今日も暖かいご支援誠にありがとうございます!!
ご紹介も多くいただき多くの方々にご覧いただき少しづつ盛り上がってきている手応えを感じております。皆様の暖かい気持ちに感謝するばかりです。
現在、目標金額の43%(650,000円)のご支援を50人ほどの方々からいただきました。このまま気を緩めず走り続ければ目標金額達成できると信じております!
まだ迷っている方、傍観している方、プロジェクトをまだ知らない方々など沢山いらっしゃるかと思います。皆さまお一人お一人の支援が出版への力となります。暖かいご支援で写真集出版を達成させて下さい!どうぞよろしくお願い致します!
小関一成
今年一年で何度も見返しているTV番組があります。
日曜美術館「写真家ソール・ライター いつもの毎日でみつけた宝物」
写真にそれほど興味ない方でもソールライターの名前を耳にした事がある方も多いかと思います。
日本でこれまで全く聞いたことのなかった無名の写真家の写真集はベストセラーとなり、写真展永遠のソールライターが多くの人気を集めたのも新しい記憶です。
彼の最初の写真集『Early Color』Saul Leiterは
2006年ヨーロッパのとある出版社から出版され異例の大ヒットとなりました。
その出版社はドイツの出版社「steidl」(シュタイデル)
そのシュタイデルのゲルハルトシュタイデル氏は映画「世界一美しい本を作る男-シュタイデルとの旅-」として映画化されました。
とても美しい写真集を作る出版社として、その造本工程や考え方、写真集の材料に関する事などとてもこだわりを持って制作されて、多くのファンを魅了してきました。
たとえ、写真家さんを知らないとしてもSteidlの作った本という事で、売れてしまうのだとか。
ソールライターが一躍有名となったのは、この出版社から初の写真集が出版されたことと無関係とは思えません。ゲルハルトシュタイデル氏が出版する意味があると信じ、そして、写真評論家さんや様々な人の目に美しい写真集が触れ、一般の方々の目にも届いたのだと思います。
昨年亡くなられた、尊敬する山形出身の鬼海弘雄さんの写真集「ペルソナ」は日本で発売されましたが、様々経緯は省きますが、その後「Steidl」から発売され今は絶版となっています。欲しかったのですがプレミア価格で未だ見れないでいるのですが。
世界では素晴らしい写真集を作る出版社が多くあるかと思いますが、その中でシュタイデルを含め、先日、Lensculture Critics'Choice Award2021で受賞した際に僕の写真を選んでくださった Nazraeli Press(森山大道さんなど多くの日本人写真家さんも手がけ、マイケルケンナさんの写真集も多く出版されています)など、こんな素晴らしい造本をされる出版社から出版できたら素敵だなあと思う出版社はいつくかあります。
しかし、日本にもそんな美しい造本をする出版社があり、その一つが今回お願いする予定でいる「冬青社」なのです。冬青社から出版された方の作品集は、土門拳賞にも何度もノミネートされていたりするのですが、
高橋社長は写真集ではなく、それを作品集と呼びます。
きっと、素晴らしい写真集が出来る。僕はなんでも知っている訳ではありませんが、
それだけは間違いない事だと思っています。
その作品集を少しでも多くの皆様に、ご覧いただければとても嬉しい事です。
出版への後押しをどうぞよろしくお願い致します。