外トレーニング2回目。
前回、あんなに怖がって地面に固まっていたUKに驚きの変化が現れました。
立ち上がりました!リードをつけて歩きました!Sさんの手から餌を食べました!
たった2回目にしてこの進化。
UKはまだ2歳。若さゆえの柔軟性なのでしょうか?
チーム一同、じーんと感激です。
ラインにも変化がありました。
この日はまたSさんが今年来ることができる最後の日ということで、外トレーニングを引き継いでもらおうとボランティアさん2人に来ていただいたのですが、ラインはそのうちの一人、チームの友人Kさんの旦那さんにべったりに。
見てください、この気持ち良さそうな顔!
「人慣れプロジェクト」が始まったのはつい最近のことなのに、ラインのこの人慣れっぷりは群を抜いてすごく感じます、というか、もう慣れてますよね。人間大好きっ子ですよね?
一方、旦那さんのラインの感想は一言、「毛が硬い。イノシシみたい。」でした。ユーモアたっぷりなコメントにチームは吹き出してしまいました。「毛質」についてですが、偶然にもこの日来てくださったFさんが、葛城家の犬にブラシをプレゼントしてくださったのです。次回のラインの毛並みの変化に乞うご期待ですね!
「この子たちならいける。この子たちから出そう」と決断したトレーナーSさんの目利き力の正確さには本当に脱帽です。
一方、Sさんはこうもおっしゃっていました。「ラインやUKがこんなに早く慣れてきたのは、葛城さんから体罰等のマイナスな経験を一切受けてないから」だと。
残りの犬たちも葛城さん以外の人間に接したことがないので、マイナスな体験をして来なかったのであれば、どの子も人に慣れる素養があるということになります。未来に希望が広がりました。
昨日は、ビター君もお外デビューを果たしました。
家の中ではとってもフレンドリーなビター君ですが、初めてみる外の景色に完全に固まってしまいました。先週のUKみたいですね。ですが、今回UKが飛躍的な進歩を遂げたように、ビターも次回は大きく変わる可能性があります。
大事なのはとにかく続けることのようです。
残念ながらSさんはもうしばらくの間、来てくださることができません。
Sさんによって犬たちに開かれた外の世界への扉を再び閉ざしたくはありません。
毎日5分でいいので、犬たちを外に出してあげることができれば——
前回、Sさんから引き継ぎのアドバイスを受けた葛城さんですが、毎日の犬の世話で手一杯で外に犬を連れて行くことまで手が回らないようです。
支援者の皆様、もしご近所に住んでいらっしゃる方で、犬たちを外に出すお手伝いをしてくださる方がいらっしゃれば、下記メールアドレスまで是非ご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
eメール: teamkatsuragi2021@gmail.com
昨日はお忙しい中、ボランティアとして来てくださったKさんご夫妻、Fさん、どうもありがとうございました。今後も是非よろしくお願いいたします。そしてSさん、あなたがいなければ犬達の外への扉は開かれませんでした。深い敬意と感謝をもって、今後のご活躍をお祈り申し上げます。願わくばまた、犬たちに会いに来てくださいね♪
2021年9月30日
Team Katsuragi