01(ゼロワン)指導法とは
こどもが興味を持って集中できる短時間に確実に理解させる指導方法です。理解させるとは…自分ひとりで出来るということ。出来たことは自信になって、次もやってみたい。教えてあげたい。見て欲しい。満足感や充実感になって次への挑戦意欲を生みます。苦痛なく確実に身につく教育的な要素を持った指導方法です。自己満足や子どもだからと子どものせいにするのではなく、子どもが理解できないのは指導者が悪いという常に相手の立場に立って子ども性を理解し進める指導を総称して、当園では01指導法といいます。
我々は一人一人の子の二度と帰らぬ今の一瞬を預かっているのですから真剣に向き合わねばならないことはNASAと同じです。
01(ゼロワン)は、アメリカNASAの宇宙開発の中で使用された開発プログラムの名称をお借りしました。宇宙開発にはとてつもない目標(有人ロケットで月に行くなど)を立て、多数の人命と莫大な予算を賭けるプロジェクトであるから、小さなビス1本に至るまで規定通りに製造され時間内に納品されなければなりません。このビスを製造するのはどこかの町の小さな工場かも知れません。実際の製作を担当する人もわかりません。いかに厳格な仕様書で発注しても、人間の注意力は変わるものではありません。そこで最終目標である「月へ人を送るロケットの部品」だと知らせて製作してもらうことで不良品0%の製品を目指すのです。
最終目標を001として必要な「ロケット」と「人」を002、「ロケット」と「人」を作るに必要なそれぞれの「機体」「エンジン」・「体力」「知能」などを003と言うように鼠算式に増える多種多様な段階・工程を網羅して隅々の関係者にも自分が全体計画の何を行っているのかが解り、多数の人々の認識で失敗しない打ち上げを目指すプログラムの名称です。
当園では子どもに対して誠実な専門職としての保育者でなければならないと考えています