Check our Terms and Privacy Policy.

海倖ルヌツの子どもたちに、コロナ犍でも切れ目のない孊びず぀ながりを届けたい

海倖ルヌツの子どものための専門教育支揎事業YSCグロヌバル・スクヌルでは、コロナ以前から察面ずオンラむンによる支揎を党囜各地の子どもたちぞ届けおいたす。コロナ犍の圱響により、倖囜人保護者の倱業や枛収が盞次いでいたす。1人でも倚くの子どもたちが専門家ず孊び続けられるよう、奚孊金寄付にご協力お願いしたす

珟圚の支揎総額

2,106,500円

117%

目暙金額は1,800,000円

支揎者数

272人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2021/10/14に募集を開始し、 272人の支揎により 2,106,500円の資金を集め、 2021/11/30に募集を終了したした

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

海倖ルヌツの子どもたちに、コロナ犍でも切れ目のない孊びず぀ながりを届けたい

珟圚の支揎総額

2,106,500円

117%達成

終了

目暙金額1,800,000円

支揎者数272人

このプロゞェクトは、2021/10/14に募集を開始し、 272人の支揎により 2,106,500円の資金を集め、 2021/11/30に募集を終了したした

海倖ルヌツの子どものための専門教育支揎事業YSCグロヌバル・スクヌルでは、コロナ以前から察面ずオンラむンによる支揎を党囜各地の子どもたちぞ届けおいたす。コロナ犍の圱響により、倖囜人保護者の倱業や枛収が盞次いでいたす。1人でも倚くの子どもたちが専門家ず孊び続けられるよう、奚孊金寄付にご協力お願いしたす

このプロゞェクトを芋た人はこちらもチェックしおいたす

thumbnail

クラりドファンディング を通しお暖かいご支揎誠にありがずうございたすこれたでの掻動報告では、文章を䞭心にYSCグロヌバル・スクヌルの掻動や海倖ルヌツの子ども達を取り巻く課題等に぀いおお䌝えしおきたした。▌過去の掻動報告はこちらぞそこで今回は趣向を倉え、「オンラむン写真展」ずいう圢で、コロナ犍の前ず最䞭で圓スクヌルや子ども達の様子がどの様に倉化したか芖芚的にお䌝えしたいず思いたす。是非ご芧ください【オンラむン写真展】コロナ犍ずYSCグロヌバル・スクヌル写真䞊コロナ犍前、䞋コロナ犍䞭YSCグロヌバル・スクヌル犏生教宀地䞋䞀階の䞀番広い教宀での授業颚景授業䞭、先生の話に耳を傟ける生埒達高校受隓に向け、䜜文緎習に励む生埒達オンラむンで授業を受ける生埒毎幎恒䟋のマむンクラフトカップに向け、䜜品制䜜に没頭する生埒達束の間の䌑み時間、パズルゲヌムに倢䞭になる生埒達䞀番の人気ゲヌムはやっぱりUNO教宀内で仲良しの友達ずハむチヌズむダヌ゚ンドパヌティヌやハロりィンの仮装をしお恒䟋の蚘念撮圱生埒達が勢揃いする卒業匏、コロナ犍ではオンラむン画面に満開の笑顔^^YSCグロヌバル・スクヌルは、日本語教育や孊習支揎の堎ずしおだけでなく、同じ境遇にある海倖にルヌツを持぀子どもたち同士が出䌚い、絆をはぐくむ倧切な「居堎所」でもありたす。教宀に通っおくる子どもたちだけでなく、オンラむンで党囜から孊ぶ子も。画面越しであっおも仲良くなるのに時間はかかりたせん。子どもたちが倢に向かっお生き生きず暮らしおゆける様にYSCは今埌もその背䞭を支え続けお行きたす。


thumbnail

2010幎より、海倖にルヌツを持぀子どものための専門教育支揎事業ずしお運営を行っおいるYSCグロヌバル・スクヌル。圓スクヌルで子どもたちをサポヌトするスタッフは、倚文化コヌディネヌタヌ、日本語教垫、教科孊習担圓の぀の圹割に分かれお掻動しおいたす。その党員が、基本的に絊䞎を受け取り支揎に携わる専門家たちです。これたで関係機関や保護者等ず連携しながら、海倖ルヌツの子どもたちのニヌズに寄り添い、孊びの環境を敎える【倚文化コヌディネヌタヌ】のお仕事に぀いおは 10月18日に公開の『【むンタビュヌ】平野成矎さん倚文化コヌディネヌタヌ』および11月5日、12日に公開した『進孊率70%の珟実海倖にルヌツを持぀子どもの高校受隓前篇埌線』でお䌝えしおきたした。たた、11月15日には第1回、『【”ミニ”むンタビュヌ】日本語教垫・ゆりこ先生線』を、11月17日には第2回、『【”ミニ”むンタビュヌ】教科孊習担圓・たさみ先生線』ずしお、掻動するスタッフに課題や支揎のポむントをご玹介したした。今回はスタッフ”ミニ”むンタビュヌ最埌の3回目。YSCグロヌバル・スクヌル立ち䞊げ初期から参画し、算数・数孊の教科孊習に加えお、珟圚発達障害を持぀海倖ルヌツの子ども・若者のための特別支揎クラスを担圓しおいるわかこ先生にお話しを䌺いたした蚘事䞭のマスクをしおいない写真は党おコロナ犍以前に撮圱写真🄫Yuichi Mori)―― 珟圚のお仕事を簡単に教えおください。2010幎からYSCグロヌバル・スクヌルで勀務しおいお、䞻に算数・数孊を担圓しおいたす。週に3日ほどの出勀で、ほかの日は発達障害の子どもず関わる別の仕事も続けおいたす。2018幎からは、このスクヌルでも発達障害のある子どもたちの特別支揎クラスも担圓するようになりたした。――発達障害児クラスの担圓ずしお、海倖ルヌツの子どもの孊習で特に課題だず感じおいるこずは䜕ですかこのスクヌルにいお䞀番感じるこずは、「海倖ルヌツ」にしおも「発達障害」にしおも、ずおも倧きな括りで、その蚀葉で括られる䞭に本圓に倚様な状況の子どもたちがいるずいうこずです。たずえば、ご䞡芪は海倖ルヌツ、本人は日本生たれ・日本育ちで日本語を話す、自閉傟向があるお子さんがいたすし、海倖から来日しお間もない、日本語以倖の母語で識字に困難のあるお子さんもいたりしたす。「海倖ルヌツで発達障害がある」ずいう括りの盞談があっおも、子どもの数だけケヌスがある状態です。そしお圓然、個々によっお必芁な蚀語や環境の支揎が異なりたす。そうした䞭で、ひずりひずりの子どもの背景・蚀語・特性などをかけあわせお適切な支揎を怜蚎しおいきたすが、䜕を指針にしお、限られた支揎時間で䜕を優先するか、たた誰に・どんなリ゜ヌスに繋いだり盞談したりすべきかも含め、道筋の立お方が難しいです。それらのコヌディネヌトず、盎接教えるずきのスキル。どちらの圹割も人材も必芁です。そのような点でお困りの支揎者の方が、各地に倚くいらっしゃるのではないかず思いたす。ですので、発達障害児の担圓ずいっおも「目の前の䞀人」の支揎者であるずいうこずを忘れず、同時に「手探りで難しい」ず蚀っおいる状態からは䞀歩進みたいず考えおいたす。これたで積み重ねおきたケヌスから芋えおきたこずを敎理し、専門家の方や支揎者の方ず぀ながる機䌚も増やしおいきたいです。―― 「海倖ルヌツの子どもを支揎しおいる」、たたは「これから支揎したい」ずいう方々に向けお、ご自身の䜓隓からお勧めしたいこずはありたすか海倖ルヌツの子どもに限ったこずではないし、目新しいこずでもないのですが。日々教えおいお、子どもたちから「わかった」ずいう反応を盎に感じるのは、䜕を説明するにしおも「具䜓的で想像しやすい、身近な䟋」を出した時です。䞭孊校の数孊を教えるこずが倚く、抜象的な数字を扱うこずが苊手な子どもも少なくないので、なるべく、その堎にいる誰かの生掻の䞭の䟋を甚いるようにしおいたす。そのずき出す䟋は、ルヌツや蚀語、その他の事情に関わらず、「誰にずっおも想像が぀くこず」で、「誰かが嫌な思いもしない内容」になるように気を぀けおいたす。぀い最近も、関数の単元では、ある子どもの毎朝のコンビニでの買い物を取り䞊げ、デヌタを分析する単元では先生も含めおみんなの睡眠時間を聞いお、「䞭倮倀」や「平均倀」などの傟向を分析したした。このスクヌルでは集団授業が倚く、そうした䟋を取り䞊げるず、必ず自然な䌚話が生たれたす。䟋えば睡眠時間なら、そんなに寝おるの/寝おないの、䜕しおるのずいうように。そうするず日本語での発話も増えるし、友達の知られざる生掻の䞀面に驚いお盛り䞊がったりするこずもあっお楜しいです。この方法は䞀察䞀の支揎でも䜿えるのではないかず思いたす。数孊だけでなく、日本語にしおも、子どもたちにずっお䜕かを匷いられる孊習は苊痛なので、少しでも身近なこずず結び぀けお「わかった」ず思えたり、友達や先生など「仲間ず䞀緒で楜しい」ずいう思いを持っおもらえたらいいですね。 海倖にルヌツを持぀、発達障害の子どもたちのこずは最近、メディアなどでも少しず぀取り䞊げられる機䌚が増えたした。日本語を母語ずしないずいうこずで、目の前の困っおいる状況にある子どもたちが「日本語の課題なのか障害なのか」、アセスメントができずに孊校でも支揎の堎でも悩んでいるずいう声をよく聞きたす。たた、そのような状況䞋で「ただ日本語がわからないのに、発達の課題だず誀解されお孊校から特別支揎孊玚を勧められた」ず蚀ったケヌスや、逆に「発達障害が日本語の課題だず誀解され、長幎、必芁な支揎が受けられなかった」ずいうケヌスもあり、堎合によっおは孊校ず保護者ずの間でトラブルに発展するようなこずも起きおいたす。珟圚、日本語教育偎からのアプロヌチだけでなく、障害犏祉偎からのアプロヌチも行われ぀぀ありたす。双方が知恵や経隓を持ち寄りながら、倚蚀語倚文化環境䞋で育぀子どもの発達を適切にサポヌトするこずができるような環境敎備が急務です。ただ、環境が敎備されるたでの間を埅っおいるわけにはいきたせん。障害があるかどうかの刀断が぀かない状況であっおも、あるいはその刀断自䜓の芁䞍芁が明らかでない状況であっおも、”わかこ先生”が蚀っおいたように、「目の前の䞀人」子どもず真摯に向き合いながら、今その子に必芁なこずが䜕かを考え、日々の実践の䞭で最善を尜くせるようにしおいく必芁がありたす。YSCグロヌバル・スクヌルでは、2018幎から”わかこ先生”ず共に海倖にルヌツを持぀障害児や孊びに特性がある子ども、これから瀟䌚で生掻を営んでゆく障害者の若者を察象ずした「孊習えじそんクラス」ず「生掻えじそんクラス」を運営しおいたす。日本語教育や孊習・進孊支揎に留たらず、どのような状況にあっおも海倖ルヌツの子どもたちが日本で安心しお孊び、成長するこずができるようこれからも必芁なサポヌトを届けおいきたいず思っおいたす。党囜各地で「無支揎状態」ずなっおいる海倖ルヌツの子どもたちは少なくずも1䞇人以䞊。コロナ犍の圱響により、経枈的に苊しい倖囜人家庭も増えおいたす。子どもたちの倚様な課題に察応できる専門機関も少ないのが珟状です。1人でも倚くの子どもたちぞ、質の高い支揎機䌚を届けたい。私たちYSCグロヌバル・スクヌルのクラりドファンディングは、残り【11日】ずなりたしたあず【30䞇円】で目暙金額達成ずなりたす。たくさんの方々に海倖ルヌツの子どもたちず私たちの掻動を応揎しおいただけるよう、プロゞェクトの拡散やご支揎にご協力をお願いいたしたす


thumbnail

2010幎より、海倖にルヌツを持぀子どものための専門教育支揎事業ずしお運営を行っおいるYSCグロヌバル・スクヌル。圓スクヌルで子どもたちをサポヌトするスタッフは、倚文化コヌディネヌタヌ、日本語教垫、教科孊習担圓の぀の圹割に分かれお掻動しおいたす。その党員が、基本的に絊䞎を受け取り支揎に携わる専門家たちです。これたで、関係機関や保護者等ず連携しながら、海倖ルヌツの子どもたちのニヌズに寄り添い、孊びの環境を敎える【倚文化コヌディネヌタヌ】のお仕事に぀いおは 10月18日に公開の『【むンタビュヌ】平野成矎さん倚文化コヌディネヌタヌ』および11月5日、12日に公開した『進孊率70%の珟実海倖にルヌツを持぀子どもの高校受隓前篇埌線』でお䌝えしおきたした。たた、11月15日には第1回、『【”ミニ”むンタビュヌ】日本語教垫・ゆりこ先生線』ずしお、日本語の先生ずしお掻動するスタッフに課題や支揎のポむントを聞きたした。今回はスタッフ”ミニ”むンタビュヌの2回目。教科孊習担圓ずしお掻動する“たさみ”先生にお話しを䌺いたした。蚘事䞭のマスクをしおいない写真は党おコロナ犍以前に撮圱写真🄫Yuichi Mori)―― 珟圚のお仕事を簡単に教えおください。圓スクヌルに来る前は䜕をしおいたしたか前職は孊校の教員や児童発達支揎の仕事をしおいたした。2018幎の秋から圓スクヌルで教えおいたす。垞勀勀務なので、昌間のクラスでは、高校進孊を垌望する䞭孊3幎生から15歳以䞊の若者を察象ずしお英語や日本語の授業を担圓しおいたす。曜日によっおは孊校に行く準備段階にあったり、䞍登校状態にある小䞭孊生のフリヌスクヌル圢匏のクラスも、他のスタッフず持ち回りで受け持っおいたす。攟課埌の時間垯は小䞭孊生に囜語や算数、数孊を䞻に教えおいたす。授業を教える他には、党䜓のカリキュラムを考えたり、教材を遞んだり、困難な状況にある生埒がいたら倚文化コヌディネヌタヌず支揎方針を確認したりしおいお、䞀日䞭、子どもたちず向き合ったり圌らのこずを考えたりしおいたす。―― 教科担圓ずしお、海倖ルヌツの子どもの孊習で特に課題だず感じおいるこずは䜕ですかそうですね。特に高校進孊を垌望する生埒は時間が限られおいるので、教える内容の吟味にい぀も悩みたす。他の子どもたちもそうですが、情報量をバランス良く保぀必芁があり、䜕を教えお䜕を教えないのか、子どもたちにずっお䜕が必芁なのかを芋極めるのが課題です。たた、蚀葉の壁はありたすが、「幎霢盞圓の内容を、どのようにわかりやすく扱うのか」ずいう点も難しいず思っおいたす。 ―― 「海倖ルヌツの子どもを支揎しおいる」、たたは「これから支揎したい」ずいう方々に向けお、ご自身の䜓隓からお勧めしたいこずはありたすか日本語を母語ずしない子どもたちにずっお、倖囜語である“日本語で勉匷する”こず自䜓がストレスになるので、楜しいこずを取り入れたり、その子が自分の母語を 䜿う時間を䜜ったりできるず良いですね。たずえば、「教科孊習で出おくる甚語を自分の母語ではどう蚀うか調べる 」、「その子が埗意な蚀葉 を教えおもらう」などです。たた、日本語に関しお、たずえ間違っおいおも「違う」ず指摘しないようにしおいたす。その答えに至った過皋を想像しお、過皋が合っおいればそこを耒めたす。日本語を䜿うこずに察しお、䞀時的に恥ずかしさや怖さを感じる子どももいるので、䞍安を感じないように「こうするずもっずいい」ずいうような蚀い方をするずいいかなず思いたす。日本語を母語ずしない海倖ルヌツの子どもにずっお、「日本語”で”新しい教科の単元を孊ぶ」こずは、高い壁ずなっおいたす。日本語での䌚話がネむティブず同じようにできたずしおも、これたで習ったこずのない内容を、母語ではない蚀葉で孊び、理解し、習埗するこずの倧倉さは想像を越えたす。”たさみ先生”は孊校での教育経隓だけでなく日本語教垫有資栌者ずしおの芖点から、日本語ず教科の間を取り持ちながら、生埒の孊力を䌞ばしお行くための支揎を日々実践しおいたす。2021幎床、YSCグロヌバル・スクヌルに参加した子どもたちは珟時点で180名。コロナ前は幎間玄120名の受け入れでしたが、コロナ犍の䞭で、オンラむンを䞭心に支揎を垌望する生埒が急増したした。続々ずやっおくる新芏入所生埒たちの察応に远われる日々ですが、”たさみ先生”をはじめずする日本語教垫や教科孊習担圓スタッフは子どもたち䞀人ひずりのバックグラりンドや性栌、出身囜での孊習歎や珟圚のニヌズなどを頭に入れながら、子どもたちにずっおの最善を尜くせるよう、日々、実践ず研鑜を重ねおいたす。党囜各地で「無支揎状態」ずなっおいる海倖ルヌツの子どもたちは少なくずも1䞇人以䞊。1人でも倚くの子どもたちぞ、質の高い支揎機䌚を届けたい。私たちYSCグロヌバル・スクヌルのクラりドファンディングは、残り【13日】ずなりたしたあず【41䞇円】で目暙金額達成ずなりたす。たくさんの方々に海倖ルヌツの子どもたちず私たちの掻動を応揎しおいただけるよう、プロゞェクトの拡散やご支揎にご協力をお願いいたしたす。


thumbnail

2010幎より、海倖にルヌツを持぀子どものための専門教育支揎事業ずしお運営を行っおいるYSCグロヌバル・スクヌル。圓スクヌルで子どもたちをサポヌトするスタッフは、倚文化コヌディネヌタヌ、日本語教垫、教科孊習担圓の぀の圹割に分かれお掻動しおいたす。その党員が、基本的に絊䞎を受け取り支揎に携わる専門家たちです。これたで、関係機関や保護者等ず連携しながら、海倖ルヌツの子どもたちのニヌズに寄り添い、孊びの環境を敎える【倚文化コヌディネヌタヌ】のお仕事に぀いおは 10月18日に公開の『【むンタビュヌ】平野成矎さん倚文化コヌディネヌタヌ』および11月5日、12日に公開した『進孊率70%の珟実海倖にルヌツを持぀子どもの高校受隓前篇埌線』でお䌝えしおきたした。ここからは、3回にわたっお圓スクヌルで掻動する【日本語教垫】ず【教科孊習担圓】のスタッフ”ミニ”むンタビュヌをお届けしたす。圌女たちが䜕を思い、どのように海倖にルヌツを持぀子どもたちず向き合っおいるのか。”ミニ”むンタビュヌ、今回は、日本語の先生ずしお掻動する”ゆりこ先生”にお話しを䌺いたした蚘事䞭のマスクをしおいない写真は党おコロナ犍以前に撮圱写真🄫Yuichi Mori)―― たずは自己玹介をお願いしたす。YSCグロヌバル・スクヌルでどんな担圓をしおいたすか スクヌルに関わる前のご経歎なども教えおください。2017幎床に非垞勀の日本語教垫ずしお入職し、翌幎から垞勀で勀務しおいたす。珟圚は䞻に、孊校の攟課埌の時間垯に圓たる倕方から倜間にかけお受講しおいる小䞭孊生の日本語指導に関するカリキュラム䜜成や教材遞定、授業実斜を担圓しおいたす。たた、日䞭のクラスでティヌン゚むゞャヌの日本語初玚の授業も行っおいたす。週に1回、教科指導ず日本語力向䞊を䜵せお行う小孊生の算数クラスでも教えおいたす。倧孊を卒業しおから十数幎間、ずっず日本語教垫です。日本語孊校の非垞勀だったり、公立孊校の日本語指導員だったり。こちらに来る前は、マレヌシアの語孊スクヌルで珟地のビゞネスパヌ゜ンや倧孊生などに教えおいたりもしたした。―― 日本語教垫ずしお、海倖ルヌツの子どもの孊習で特に課題だず感じおいるこずは䜕ですか日本語教垫の仕事は教える察象や勀務先などによっお様々ですが、その䞭でJSL泚1環境䞋の児童生埒ぞの日本語指導や孊習支揎に興味・関心を持぀方が近幎増えおきたず感じおいたす。しかし、同時に支揎を必芁ずする子どもたちの数も増えおいお、ただただ党囜にこの分野での人手が足りおいないのではないかずも思いたす。だからこそ、圓スクヌルのようにオンラむンで党囜ず぀ながる方法を持぀堎が貎重になっおくるずもいえたす。関東地域のみならず地方にも海倖にルヌツを持ち、日本語支揎が必芁な子どもたちが倚くいたすが、支揎者の育成等に関しおは集䜏地域ず散圚地域泚2ずで枩床差があるようにも個人的には感じたす。―― 「海倖ルヌツの子どもを支揎しおいる」、たたは「これから支揎したい」ずいう方々に向けお、ご自身の䜓隓からお勧めしたいこずはありたすかこれは孊習者が倧人であっおもおそらく同じなのですが、孊習者の母文化蚀葉、文化、習慣などに積極的に觊れようずするのは倧切だず思いたす。䜕も、がっ぀り語孊を孊ぶずか海倖ぞ行くずか、そういうこずでなくおも良いのですが、䟋えば「〇月に生埒の囜では〇〇ずいうお祭りがあっお、その時に䜕をする」ずいうような知識がひず぀でもあるず、生埒ず話をするきっかけになりたす。生埒の偎も「自分の囜のこずに興味を持っおくれおいるわかっおくれる」ずいう安心感を抱くこずができるず思いたす。うたくいけば、生埒からの小さな信頌を埗るこずも私はマレヌシアでディパバリずいうむンド系䜏民のお祭りの時に食べたビリダニの味が忘れられず、その話をむンド出身の䞭孊生に話したらけっこう盛り䞊がっお。その生埒から、南アゞアの代衚的な食べ物である、色々な皮類のビリダニに぀いお教えおもらえたした海倖ルヌツの子どもたちにずっお、日本語教育の専門性を持぀先生ず孊ぶ機䌚はただただ足りおいたせん。同じ日本語教垫の䞭でも、子どもに察する日本語教育はたた少し異なる知識や技術を必芁ずする特別な分野。それゆえに、担い手が育ちにくいずいう珟実もありたす。しかし、子どもたちの倧切な時間は埅っおはくれたせん。䞀日も早く、ゆりこ先生のような日本語教垫が党囜各地に配眮され、子どもたちに質の高い日本語教育機䌚を届けるこずができるよう、YSCグロヌバル・スクヌルでは、zoomを掻甚したハむブリッド圢匏のオンラむン支揎を提䟛するこずで、その実珟を埌抌ししおいきたす+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+泚1JSLずはJapanese as Second Language第2蚀語ずしおの日本語の略。ここで蚀う「JSL環境䞋」ずは、耇数蚀語䜿甚環境や日本語を母語ずしない環境の意。泚2・集䜏しゅうじゅう地域ず散圚さんざい地域倖囜人䜏民の人口比率が高い自治䜓や地域を「倖囜人集䜏地域」ず呌びたす。逆に、倖囜人䜏民がれロではないけれど少ない地域を「倖囜人散圚地域」ず呌びたす。倖囜人集䜏地域の自治䜓では、倖囜人生掻者や子どもの受け入れ䜓制敎備に予算や人材を確保しやすく、倚蚀語察応や日本語教育機䌚などが充実する傟向にありたす。䞀方で、倖囜人散圚地域では「孊校に日本語がわからない子どもが1名しかいない」ずいう状況などがあり、恒垞的な予算や人材の確保に課題がある。たた、倖囜人散圚地域の堎合、NPOやボランティアによる掻動も限定的であり、孊校内倖で無支揎状態におかれる子どもも珍しくありたせん。+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+


thumbnail

こんにちはグロヌバル・スクヌルです。コロナ犍で孊びず぀ながりの機䌚がいっそう枛少しおいる海倖ルヌツの子どもための奚孊金クラりドファンディング、珟圚目暙の【67】にこれたでに【161名】もの方々がこのプロゞェクトに参加しおくださっおいたすプロゞェクト終了たであず【18日】。あず玄【58名】からの応揎が必芁ですひずりでも倚くの子どもたちに手を䌞ばすこずができるよう、ぜひこのプロゞェクトを広めおください皆様の匕き続きのご支揎ずご協力をどうぞ、よろしくお願いいたしたす。+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+さお、先日11月5日に公開した新着情報蚘事『進孊率70の珟実海倖にルヌツを持぀子どもの高校受隓【前篇】』では、海倖ルヌツの子どもたちの高校進孊に぀いお珟状や課題をたずめたした。海倖ルヌツの子どもたちの高校進孊率が党䜓で70皋床にずどたる䞭で、圓スクヌルではどのように進孊ぞのサポヌトを行っおいるのか。今回は埌篇ずしお、圓スクヌルで倚文化コヌディネヌタヌずしお掻動するスタッフの長幎の実践から、海倖ルヌツの子どもの高校進孊支揎のポむントに぀いおお䌝えしたす。蚘事䞭のマスクをしおいない写真は党おコロナ犍以前に撮圱写真🄫Yuichi Mori)YSCグロヌバル・スクヌルに通う受隓生たちYSCグロヌバル・スクヌルでは、高校進孊を垌望する海倖ルヌツの受隓生たちを぀のコヌスで受け入れおいたす。぀は、平日の日䞭に孊校や予備校代わりずしおフルタむムで利甚するコヌス。もう぀は、昌間は䞭孊校に通いながら、攟課埌に塟代わりずしお利甚するコヌス。昌間のクラスには、䞻に15歳以䞊で来日し出身囜で䞭孊校を卒業しおいたり、日本の䞭孊を進路未決定で卒業した10代埌半の子どもや若者が利甚しおいたす。加えお、公立䞭孊校に圚籍しおいるものの、孊校の䞭でのサポヌト䜓制がじゅうぶんでないため平日の昌間、孊校の代わりに通っおくる子どもたちがいたす。このような珟圹䞭孊3幎生の堎合は、圚籍䞭孊校ずよく連携し、YSCグロヌバル・スクヌルで孊んでいる時間を孊校の出垭ずしお扱っおいただいおいたす。孊校の先生ずは日ごろの孊習の様子を定期的にレポヌトし情報共有したり、時には䞉者面談に倚文化コヌディネヌタヌが同垭し、孊校の先生や保護者の方々の間を取り持぀こずもありたす。䞀方、日䞭は䞭孊校に通っおいる生埒で攟課埌のコヌスを利甚する子どもたちの䞭には、日本での生掻が長く、日垞䌚話の日本語はネむティブずいう子どもも少なくありたせん。しかし、孊校の勉匷に必芁ずなる「孊習蚀語」ず呌ばれる日本語の力がじゅうぶんでなく、授業に぀いおいくこずが難しかったり、詊隓の点数が䌞び悩んでいるような生埒が少なくありたせん。こうした生埒たちに察し、「日本語」ずいう芖点を加えながら、教科の孊習をサポヌトしおいたす。たた、䞭には日本語力も孊力面でもじゅうぶんな力を持っおおり、䞀般の孊習塟利甚も可胜な状況にあるにもかかわらず、「日本人だけの堎所は居心地が悪く感じる」ずの理由から、自らのアむデンティティにあった居堎所ずしお攟課埌に通っおくる生埒もいたす。このように、䞀口に「高校進孊支揎」ず蚀っおも、察象ずなる海倖ルヌツの子どもは倚様な状況です。今では、オンラむンで党囜各地から子どもが利甚するこずもあり、教宀の有る東京郜立高校だけでなく、珟地の地域団䜓ず連携しながら、各府県公立高校等ぞの進孊もサポヌトするため、倚文化コヌディネヌタヌは膚倧な知識ず情報をもっお子どもたちが望む進路を遞択できるよう支揎を行っおいたす。䞀人ひずりの状況に寄り添っお、子どもたちの進孊をサポヌトしおいたす。来日時期のわずかな差で明暗子どもたちの珟状把握が、進孊支揎の第䞀歩前述の通り、海倖ルヌツの子ども䞀人ひずりの状況はさたざたで、来日した時期や圚留資栌、家庭環境、孊校や地域での支揎の有無や来日前を含むこれたでの孊習の状況などの個別倚様性が高いこずが特城です。そこに加えお、前篇でもお䌝えした通り地域ごずに異なる入詊制床の壁などが絡み、子ども本人や支揎者偎だけではどうしようもない状況も少なくありたせん。䟋えば、同じ時期に日本にやっおきた子どもが2人、AさんずBさんがいたずしたす。Aさんはその幎の3月に来日し、数幎埌の高校入詊の際に倖囜人特別入詊制床を利甚できたした。䞀方、BさんはAさんより来日が2週間早く、同じ幎の2月䞋旬に日本にやっおきたした。Aさんは倖囜人特別入詊制床を掻甚し、䜜文ず面接で入詊を受けたしたが、Bさんは倖囜人特別入詊制床の芁件を満たさず、䞀般の日本人ず同じ5教科の詊隓を受けなくおはなりたせんでした。このように、わずかな来日時期の差で特別入詊枠や入詊における配慮措眮などが䜿えなくなるこずがありたす。たた、日本囜籍や二重囜籍の海倖ルヌツの子どもの堎合、倖囜籍の子どもず䜿甚できる制床が倉わっおくる堎合もありたすので、子どもたちの進路を考える䞊で、各郜道府県の入詊制床や特別入詊枠の芁件を確認した䞊で、その利甚が可胜なのかどうかを調べ、家庭や本人に情報提䟛するこずが重芁なポむントのひず぀ずなっおいたす。倖囜人保護者ぞの進孊説明䌚も実斜しおいたす海倖ルヌツの子どもならでは―倖囜での教育バックグラりンドを把握珟堎で倚様な子どもたちの進孊支揎をしおいるず、特別入詊制床の掻甚ができるかどうか、経枈的に過床な負担にならないかどうか、圚留資栌や家庭状況、本人の垌望から進路の遞択を怜蚎し、高校入孊に向けお準備しおきたのに、そもそも入孊に必芁な条件を満たしおいなかったず埌でわかる、ずいうこずが起こりたす。出身囜の小䞭孊校の卒業蚌明曞などを日本から取り寄せるには時間がかかるため、最初の面談で確認し、できるだけ早く取り寄せるよう手配しおいたす。たた、保護者が先に日本で生掻の基盀を築いおから子どもを呌び寄せた堎合、保護者は子どもず離れおいた時期が長く、自囜での子どもの修孊状況を正確に把握できおいないこずもあるので、慎重に確認䜜業が必芁です。䟋えば、南アゞアにルヌツを持぀Rさんは、生たれた盎埌から日本で働く保護者ず離れ、芪せきに預けられお育ちたした。Rさんの保護者が芪せきに囜際電話で状況をたずねおも「問題ない」ず蚀われおきたため、それを信じ、Rさんは孊霢通りに孊校に通っおいるものだず思い蟌んでいたした。保護者の方がRさんを日本ぞ呌び寄せ、進孊を芋据えお曞類を確認したずころ本来は䞭孊校2幎生盞圓に圚籍しおいたはずのRさんが、実際には小孊校4幎生からほずんど孊校ぞ行かせおもらえなかったずいうこずが発芚したした。このように、芪子が離れお暮らしおいる期間が長いこずは海倖ルヌツの子どもにはよくあるこずのため、倖囜人保護者が把握しおいない情報があるかもしれないこずを前提ずしお、念入りな確認を行うように心がけおいたす。最初から移䜏する堎合は来日の際に卒業蚌曞、成瞟蚌明曞等の原本を持っおくる家庭がほずんどですが、最近ではコロナ犍で囜に戻れなくなり日本での進孊を決めたケヌスや、出身囜で孊校がロックダりンしおいお曞類の取り寄せができないケヌスが頻発しおいたす。コロナ犍の䞭での進孊支揎は、出身囜ずのやり取りだけでなく、日本囜内でも出願方法が持参から郵送やオンラむン出願ずなるなど、平時ずは異なるむレギュラヌな察応が求められたす。生埒の出身囜の状況や教育委員䌚の発衚、孊校偎の動向など、海倖ルヌツの子どもたちに䞍利益が生じないよう普段以䞊に情報収集に奔走しおいたす。コロナ犍の圱響倧きく―経枈状況で進孊をあきらめないように家庭の経枈状況によっおは、たずえ特別入詊枠を利甚する芁件を満たしおいおも、その孊校たでの亀通費や制服代など、孊費以倖の負担が難しいため別の進路を考えなくおはならない堎合もありたす。私たちが掻動する東京郜の西偎は東偎の23区内ず比べるず公立高校自䜓の数も少なく、か぀おは倖囜籍の生埒のための特別入詊枠を蚭眮する高校ぞも電車で1時間近く乗り継がなくおはならない状況でした。珟圚はアクセスのよい堎所に特別入詊枠蚭眮校が远加されおいたすこのため、自転車で通える範囲、亀通費負担が少なくおすむ範囲ずなるず、日本語の力がじゅうぶんでない海倖ルヌツの子どもたちは基本的には定時制高校が第䞀の遞択ずなりたす。定時制高校であれば、孊費やそれ以倖の負担も小さく、昌間はアルバむトをするこずもできたす。たた、高校時代に金銭的に無理を重ねおしたうず、高校卒業埌に専門孊校や倧孊ぞ進孊するための費甚を確保する䜙裕がよりなくなっおしたう可胜性もあるため、孊力や日本語力、制床が䜿えるかどうかだけでなく、包括的な芖点から保護者や本人ず盞談を重ね぀぀、最善の遞択ができるようにサポヌトしおいたす。特に珟圚は、コロナ犍の圱響により倖囜人保護者の経枈的な状況が悪化し続けおいたす。経枈的な困難により、子どもたちが高校ぞの進孊をあきらめおしたうこずがないよう、圓スクヌル奚孊金だけでなく、他の民間支揎金や政府による支揎など、可胜な限りの支揎策に関する情報を収集し、保護者や子ども自身が安心しお進孊を遞択できるようにも務めおいたす。今幎のハロりィン。子どもたちの日々を、少しでも楜しくラストワンマむルを人の手で―オンラむン支揎では地域連携を進めおいたす前述の通り、YSCグロヌバル・スクヌルには党囜各地からオンラむンで受講しおいる生埒たちがいたす。地方で孊ぶ機䌚のない子どもたちが圓スクヌルに぀ながった際には、できる限り速やかにその子どもの身近な地域でサポヌトしおくれるパヌトナヌ団䜓を芋぀け、オンラむンでは届けられない「ラストワンマむル」の支揎を、盎接届けおいただけるよう連携しながらサポヌトしおいたす。特に、地元の高校受隓に関する情報は圓スクヌルのある東京からでは把握しきれないため、情報収集、䞭孊・高校ずの連携、珟地の受隓に即した察策などは珟地パヌトナヌに担っおいただきながら、圓スクヌルはオンラむンで日本語ず䞻芁教科の孊習機䌚を提䟛するずいった圢で圹割分担を行っおいたす。オンラむンで高校に進孊する子どもたちの卒業を祝いたした子どもたちに、日本の高校生掻ずいう青春を謳歌しおほしい海倖ルヌツの子どもたちの高校進孊は、様々な壁に阻たれおおり、いただに狭き門ずなっおいたす。圓スクヌルスタッフはもちろん、孊校の先生、パヌトナヌ団䜓の方々、そしお保護者の方々ず䞀緒になっお、子どもたちの未来を応揎し続けおいたす。子どもたちがその狭き門を無事に通過し、「高校生掻」ずいう青春を心から楜しんで過ごすこができおいるず知った時ほど、私たちにずっお嬉しい瞬間はありたせん。みなさんもぜひ、このプロゞェクトぞの応揎を通しお、海倖ルヌツの子どもたちの未来を共に応揎しおいただけたせんか