クラウドファンディングにご支援いただきました皆様へ続けてのご報告で失礼します。CAN保護者会文書作成チームによる文書にある、児童精神科医・石川憲彦先生の意見書を共有します。石川先生は、小児科医としても「障がい」をもつ子どもたちの診療にも長らく携わってこられました。これまで学校への「意見書」も複数書いてくださっていて、「香害」についても子どもの人権や発育発達の面に特に重きをおかれ、学校対応としてでどう捉えたらよいか意見を綴ってくださいました。ただ、医師として子どもの将来にわたっての影響を深く考えておられ、ご自身の書かれた意見書に慎重な対応をされようとしています。文書のダウンロードはこちらから⇒https://canary-network.org/group/<ご利用の際には次の点にご留意、ご協力をお願いします>①主治医にも石川先生の意見書を見ていただき、お子さんの症状に対し適当であるかご判断いただくこと。医師同士の個人間のお手紙形式になっています。②石川先生にお子さんの症状や状況をお伝えいただくこと。そのために、以下「こども香害相談室」を開催します。これは会員のみのグループ相談会です。以後も、希望者がおられるときは皆様に呼びかけて開催予定です(いずれも無料)。複数回のご出席も可としますが、基本初回の方を優先させていただきます。③意見書、主治医へのお手紙は、いずれも、改編、SNSでの一般公開などはしないようにお願いします。「こども香害相談室」ー参加を希望する方へのご注意日時:2023年3月23日(木) AM10:00〜11:30❶ご相談者は保護者及び当事者(お子さん)に限ります。❷保護者は基本的に画面オンでお願いします。お子さんは声だけでもチャットでも可。❸お話はプライベートなことも含みますので、相談会で知り得たことは他言しないことをルールとします。❹定員は5名です。締め切りは3月20日(月)としますが、定員になりしだい締切とさせていただきますのでご了承ください。❺お子さんの年齢、学年、発症のきっかけ、いつ、どのような症状がでたのか? これまで症状の変化があったか? 主治医の有無と対処療法について? 事前に400字程度で書いて送っていただきます。長文はお受けできません。<参加申し込み>会員専用イベント申込メニューよりお申込みください。関連情報・イベント申込 – カナリア・ネットワーク全国公式 (canary-network.org)イベント名:こども香害相談室ユーザー名・氏名・メールアドレス。※この時点で自由記入欄へ症状を書くのはご遠慮ください。※お申込み確認の自動送信メールが届きますが、この時点で参加確定ではありませんのでご注意ください(定員があるため)。事務局より、改めてご連絡のメールをお送ります。石川憲彦プロフィール:東京大学医学部附属病院小児科、同精神神経科、マルタ大学児童精神科客員研究員、静岡大学教授(保健管理センター所長)などを歴任。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』(ジャパンマシニスト社刊)編集協力人。2004年、東京都目黒区に「林試の森クリニック」を開業。2017年院長を交代してフリーに。CAN事務局 世話人一同
クラウドファンディングへご支援いただきましたみなさまへ 学校内の「香害」で健康増悪をくり返す子ども達と暮らす会員や、子どもの通学、通園で「移香」に苦慮する会員が集まり、「時限的な活動」をしました。「時限的な活動」とは、実現可能な小さな目的を確認して、仲間を募りzoomやメールなどでつながり、期限を決めて行う活動です。期限を明確にすることで、実のある成果を出すことを目的とします。 今回は2022年8月にCANの会員に呼びかけ「保護者会文書チーム」の活動が始まりました。 教員歴40年を超える、愛知県名古屋市の小学校教員・岡崎勝先生にアドバイザーをお願いし、学校交渉に役立つ文書の雛型、交渉術などをまとめることを目標に、月に一度打ち合わせを繰り返しました。 CANが支援したのは、打ち合わせのzoomの設定、専門家の紹介と橋渡し、進行役となる人(リーダー的な役割をする)のフォローです。毎回、CAN世話人の中から有志が参加し、意見を交わしますが、最終判断はチームの人達が行います。今回はチームから、CANの意見書を求められ作成しました。 また、「香害」は子どもの心身の発達、発育に関わること、教育を受ける権利やインクルーシブ教育の必要性などについて、小児科医、児童精神科医の経験のある石川憲彦先生にも意見書を執筆いただきました。 ご参加、ご支援ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。詳細は、この保護者会文書チームの皆さんが作ったご挨拶文をご覧ください。保護者会チームからのメッセージPDF文書のダウンロードはこちらから⇒https://canary-network.org/group/カナリア・ネットワーク全国世話人一同
クラウドファンディングにご協力いただきました皆様へcanの活動をいつも応援いただきありがとうございます。クラウドファンディングの資金で構築しました、カナリア・ネットワーク全国のホームページの「お知らせ」ページでは、活動の様子をご報告しています。どうぞご注目ください。世話人たちは体調や仕事とのバランスをはかりながら、活動を続けています。時間はかかりますが着実に歩んでいきたいと思います。また、マスコミ関係者や研究者、行政、議員などとも交流や交渉を続けています。表面にcanの名前が出ることは少ないのですが、陰の活動も多岐に渡っています。さて、かねてよりご希望の多かったカナリア・ネットワーク全国(CAN)会員として配布できるリーフレットを作成しました香害や化学物質過敏症について話しても、個人の訴えでは理解されにくい面があります。さまざまにご利用いただけますと幸いです。配送の手が足りず、皆様各自で印刷をしてご利用いただきたくお願いします。A4で2ページ。両面印刷(短辺綴じ)して三つ折りがお勧めです。このチラシは、CAN会員の方は、自由にダウンロードしてお使いいただけます。詳細、ダウンロードはCANホームページでご覧ください。 カナリア・ネットワーク全国公式 (canary-network.org)カナリア・ネットワーク全国世話人一同
みなさまこんにちは。カナリア・ネットワーク全国連続講座のご案内をさせていただきます。すでに、会員登録がお済みの方には、一斉メールでのご案内をお送りしました。重ねてのお知らせで失礼します。脳科学に学ぶ「化学物質過敏症」全6回連続講座講座:体と心になにが起こっているのか?講師:脳神経学者:山口和彦+体と心の相談室:こんなとき、どうする?アドバイザー:精神神経科医・石川憲彦+脳神経学者&山口和彦香害被害や化学物質過敏症は「原因不明」「科学的根拠がない」といった理由で、頼れる医師や相談者がいないことも大きな悩みです。専門医と呼ばれる先生たちは全国で数名。近隣の医療機関では症状に耳を傾けることなく「精神症状」「詐病」などと言われる人も多いのです。度重なる医師とのバトルから、現代医療に不信感をもってしまう人も少なくありません。しかし、医療や科学的な診断は大切ですし、予後にとっても影響が大きいです。発症者の症状や苦悩を真摯に受けとめてくださる専門家お二人の講座と相談室を全6回でお届けします。発症者も自身の症状や対策に科学的な視点をもって向き合うことで、寛解に近い状態を保っていくことができるよう、親身にアドバイスをするサポーターとともに、日々の暮らし、体や心の変化について学びを深める120分です。日時:2022年6月〜11月の第4水曜の ①AM10:00〜10:45 講座 講師:山口和彦 ②AM10:45〜11:00 質疑応答 休憩 5分 ③AM11:05〜12:00 相談室 アドバイザー:石川憲彦、山口和彦参加費:①②全6コース 3,000円(分割チケットはありません。ご都合がつかない講座は後日YouTubeにて限定公開いたします)参加ご希望の方はこちらからチケットをご購入ください↓↓↓https://can20220622.peatix.com/view講座のテーマ:1. 「化学感覚」と「進化」について2022年6月22日(水)2. 「嗅覚、味覚」のメカニズム2022年7月20日(水)3. 「痛覚」のメカニズム2022年8月24日(水)4. 「受容体イオンチャネル」とはなにか?2022年9月21日(水)5. 「炎症」はなぜ起こるのか?2022年10月19日(水)6. 化学物質過敏症に脳科学で迫れること2022年11月23日(水祝)ご参加にあたって:①「体と心のご相談」は各講座開催日の10日前までにいただいたご相談に基本的に順番にお答えします。②ご相談は400字以内で、こちらのフォームでお送りください。体と心の相談フォーム字数を大幅に超えたレポートは、お受けできないことがあります。③ご相談者は、当日先生方からの補足質問にお答えいただける方に限ります。お顔やお声がNGの方は、チャットでもお受けします。④会の終了後のご相談やご質問にはお答えできません。⑤連続講座へのご質問は、講座の内容についてのみとさせて頂きます。⑥講師のご体調などの理由により、日程など変更になる場合があります。【プロフィール】山口和彦(やまぐち・かずひこ)1953年東京都生まれ。脳神経科学者。医学博士・理学博士。元理化学研究所・脳神経センター研究員。現国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 神経研究所・微細構造研究部 客員研究員。脳の神経回路、神経細胞の興奮性や受容体について研究を続けてきた。石川憲彦(いしかわ・のりひこ)1973年、東京大学医学部卒業。以後、東京大学医学部附属病院小児科、同精神神経科、マルタ大学児童精神科客員研究員、静岡大学教授(保健管理センター所長)などを歴任。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集協力人。2004年、東京都目黒区に「林試の森クリニック」を開業。2017年院長を交代してフリーに。https://can20220622.peatix.com/view
CAN会員の皆様へこんにちは。第2回賛同人講演のご案内です。「化学物質過過敏症」に脳科学はどこまで迫れるか?──「痛み」の正体を脳神経学者と深掘りしてみると過去、1990年代に新建材建築に使用されたホルムアルデヒドを原因としたシックハウス症候群により、「化学物質過敏症」を発症した人が多数でました。2010年前後より、香料をきっかけとした「化学物質過敏症」が増加したと専門医はいいます。その20年間で嗅覚神経など、脳神経学の分野の躍進は大きく、マスコミでもそれを専門とする研究者たちを見ない日はありません。また、厚労省の補助金での研究があり「中枢神経感作により諸症状が引き起こされている」といった報告やすでに投薬治療が進んでいるとの報告もあります。「侵害刺激(痛み刺激)」など、耳慣れない専門用語から、脳神経学からみた化学物質過敏症の原因仮説までを、山口和彦さんに平明に語っていただきます。山口和彦(やまぐち・かずひこ)プロフィール:1953年東京都生まれ。脳神経科学者。医学博士・理学博士。元理化学研究所・脳神経センター研究員。現国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 神経研究所・微細構造研究部 客員研究員。脳の神経回路、神経細胞の興奮性や受容体について研究を続けてきた。【日時と参加方法】4月23日(土) 13時~14時30分講師:脳神経学者 山口和彦★今回は、会員用と一般向け、さらに18歳未満会員:700円(18歳以下無料チケットあり)一般:1000円※チケットご購入の方でご希望の方には、後日、期間限定で録画配信を致します。当日ご予定がある方も後日の視聴が可能です。◆会員申込⇒ https://peatix.com/event/3204006/view◆非会員(一般)申込⇒ https://peatix.com/event/3200214/view◆18歳以下の会員の方には無料チケットをお渡しします。↓↓↓ユーザーIDも明記でご連絡ください⇒ お問い合わせ – カナリア・ネットワーク全国公式 (canary-network.org)カナリア・ネットワーク全国(CAN)https://canary-network.org/