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【地酒を醸す水尾】酒米と農家を守り 次世代を担う新しい日本酒を醸したい!

「水尾」の契約農家の皆さんが手がける最高品質の酒米「ひとごこち」。しかし、水害やコロナ禍により、今年、その酒米は行き場を失うことに…。酒蔵にも、農家にとっても辛く耐え難いことです。そこで、その酒米を使い次世代を見据えた新しい日本酒を研究し、完成までを皆さんと体験し成長させる企画を立ち上げました。

現在の支援総額

10,888,610

362%

目標金額は3,000,000円

支援者数

1,155

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/13に募集を開始し、 1,155人の支援により 10,888,610円の資金を集め、 2021/11/25に募集を終了しました

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【地酒を醸す水尾】酒米と農家を守り 次世代を担う新しい日本酒を醸したい!

現在の支援総額

10,888,610

362%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数1,155

このプロジェクトは、2021/10/13に募集を開始し、 1,155人の支援により 10,888,610円の資金を集め、 2021/11/25に募集を終了しました

「水尾」の契約農家の皆さんが手がける最高品質の酒米「ひとごこち」。しかし、水害やコロナ禍により、今年、その酒米は行き場を失うことに…。酒蔵にも、農家にとっても辛く耐え難いことです。そこで、その酒米を使い次世代を見据えた新しい日本酒を研究し、完成までを皆さんと体験し成長させる企画を立ち上げました。

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発送時に同封いたしました、杜氏・社長コメントのまとめとなります。離の発送時に同封できなかった離の杜氏コメントも掲載いたします。杜氏コメント【水尾 守】「水尾 守・破・離」シリーズの第1回目となる「水尾 守」についてですが、コンセプト通り等当蔵での伝統的な醸造方法に基づき、水尾らしい透明感のあるお酒を目指して造りました。水尾の定番品である「特別純米酒」を模範し、中吟造りによる香りと味わいを重視し、低アルコールでもしっかり日本酒として楽しんでいただけるお酒に仕上がったと思います。 通常品の様に搾ってからの加水と違い、搾る前の醪の段階での加水(水四段)には、味が薄くなってしまうことのへの不安がありました。そのため、醪中でも旨味の濃いお酒に醸せるよう、糖度や酸度といった旨味成分と糖化と発酵のバランスに気を配りながら造った故の味であると考えます。【水尾 破について】 「水尾 守・破・離」シリーズの第二回目となる「水尾 破」に関してですが、当初のコンセプト通り新しい醸造技術を積極的に取り入れ、第一回目の「水尾 守」とは違う酒質を目指しながらも、水尾らしい透明感のあるお酒に仕上がるように造りました。 「水尾 守」同様に醪への水四段(醪の段階で水を加える事)という形は変わりませんが、「水尾 破」についてはアルコール分を14%から13%に引き下げました。より主流の低アルコール酒に近づけつつも、水四段量が増えることによる味薄対策と最新技術の取り入れとして、使用する麹の量を増やすとともに、麹の一部により力の強い麹菌を使用し、水四段も醪へのストレスを極力減らす為、複数回に分けて行いました。 その成果として醪中でも吟醸酒並みの糖度を残しつつ、糖化と発酵のバランスも保ちながら搾りまで至れました。搾り上がった「水尾 破」は、13%の低アルコール酒らしくスッキリと柔らかい中にも、程よい甘みと酸味が共存したお酒に仕上がりました。【水尾 離について】 「水尾 守・破・離」シリーズの第三回目であり、最後を飾る「水尾 離」についてですが、コンセプトにある通り前2本の「水尾 守」と「水尾 破」の醸造を参考にし、これまでの中から水尾の低アルコール酒の完成形を目指し、醸造技術の選定を行いながらも水尾の特徴である透明感を感じれるお酒になるように造りました。 「水尾 破」同様に醪への複数回に分けての水四段、アルコール13%、力の強い麹菌を使用という点は変わりませんが、「水尾 離」ではより透明感と旨味のある酒質を狙い、水四段と力の強い麹菌の使用量を増やしました。これにより「水尾 離」はメロン様の香りがあり、爽やかな中にも程良い甘みと酸味が共存し、旨味のある酒に仕上がり、「水尾 守・破・離」シリーズの集大成に相応しい出来に至れたなと感じています。株式会社 田中屋酒造店杜氏 久保田 剛光社長コメント【水尾 守について】 「水尾クラウドファンディング」におきましては、皆様の温かいご支援を誠にありがとうございました。おかげさまで達成金額は1千万円を超え、「水尾 守・破・離」シリーズの予定生産数量の約半分のご注文をいただくことが出来ました。これで来年度の酒米についても農家の皆様へプラスして申し込むことができ、以前の契約数量に近づくことができます。おいしいお酒を造り、おいしく飲んでいただくためには、酒米の契約から始まり様々な要素における毎年のリズムがとても大事だと考えています。皆様の温かいご支援に重ねて心より感謝いたします。 「水尾 守」は「味わいや香りが濃い、低アルコール無沪過原酒」、「甘味でなく旨味を基調とする酒」という描いたイメージに近い、とても良い仕上がりとなったかと思っております。試験醸造の後も、貯蔵条件・酒質の変化・飲酒温度・生酒と火入の違い・ガス感の印象と変化など貯蔵・テイスティング面での試験をしていく必要があります。 試験醸造としてもたいへんな成果がありました。少なくとも新しい醸造方法として安定した結果が出せる可能性が高いということが、「水尾 守」で確認できました。この後の「水尾 破」、「水尾 離」では麹歩合を変え種麹を変えるなど、さらに思い切った取り組みで12%~13%無沪過原酒を試せることとなりました。【水尾 破について】 新しい時代の日本酒とは何か。すべての酒類において「酒」に求められるものは何なのか。日本酒がその中でどんな立ち位置でどんな役に立つことが出来るのか。そんなことを考えながら今回の「水尾 守・破・離」シリーズに取り組んでおります。「水尾 破」は批判されることも念頭に思い切った試みを取り入れています。今までの日本酒のうまさの概念からかなりはずれていると思われる方もいるかもしれません。 しかしながら、さわやかで豊かな香り、軽やかな甘みと酸味、しっかりしたビター感ある旨味、体にやさしい低アルコール、すべてのバランスからくるキレの良さ等々、狙うべき試験要素はしっかりと試すことが出来たと思っています。おそらく様々な料理と合わせ飲む食中酒として、かなりのポテンシャルを持った酒に仕上がったと思っております。 こういったお酒の造り方における技術研究面でも、「水尾 破」でその基礎部分は確立されるレベルまで理解できるようになりました。我が蔵にとって大きな成果です。【水尾 離について】 今年は昨年までの杜氏の鈴木が大杜氏となり完全に指導にまわり、新・杜氏の久保田、副杜氏の竹島の元で造る我が蔵において最初のシーズンとなっています。はからずもそんな年に、今回の「水尾 守・破・離」シリーズの様に従来の酒造りの型を外して造る酒があるのも、何かの縁かもしれません。ここ4年~5年の大杜氏からの引継ぎの中で、杜氏・副杜氏にとっては卒業論文のような取り組みになっているのではないかと思います。 大杜氏は弊社の酒造りが基本を少しでもはずし気味に傾くと、非常に厳しく指導をします。それはおそらく「水尾 守・破・離」シリーズのラベルにもある、「規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」の意味が長い酒造りを通して身に染みて分かっているからだと思います。そんな大杜氏が「水尾 守・破・離」シリーズに関しては、その出来をしっかり褒めてくれているのが印象的です。 最後の「水尾 離」は仕上げに相応しい、香り・甘辛酸・旨味の調和したナチュラルで飲み飽きしない、そしてやさしいアルコールの酒に仕上がったかと思います。今回のコンセプトに最も近い酒になったのではないでしょうか。これから後の「水尾」の未来を想像しながら、楽しんでいただければうれしく思います。株式会社 田中屋酒造店代表取締役 田中 隆太


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全国的な大雪となりました。関東にも明日雪の予報が出ております。十分お気をつけてお過ごしください。蔵ではついに中庭と2階がつながってしまいました。飯山でもここまで降るのは10年ぶりのこととなるそうです。さて、後からリターンに追加いたしました、「パティスリーヒラノ 守破離チョコ」セットを昨日2/8(火)に発送いたしました。大変急な発送となり申し訳ございません。チョコレートについてご紹介させていただきます。(パティスリーヒラノInstagramより)https://www.instagram.com/p/CZjjcPDlsen/?hl=ja【水尾・守 破 離のチョコレート】去年の秋、すぐご近所の田中屋酒造店さんがクラウドファンディングを行いました。詳しく書くと長くなってしまうので大まかにしますね。数年前の台風19号…そしてコロナによる影響で仕込みに使うお米が山積みになってしまったそうです。そのお米を使って出来上がった3種のお酒に「守 破 離」と名づけたそうです。出来上がったお酒を預かってそれぞれのチョコレートを作りました。飾りはどうしようか…田中屋さんの想いを平野社長が感じた「結び」で表現しました。支援してくれる方、地域の方、美味しいお米を作って下さる農家さん、田中屋さんスタッフ、ご家族。関わっている方との絆を小さな箱に表現いたしました。素晴らしいデザインに、お酒ごとの個性がでているとてもおいしいチョコレートです!こちらはパティスリーヒラノ様でも販売しております。


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度重なるコロナウイルスの感染拡大はオミクロン株が猛威をふるっておりますが、寒造りまっただ中、蔵では美味しいお酒が次々と搾られる時期となっております。今年はたいへん雪が多く、雪に覆われた中で酒造りを行っています。自然は力強く、雪が頻繁に降ることによって空気は洗われ、酒造りにも、人にも良い環境がもたらされています。さて、守破離シリーズの最後となる「離」の出荷日が決まりました。生酒のみ:1/28(金) 出荷火入のみ・両方 :1/29(土)~31(月) 出荷「水尾 守」、「水尾 破」で確認した技術をしっかり使い、ナチュラルで優しく飲める、最もコンセプトに近いお酒になったかと思っております。


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年の瀬も近づき、こちら飯山も雪景色となって参りました。さて守破離シリーズ第二回目となる「破」の出荷日が決まりました。生酒のみ:12/28(火) 出荷火入のみ・両方 :12/29(水)~30(木) 出荷年内のお届けを目指し、従業員一丸となって出荷に臨みます。今回は酒造りの要である「麹」の使用量や、一部、麹の種類を変えて使用するという大きな挑戦を行い、前回の「守」とは大きく味わいの違うものとなりました。同じ精米歩合、同じ酵母で造る「水尾」の違いをお楽しみください。


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【ご支援の御礼】 11月25日に締切りとなりました「水尾クラウドファンディング」におきましては、皆様の温かいご支援を誠にありがとうございました。おかげさまで達成金額は1千万円を超え、予定生産数量の約半分のご注文をいただくことが出来ました。これで11月末が契約締切の来年度の酒米についても、農家の皆様へプラスして申し込むことができ、以前の契約数量に近づくことができます。おいしいお酒を造り、おいしく飲んでいただくためには、酒米の契約から始まり様々な要素における毎年のリズムがとても大事だと考えています。皆様の温かいご支援に重ねて心より感謝いたします。「水尾 守 無沪過原酒」が11月26日に搾り上がり、「味わいや香りが濃い、低アルコール無沪過原酒」、「甘味でなく旨味を基調とする酒」という描いたイメージに近い、とても良い仕上がりとなったかと思っております。試験醸造の後は、貯蔵条件・酒質の変化・飲酒温度・生酒と火入の違い・ガス感の印象と変化など、今度は飲むための試験となり、お客様のご意見が重要な試験結果となります。メール等でご意見いただければ幸いに思います。(メールアドレス:info@mizuo.co.jp)久保田杜氏と「守」試験醸造としてもたいへんな成果がありました。少なくとも新しい醸造方法として安定した結果が出せる可能性が高いということは、今回の「水尾 守」で確認できたかと思います。この後、12月末に「水尾 破」、1月末に「水尾 離」と続きますが、今回の結果を参考にさらに可能性を探ってみたいと思います。次の「水尾 破」は、麹歩合を変え種麹を変えるなど、文字通り思い切った取り組みで12%~13%無沪過原酒が狙いです。楽しみにお待ちください。【「守」火入品の発送日変更のご案内】 今回の「守」の発送予定ですが、火入品は生熟成期間を設けた方が品質が良くなると判断したため、12月2日(木)より発送させていただきます。両方を選択の方は生酒も火入に合わせて出荷させていただきます。楽しみにされている皆様には大変恐縮ではございますが、より品質の良いものを届けるためご理解いただくようお願い申し上げます。生酒のみを選択された皆様は29日と30日の出荷を予定しております。