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聖地・熊野の秘仏の祈祷とテントサウナで、心と身体の癒しを日本中に届けたい!

大泰寺のお薬師さま(重文)は非常に貴重な仏像であるが、まだまだ知名度が低く参拝客も少ない。年に3回しかない御開帳を全国に広めるとともに、関西でも少ない水風呂代わりに川に入るリバーサイドサウナを通して自然と一体となる体験をして欲しい。そして、コロナ禍で苦しむ人達に心と体の癒やしを届けたい!

現在の支援総額

514,500

102%

目標金額は500,000円

支援者数

22

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/27に募集を開始し、 22人の支援により 514,500円の資金を集め、 2021/12/25に募集を終了しました

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聖地・熊野の秘仏の祈祷とテントサウナで、心と身体の癒しを日本中に届けたい!

現在の支援総額

514,500

102%達成

終了

目標金額500,000

支援者数22

このプロジェクトは、2021/10/27に募集を開始し、 22人の支援により 514,500円の資金を集め、 2021/12/25に募集を終了しました

大泰寺のお薬師さま(重文)は非常に貴重な仏像であるが、まだまだ知名度が低く参拝客も少ない。年に3回しかない御開帳を全国に広めるとともに、関西でも少ない水風呂代わりに川に入るリバーサイドサウナを通して自然と一体となる体験をして欲しい。そして、コロナ禍で苦しむ人達に心と体の癒やしを届けたい!

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ロウリュウを楽しむのに欠かせないのが、アロマオイルです。大泰寺では、新宮市にお店を構えるM affably(エム アファブリー)さんのアロマを使っています。エム アファブリーさんは、スギやヒノキを中心に、ゆずやクロモジといった様々な熊野の香りを提供している会社さんです。大泰寺でも将来的には寺山の木を中心に、アロマオイルの蒸留をして行きたいと計画しています。また、葉っぱが柔らかいヒノキでは、ヴィヒタ作りを始めようと思っています。皆様、ご存じの通り、花粉症の原因はスギやヒノキの花粉です。この花粉ですが、実は健康なスギ・ヒノキ林からは必要以上の花粉は出ません。間伐や枝打ちをせずに放置すると、木は必要な量の日光や水を得ることができず、生き残ろうとして大量の花粉を作り出します。ですから間伐などの作業は必要です。しかし、今までは間伐作業は将来的に木材を生産するために必要な作業で間伐材は商業的に利用されておりませんでした。ですから、切っても、それがすぐに収入に繋がらなかったので、間伐が進まなくなってしまいました。テントサウナでロウリュウやヴィヒタを楽しむ人が多くなれば、自然と間伐が進み、針葉樹林が健康になって行きます。花粉症に悩む人ほど、もっとテントサウナを楽しみに来て欲しいです。テントサウナを楽しむことが、花粉症の軽減に繋がっていくはずです。山林の整備には、みんなのサウナ利用が欠かせません!


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サウナを始めたきっかけの一つは、お寺の裏山の整備です。大泰寺は周辺の山林も含めると4.2haもの境内地(東京ドームとほぼ同じ)を抱えています。私が住職になった時に、山林は未整備でシカやイノシシのすみかとなり、台風の際には参道に木が倒れ、出られなくなったこともありました。また、大きくなりすぎた木は、風の抵抗を受けやすく、揺られた根が地面を割り、水が染みこみ、参道が埋まるほどの大きな土砂崩れも経験しました。平成29年に土砂崩れを起こした参道脇の斜面。復旧工事後。大きくなりすぎた木の根が斜面の岩を割り、隙間に雨水が浸入。大雨の際に水の重みに耐えきれなくなり斜面が崩壊した。しかし、いざ木を切って山林を適正な状態に保とうとすると年間で何十万ものお金がかかることが分かりました。自ら山林整備の団体を立ち上げ、交付金をもらいながら寺山の整備を進めていると、周辺の山々でも経済的な問題や高齢化の問題で切ることができず、民家の屋根の上に木が被さっていたり、大きくなりすぎた木から落ちる大量の落ち葉が側溝を埋めてしまい大雨の際に水が溢れたり、たくさんの問題があることが分かってきました。民家に覆い被さっていた木を伐採中。交付金と行っても、もちろんその額には限りがあります。やはり切った木から収入を得る仕組みを作らないと持続的に山林を整備し、土砂崩れなどの災害を未然に防ぐことはできませんでした。そこで出会ったのがテントサウナでした。多くの方が大泰寺でテントサウナを体験することで、資金を得て薪を作るためより多くの木を伐採することができ、山林が適正に管理することができます。台風や大雨に強い状態を保てるのです。テントサウナを楽しむことが災害の防止につながるって素敵じゃないですか。言い換えればテントサウナを楽しむことは、田舎の山林の整備に寄付をしてくれるているということで、これは仏教で言う「布施」と同じです。人のために良いことをすると、気持ちが晴れ晴れとします。自分が今楽しんでいることは、人の命を救っているんだ。と、思いながらサウナを楽しんでください。樹齢20~30年の広葉樹林。これくらいだと切断も運び出しも楽です。都会の人の中には、木を切ると木が死んでしまい、山が崩れると思っている方が多くいます。でも、私たちが薪に使う広葉樹は、切ると切り株から再び芽が出てきます。切ったからといって死ぬわけではありません。大きくなりすぎた木は切り倒すのも一苦労です。10年~20年ほどで、大きくなっては切り、大きくなっては切りを繰り返すことで、安全で経済的に負担が少ない森林の維持ができるようになるのです。先月切った枇杷の木。切り口の脇から、すでに若葉が芽吹いています。


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これは私たちの反省でもあります。現在、サウナを体験に来られる方の多くは、直接川へ行かれて、お薬師さまに参拝せずに体験を受けられます。バタバタと準備をしていて、きちんと案内しない私たちの責任が大きいです。蟻の熊野詣でと言われ、多くの巡礼者が救いを求めて訪れた日本一のパワースポット・聖地熊野には、熊野七薬師というお薬師さまをお祀りするお寺が7つありました。時代を経る中で、7つに入るお寺のいくつかは変わっていったようですが、大泰寺のお薬師さまが1番であるというのは、どの時代も変わらない事実でした。お寺の縁起によると、約1200年前に、この地を苦しめていた大蛇(洪水?)を封じるために、比叡山の開祖・伝教大師が柳の木から薬師如来を彫りだしたのが大泰寺の始まりだそうです。ここに大泰寺の薬師信仰が始まりました。現在のお薬師さまは1156年の作で、おそらく2代目です。ただ、国の重要文化財に指定されるだけあり、優美な表現や、当時最新式の塗装方法など、その尊さは初代に劣らぬものと思っております。薬師如来様は、それぞれ由来により「耳」に利くとか、「頭痛」を治すとか、特に利く病気というのが決まっていることが多いです。大泰寺の薬師如来様は、「こころの薬師」と呼ばれ、心の病を抱えた方の信仰を集めています。サウナで、モヤモヤやイライラを晴らしたい人は、ぜひ「整いますように」とお参りされるべきです。お参りに行くと気づくかも知れませんが、薬師堂の正面に小さいわらじや袋がぶら下がっております。これは願掛けのしるしといい、自分の体の悪い部分に見立てたものを、ぶら下げて病気の平癒を祈る風習から来ております。わらじは「足腰」。五円玉は「目」。袋には髪の毛が入っていて「頭痛」に利くそうです。「こころ」のしるしは、ガラスの玉です。近年、このガラスの玉が増えています。こころの病を抱えた方が増えている証拠かと思います。人々の心の病の平癒を手助けできれば、きっとお薬師さまも喜んでくださるだろうと始めたのが「テントサウナ」なのです。


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なぜ、お寺でサウナをやっているのですか?と、よく聞かれます。実は日本人の入浴習慣は、禅寺の蒸し風呂が発祥という説があります。実際、京都の禅寺には多くの蒸し風呂を備えた浴室が、残されています。写真は、相国寺の浴室です。大泰寺の本山である妙心寺には、明智風呂という明智光秀の菩提を弔うために、建てられた浴室があります。もともとは、穢れを落とす修行の一環として入浴が行われていたそうです。そうした禅寺とサウナの古い関係に加えて、私は座禅の指導のためにもサウナを皆様に勧めています。よく座禅を教えていると、「無になれません。」や「無の状態というのは、どのような感じですか?」など、「無」というものについて聞かれます。これは言葉で表わすことが難しいですし、実際に体験しないと理解できないものだと思います。私の個人的な意見ですが、座禅を続ける中で体験する「無」というのは、サウナの「整い」に似ています。自分がからっぽになって、そこに鳥の声やそよ風の肌触り、陽のぬくもりが心地よく入ってくるような感覚です。サウナの後、「整っている」人達の顔は、まさに仏顔。優しい微笑みがお顔に浮かんできます。イライラもモヤモヤも一切ありません。サウナのいいところは誰でもすぐに「整い」に到達できること。でも、テントがないとダメですし、川もないとダメ。天気が悪い時もできません。座禅のいいところは、いつでもどこでも気軽にできることです。ですから、サウナと座禅を両輪にして、いつでもどこでも自分で自分の心をコントロールしてもらえたら、もっと多くの人が幸せになれるだろうと考えています。不立文字。文字では伝わりません。ぜひ一度体験しに来て下さい。