収穫作業での苦労は誰よりも早く 新鮮でおいしい自分たちが育てた 作物を食べられることです。 今日のランチ、メインは 栗ごはん お腹が空きすぎてこの時は皆ライバル 戦闘モードに入ってます。 温かい汁モノのおかげで 平和が取り戻されました。
マジメにやってます。
竿掛け無農薬・無化学肥料米を作る 田んぼは無二米を作る田んぼより 更にスペシャルな環境です。 通常化学肥料を使わない稲作では 収量が数割ダウンします。 “無二米”もそうですが鶏糞などの 有機肥料は田植え前の土づくりの時 ある程度入れます。 今回多くのリターンで用いる “竿掛け無農薬・無化学肥料米”は 有機肥料である鶏糞さえも使いません。 よって収量はさらに減ります。 非効率といえばその通りですが そうするには訳があります。 それは本来の稲作を学ぶため。 稲刈り直後は土の栄養が お米に摂られて痩せています。 えいっ! だから来年少しでも美味しいお米が 採れる田んぼになるよう干藁を撒きます。 笑みがこぼれます、だって楽しいから。
精米が終わり“おにぎりアクション” http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/ に投稿する写真をみんなで撮影。 全部で5投稿 25食分の給食になりました、 この日はこれでおしまい。
この日杵つき精米の説明をしてくれた 湯前町の農家さんで杵つき精米所の 管理もされているトミーさん。 私たちに熱心に丁寧に杵つき精米のことを 教えてくださいました。 「機械で精米すると熱で米の栄養素が 変質したり味が損なわれたりが 杵つき精米だとないんだよ、 つまり米本来の味がするわけさ」 途中糠を取るたのに臼から出して ふるいに掛けまた臼に入れます。 二回の杵つき精米後 胚芽やお米の美味しい部分 “亜糊扮層”の残るお米へ。 そしてまたふるいに掛け 全てが終了するのに5時間、 美味しくするには時間と手間が。 お米を慈しむように語るトミーさん 「機械精米なら10分と掛からないけど やっぱり違うんだよね」 その言葉に恐縮する私たち。 時間と手間を惜しまない、 そして美味しいものを作りたいという 農家さんの思いに感動し 精米後のお米を何度も確認。 糠のさわり心地良さと 酵素による美容効果で手がツルツルになる 思わぬ副産物を得ました。 ③へ続きます。