私共のプロジェクトにご支援いただきまして、心より感謝申し上げます。ご支援していただいた皆様には、本日リターンを発送いたしました。長らくお待たせしてしまい誠に申し訳ございません。明日、明後日にはお届け出来ると思いますのでお待ち下さいませ。 ヤマト運輸でのお届けとなっております。3日〜4日経っても届かない方がいらっしゃいましたら伝票番号をお伝えいたしますので、クラウドファンディング『CAMPFIRE』のサイトよりメッセージをお願いいたします。 酒楽。代表 渡邉勝則
「酒楽。」の日本酒には2つの種類があります。 一つは、瓶内発酵酒。まさしくシャンパーニュです。瓶の中で熟成された珍しいお酒。糖分が発酵されるとアルコールと二酸化炭素。日本酒はお米が糖分が分解→糖分がアルコールと二酸化炭素に分解という流れで造られ、この製造方法を上手く使い、発泡清酒は生まれています。簡単には製造行程(シャンパーニュ方式)で生まれたお酒です。今回、先行発売としてクラウドファンディングより2蔵からご用意させて頂きました。日本酒度の違いから、甘口と辛口の2種類。ただの甘口と辛口ではなく、お米の味がしっかりと残っていること。銘水であること。その2つをテーマに出来上がったお酒であること。注意は、振ったら吹き出してしまうこと!(笑)本当に、面白いお酒です。イベントに使って飲んでもらいたい!そんな思いを込めたお酒です。 次のお酒は、微発泡酒!まさしくスパークリング酒です。日本酒が苦手な女性に飲んでいただきたいお酒です。炭酸ガスを少しだけ加えたお酒です。(今では人気のスパークリング酒です)このお酒には、特別な瓶を用意しました。シャンパンかと間違えてしまうほどのお酒です。 二つ目は、「酸のある酒がいい。」 まだまだ少数派ですが、最近酸のあるお酒が浸透してきています。この酸があるタイプの日本酒を用意しました。 よく商品の裏ラベルに日本酒度の次に表示してある「酸度」。一般的には、酸度が高いと味の邪魔をして飲みにくいとされており、程々の酸度を保つことが美味しい酒の条件のように言われていた時期がありました。酸味を感じてしまうと、日本酒の繊細な美味しさが隠れてしまうと言う訳です。もちろん、この見方は今でもほとんどの日本酒に当てはまります。では一体、酸のあるお酒がいいとは如何なるお酒なのか。まずこの酸、この酸が全く無ければ(とても少なければ)どうなるか?お酒がぼやけて輪郭のない味になり「ふにょふにょ」になってしまいます。だから、適度な酸は必要なのです。今回用意した「酸」のあるタイプは、この定義に当てはまらないお酒。酸が高くても美味しいお酒です。 同じ酸でも良質なものとそうでないものがある。良質な酸こそが、「酸度」が高くても美味しい酒の秘密なのではないかと考えています。この良質な酸はどのようにして生まれ、また日本酒の味にどのように関わっているのか。 これにはまず、醗酵が健全であることが絶対条件です。一般的に言う「キレ」が悪い酒は、少しの酸でも「酸味」を感じたり、そして「雑味」があるように感じられ全体的にバランスが悪いものとなっています。この時に、酸度が普通より高ければ、これはもう不味い酒と言わざるを得ない酒になっています。醗酵が健全であれば、酵母がとても上手い具合に働いてくれた訳で、その結果としてのアルコール醗酵なのですから、キレの良い、美味しい酒になりそこでの構成要素である「酸」も良質なものであり、出来た酒の味わいを良い形で支えてくれる訳です。 この「良い形で支える」とは、その酒を腰のあるしっかりとした酒質を形つくり、少々の事ではへこたれたり、だれたりしない酒質に寄与することを言います。もっと言えば、奥行き、味幅、にも影響を与えています。そして良質な酸であれば、酸味を感じながら決してその味を不快とは感じずにむしろ好ましいとさえ感じる酸味なのです。後味に酸味がまとわりつくこともなく、きれいに消えて行きます。食事との相性もとても幅広くオールマイティに楽しめます。 こうした酸のある酒が少しづつ認知され始めてきたと同時に、お酒を数字で選ぶ提案をプロデュースします。日本酒度がプラスの幾つ、酸度が幾つ、これだけを見て判断できる日本酒。連続してセレクトできる綺麗さを考えたシリーズです。それはあくまでも出来上がった酒の結果でしかないのですから。 この酸のあるタイプの美味しい酒は、新酒時には溌溂としたイキの良さを感じ、その後適度な熟成を経て飲み頃を迎え、その練れた奥行きのある日本酒本来の醍醐味に触れる事となり、中にはより熟成を重ねることで立派な紳士へと成長変貌を遂げるものもあります。 もうこの段階になれば、酸味を感じるとかと言うことなど忘れています。うっとりとしたその酔い心地に杯を重ねていることでしょう。 美味しく味わえる酸のある酒。まだまだこれからのジャンルのお酒ですが、ゆっくり確実にそのファンを増やして行きます。 酒楽。代表 渡邉勝則
「酒楽。」のプロデュースは、www@produceと言って、渡邉、渡邉、渡邉@の3人からスタートした企画です。渡邉勝則は、アートディレクター/デザイナーを本業とし、渡邉裕之は、フォトグラファーを本業で活躍中です。クリエイティブユニットからスタートした「酒楽。」は、現在、日本国内の市場だけでなく、海外担当のプロデューサーも参加し、香港を入り口としてアジアに向けて動き出しています。日本酒のブランディング、パッケージデザイン、新企画、イベント、販路計画までを行なっています。来年の春からは、13蔵元の参加も決定しており、この「東海の蔵」だけでなく、新ブランドシリーズの展開もご用意しております。まだ、シリーズ名をご紹介できませんが、来年の1月には、クラウドファンディングをはじめ、様々なプレスリリースでご紹介していきます。また、今回の「東海の蔵」シリーズへのご支援をいただいた方には、いち早く新ブランドのシリーズのご紹介と、来年4月に予定している新シリーズのオープニングパーティへのご招待もご用意する予定でいます。ぜひ、たくさんのご支援、心よりお待ちしております。 酒楽。代表 渡邉勝則、渡邉裕之 代表・プロデューサー:渡邉勝則 プロデューサー:渡邉裕之
千代菊伊吹おろしの冷気が満ち、清流・長良川の地下水が豊富に湧き出て、また濃尾平野穀倉地帯の中央に位置するこの地こそ、酒造りに最適であることに着目した蔵元。鵜飼で有名な長良川は、その上流にダムをもたないことも大きな特徴です。延々158kmの流れは、岩に砕け、瀬を下りながら、よどみなき大河を形成する一方、清浄このうえない地下水をこの地一帯にもたらしています。昔から、「清酒は米と水」と言われるように、水の良し悪しは酒の良し悪しに直接大きな影響を与えます。このことは、昔から良水のあるところに銘醸地が誕生しているということからも明らかです。千代菊は、木曽川と長良川に挟まれた羽島市にあります。この地域では、比較的浅い井戸の場合は木曽川水系の水、そして地下100m以上になると長良川水系の水、さらに200m以上掘り下げると揖斐川水系の水となると言われています。千代菊の酒造用水は、地下128mから汲み上げる清流長良川の伏流水です。カルシウムなど、無機質を適度に含んだ清らかなこの名水が、千代菊ならではのまろやかさを生み出しています。
花の舞酒造NHK大河ドラマ「女城主」として知られる浜松市の北にある蔵元。浜松市浜北区の庚申寺へと続く、趣のある白い石畳の参道沿いに、創業1864の花の舞酒造があります。酒造りをしている浜松屈指の老舗酒蔵で、社名の「花の舞」は、天竜川系に古来より伝わる奉納おどり「花の舞」に由来しています。 こんこんと湧き出る天然の地下水水は酒の成分でもあるとともに、酒母づくりや、もろみの糖化、発酵にも使われます。また、洗米、割水、瓶詰などのさまざまな工程においても多量の水を必要としており、酒造りに最適な軟水が求められます。幸い、花の舞の背後には南アルプス赤石系の山々が天然のダムとして存在しているため、こんこんと湧き出る清冽な地下水を存分に使用して酒造りを行っています。 つづく。。。。。