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『大笹牧場』
この春ようやく、上田畜産さんの協力のもと、『大笹牧場』をハチ北スキー場アルペンコースに開設する事が出来た。
元々大笹(地元の村の名前)の牧場は野間ゲレンデだった。明治7年『兵庫県の県営牧場』としてスタートしている。明治に入り本格的に海外との交流が始まる中、牛の増体目的に海外の牛とのかけあわせのために始まった。(後に海外の牛とは合わず失敗に終わる)
しかしこの地は豪雪地帯、牛舎が2度ほど壊れ、他の場所に移っている。
僕が小さい頃、我が家も耕作用に牛を飼っていた。田植えの農繁期、牛の草を取って与える事が出来ないため、大笹牧場まで送って行き、牛を放牧。牛は牧場で好きなだけ草を食べる。そして迎えに行くのが僕の仕事であった。
実際は牛を迎えに行くと言いながら、牛は我が家までの道を知っていて、後をついて帰った。と言うのが実際の話。小学校5年生まで牛はいた。いい思い出だ。
但馬のスキー場は、ほぼ元は方牧場だ。人の暮らしが放牧場からスキー場へと移った。
但馬は人と牛との付き合いの歴史が長い。一つ屋根の中で一緒に暮らす。愛情を持って付き合ってきた事がいい牛になる最大の要素だと思っている。
現在その牛を食べている。なんと残酷かと思う人もいると思う。牛だから残酷なのか。命を食べるとすれば、人の食事はその命を毎日食べている事になる。
大事なのは、感謝して食べているかどうかだ。『いただきます』の意味は心を込めて感謝すると言う事に他ならない。
『食』をテーマにしている自分にとっても、肝に命じながらやっていかねばならない。
大笹牧場に牛に会いに行くと、とてものびのびしていて、本来の生き生きした牛を感じる。ここの牛はみんなお腹に子供を持っている母親牛だ。10月終わり頃までここで過ごす。元気な牛が産まれることを願っている。 https://camp-fire.jp/projects/view/441482【キャンプファイヤーキャンペーンのお知らせ】
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