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「捨てられるいのちを減らし、猫の笑顔を増やしていく」森のごちそう誕生

猫にとってスーパーフードと言われているシカ肉・イノシシ肉。でも日本では害獣として年間124万頭が捕獲されているにも関わらず9割が破棄されています。いのちをムダにせず、それを愛する猫の“ごちそう”として利用をしています。

現在の支援総額

617,542

277%

目標金額は222,222円

支援者数

180

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/26に募集を開始し、 180人の支援により 617,542円の資金を集め、 2021/11/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

617,542

277%達成

終了

目標金額222,222

支援者数180

このプロジェクトは、2021/10/26に募集を開始し、 180人の支援により 617,542円の資金を集め、 2021/11/22に募集を終了しました

猫にとってスーパーフードと言われているシカ肉・イノシシ肉。でも日本では害獣として年間124万頭が捕獲されているにも関わらず9割が破棄されています。いのちをムダにせず、それを愛する猫の“ごちそう”として利用をしています。

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「森のごちそう」クラウドファンディングも残り3日となりました。既にご支援いただいた方、ありがとうございます。猫が本能的に欲しがる食事を開発するために「腸内細菌」について調査しました。人の領域でも最近よく耳にする腸内細菌について100匹の猫ちゃんに試食をしてもらい、2つのことを調べました。わかったことをシェアします。①食べた猫と食べなかった猫の腸内環境の違い②1週間「森のごちそう」を食べ続けたときの腸内環境の変化肉食の猫が草食化!?本来、猫は肉食動物と言われています。獲物であるネズミを捕食することで、必要な栄養素を補っていました。肉食動物といっても捕食するネズミは穀物などを食べているため、炭水化物などの栄養素が全く不要なわけではありません。ただ、猫の腸は、お肉を分解するのに最適なつくりをしているのです。逆に生野菜などを消化するのは非常に苦手です。100名のnyatchingユーザーに、森のごちそうの試食と、便のご提供、アンケートにご協力いただきました。森のごちそうを「食べた猫」と「食べなかった猫」の腸内環境に違いがあるのか、調査をしてみたのです。結果は「食べなかった」猫には、草食動物に多い腸内細菌が多く存在する傾向にありました。最近の研究によると腸内細菌は嗜好性に影響を及ぼすとも言われています。草食動物に多い腸内細菌が増えたことにより、猫の嗜好性も草食化し食いつきが悪かったのかもしれません。なぜ、腸内が草食化しているのか。原因は普段の食事にあります。市販のフードの中には肉の含有率が低いドライフードがあります。獣医師や動物栄養士に聞くとできれば肉の含有率は80%以上のフードを食べさせてあげて欲しいとのこと。肉の含有率が低いフードには、穀物や炭水化物などが多く含まれていたりします。そのフードを日常的に与えていると、腸内環境が草食化しお肉含有率ほぼ100%の森のごちそうを食べなかったのかもしれません。森のごちそうを食べると肉食性が増す!?10匹の猫ちゃんに7日間「森のごちそう」を食べていただき、腸内環境の変化を観察しました。毎日の便を解析していくと、10匹全ての猫の腸内細菌に変化がありました。肉食系の動物に多い腸内細菌が増えていったのです。猫の腸内細菌の研究はまだまだ進んでいないので、今後も追求していきたいと思います!猫の腸内細菌を深掘っていくことも大事そうです。


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年間124万頭の鹿や猪が捕獲され、9割が破棄されている。ネットのニュースで見たことがある方もいると思います。ただ、猟師さんも農家さんも含め、誰一人として命を無駄にしていいだなんて思っていません。この9割の破棄処分は、ある意味、仕方がないことでもあるのです。私たちはこの事業をスタートする上で、有害駆除、狩猟、について根っこから理解する必要があると思い、インターネットで調べたり、人に話を聞いたりするだけでなく、実際に狩猟免許を取得し、一員として有害駆除を体験してきました。 一年ほど体験し「なぜ、捕獲された鹿、猪が9割も破棄されているのか」その理由をシェアします。9割が破棄されてしまう最大の理由。一言でいうと狩猟は、本当に、本当に、大変だから。鹿を活用しようとすると、体力も、時間も、手間も想像以上にかかります。そして、狩猟は下手すると猟師の命も奪われる可能性もある危険な仕事です。畜産とは異なり、野生の鹿は山の中。険しい環境の中で、捕獲しなければなりません。商品として世に送り出せるクオリティを担保することはとってもハードなことなのです。 サボることが許されない毎日の罠確認鹿を捕獲するには、罠を仕掛ける必要があります。例えばくくり罠。一人の猟師さんが設置するくくり罠は数十箇所にも上り、そこに鹿がかかっているか毎日確認しにいかなければなりません。暑い夏の日だと鹿が熱中症で死んでしまったり、逃げようとして絡まって閉まったりするため、毎日確認しなければいけません。発見した時に死んでいる鹿は、商品にはできないため、1日2回確認しにいく人もいます。そして、罠は斜面のきつい山中にあり、罠にかかっているか確認する作業だけでも、毎日、時間と体力が必要なのです。生きようと必死の鹿を捕獲する罠にかかった鹿の捕獲は、常に危険と隣あわせ。特に雄鹿は鋭いツノが生えているので危険。猟師がツノに刺される死亡事故が年間何件もあるほどです。鹿との呼吸を合わせ、一瞬の隙をみて捕獲。生きようと必死の野生の鹿を捕獲するには、力と技術が必要なのです。また、猟師は「できるだけ鹿が苦しまないように」捕獲を心がけますが、少しの油断が命取りになる場合もあります。スピードと技術が必要な血抜きと捌き捕獲した鹿がお肉として利用されるためには「血抜き」「捌き」この技術とスピードが大切です。商品として流通させるには鹿を加工所へ持っていき、止め刺しから2時間以内で内臓処理をしなければなりません。鹿は60kgを超えるものもあります。捕獲場所から加工所へ持っていくことは想像以上に大変です。特に捕獲場所は険しい森の中の場合など、一人で運ぶことはほぼ不可能で、何人か協力をしてもらいながら運ばなければならないのです。鹿肉に価値を感じてもらい、みんなで活用率を高めたい鹿肉は、猟師が命懸けで、体力と技術を使って新鮮なお肉にしています。鳥、豚、牛などの畜産とは異なり、現状は効率化が非常に難しい業界です。本当に想いがないとできません。そんな想いの強い猟師さんたちのおかげで、1割の鹿が活用されているのです。鹿肉は鳥や魚に比べて確かに高い食材かもしれません。チェルシーズチョイス森のごちそうも、量販店で販売されているフードに比べたら非常に高級な価格です。しかし、少しでもその価値を認めていただき、猟師さんに稼いでもらい、大変だけど捨てるのではなく、活用できるように頑張ろう、と思ってっもらえる仕組みを築きたいと思っています。大自然を駆け巡ったいのちを感じてほしい  今となっては家の中で暮らすことが当たり前となった猫。でもきっと先祖は鹿と同じように大自然の中で暮らしていたんじゃないかなと思います。そんな猫にこそ、大自然を自由に駆け巡って育ってきた鹿の命をいただいて欲しいとおもいます。


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 『森のごちそう』を開発した理由は本文にあるように「鹿肉は猫にとって本当に良い食材」だから。ただ、私たちが鹿肉を扱う理由はもう一つあります。 今から2年ほど前のこと、旅行で沖縄県北部のヤンバルに訪れました。そこにはまだ手付かずの大自然が広がっており、鳥の声、虫の声、緑の音、風の音が聞こえてきました。動物、植物、微生物、さまざまな生き物がひとつの森に共存し暮らしてしていました。誰もいない森の中を歩くと、不思議に思うことがありました。森にゴミが存在しなかったのです。落ち葉は微生物が食べ、虫の死骸は鳥が食べる。誰かの不要なものは、誰かの必要なものとなり、そこに不要な存在などなかったのです。 でも、街へ戻ると、ゴミがありました。でもこの不要なものって、誰かにとって「必要なもの」にできないかな。そう考えるようになりました。  そんなことを考えていたときに、ある村に暮らす男性に出会いました。お仕事は、建設、廃品回収、猟師。三つの仕事で大忙しの方です。「村が、山が、ゴミで溢れるのがいやだ」そんな思いを持たれており。古民家を建て壊す時にでてくる家具や小物など、一見不要そうと思うようなものも持ち帰り綺麗に磨いて再利用。そして害獣とされている「鹿」や「猪」は完璧までに血抜きをし、精肉となり、村の観光資源に。この方の周りに「無駄なもの」なんてなかったのです。「そうか、不要なものを、価値あるものに変える役割を担っている人が少ないから、ゴミになってしまうのか」 目新しくて、新しくて、話題になる商品、確かに売れるかもしれません。だけど、私たちがしなくても新商品は生まれる。私たちは、新しい資源を活用するのではなく、一見無駄となっているものに価値をつけ、資源として再利用したい。そんな役割を担う企業でありたいと考えるようになったのです。私たちはこれまでも、これからも、猫、動物に特化した事業を行なって行きます。動物と共に事業をしている私たちにとって、年間124万頭ものシカ・イノシシが捕獲されているのにもかかわらず、活用されているのはたった1割という現実は見逃せませんでした。 無駄になっているシカの命をできるだけ減らし、猫の笑顔を増やしていく仕組みを作るために、とびっきり美味しいフードを作りました。 猫と猫の飼い主さんと共に、鹿のいのちに感謝する流れを築けると嬉しいです。