『特産品 出張販売』
今まで、地元特産品PRのため、出張販売はたくさん出かけた。入社した頃、村岡ファームガーデンに来るお客さんが『但馬牛』の字を見て8割くらいが『たんばぎゅう』と呼んでいた。そりゃそうだ、『丹波牛』と錯覚するから、読めないのが当たり前。地元の人間はおかしいと思うが、それくらいの知名度しかなかった。(業界の人が知ってるだけ)この地の但馬牛は元々子牛生産、肥育して各地のブランド牛の名前になる。
でもこの事実は悔しかった。出張販売の機会があって出かけるようになった。知ってもらえるチャンスだ。一番の目的は『たじまぎゅう』の連呼。イベントの間中声を出し続ける。販売商品は様々、焼き肉、カレー、丼、うどん、焼きうどん、ホルモン焼きうどん、ラーメン、串焼き、コロッケ、ミンチカツ、鍋等何でもこなした。今現在は、8割くらいの人が『たじまぎゅう』と呼んでくれるようになった。
出張販売で、何が売れるか、受けるか、何が盛り上がるかが、分かってくる。やはり売れると嬉しい。面白い。楽しい。昼ご飯を食べずにでも全然平気になる。出張販売にはまっていった。
売れるものの3要素。『熱い、香る、音がする』その時に出来立てをかもし出す工夫。テクニックも勉強していく。目の前のお客さんとの真剣勝負は楽しい。
出張販売はほぼ1人で、出かける。現地に行くと、手伝ってくれる仲間がいる。本当に有難いこと。最初はこじんまり1人でやってた。たまたま買いに来てくれた知り合いがいつの間にか横で手伝ってくれるように。忙しくなればそれが増えてくる。そりゃ『手伝って』みたいな雰囲気は出してると思うけど、無理強いはしてないと思う。
多分とっても楽しそうにやってるのではないかと、自分では分析している。はっきりとはよく分からないが、本当に嬉しい事実だ。
キッチンカーを企画したときも、この楽しさが土台になっている。これからも継続してやっていきたいと思い企画した。
『基本は楽しいからやる』だ。締め切りまで後12日です。どうぞ宜しくお願い致します。