ショックを受けたのはこの地の土産物がないこと。ほぼ業者任せで、何処にでもあるものしか並んでなかった。『土産』とは土から産まれる、と書く。それがないのはおかしい。(僕の持論)特産品開発をどうしてもやらなくてはいけない。と思い、スタートさせた。まずターゲットはここにあるピンのもの『美方大納言小豆』だった。色、旨味成分、甘味、他のものと比較してぐんを抜いていた。それを使った『美方大納言きんつば』を3年目にして発売にこぎつけた。他に地元の商品がなかった事もあり、売れに売れた。
お客さんが求めてるものはこの地のもの。確信を得た。その後、美方大納言商品の販売商品名を『美方ルビー』とし、美方ルビー商品の数を増やしていった。その後、但馬牛商品にも取りかかり、在職中は色々な特産品加工品を作り続けた。
観光協会の時、パンフレットを配り続けてもあまり効果のないことを実感している、知っている。地元の食を味わって頂く、届ける、広報活動は、(株)むらおか振興公社を退任してからも、続けていきたいし、使命だと思っている。
それはやってて、とっても楽しい。たからやり続けたいと思います。楽しい事をやりましょう。