とてもとても悲しいことに戦争が始まってしまった
涙が止まらない
ウクライナの子どもは
「今日は大きな音で目が覚めた。それが戦争だって」
と涙をためた目で話していた
社会が不安定になってもっとも傷つくのは
未来である子どもだ
暴力はいけない
子どもだって知っているあたりまえのこと
でもあたりまえはあたりまえではない
戦争はすべてのあたりまえを壊す
こんなときに自分の事業のためのクラウドファンディングをしていていいのか?
とても葛藤がある
もちろん、このクラウドファンディングは自分のためではなくて
未来を担う子どもたちや若者をサポートするためのもので
豊かな未来を残すためのものだから
平和を願う思いとベクトルは同じではある
それでも
この時期に私は今これでよいのか?と迷う
この思いは3.11東日本大震災のときにも味わった
その瞬間、私は大学院の修了式を数日後に控えていて
最後の倉敷生活を味わうために美観地区の大原美術館にいた
くしくも、そのときエル・グレコの聖母マリアの受胎告知の絵を見て感動していた
(エル・グレコはギリシャの画家。社名のククリテのククリはギリシャ語だ)
修了式後には、借りていた家を引き払い、長野へ行くことが決まっていた
倉敷では、全くといって大災害の気配はなかったのに、
長野につくと街は暗く、スーパーは品不足になっていた
長野は始めて住む土地だったので家族も友人も皆無
仕事は4月からなので、仕事仲間もまだいなかった
ネットはなくてスマホじゃなかったからSNSも見れない
TVはずっと公共広告機構が流れている・・・
あの時、多くの犠牲者をみて
なぜ自分は生き残っているのかと
生き残らされた意味を答えも出ないのに孤独の中思い悩み葛藤した
幸い私には4月から始まる福祉の仕事があって
目の前の子どもと親たちを助けることに専念することで
その葛藤を昇華した
それが正解だったのかはわからない
そして今回も
そんな葛藤をごまかすアイデアかもしれない
やり場のない思いを紛らわすためのアイデアかもしれない
そんなエゴからくる粗末なアイデアかもしれないけど
今、私はそうしたいからそうしようと思う
みなさんからいただいた寄付の一部をウクライナに寄付しようと思います
きっと、すでに応援してくださった方からの異論はないと確信しています
株式会社ククリテは、困った人たちへ手を差し伸べる会社です
そのために必要なことをする会社です
そのスタートを切るためのクラウドファンディングですから
必要なことをしたいと思います
もちろん、シェアハウスを通して
日本の未来を担う若者とひとり親のサポートも全力でがんばりますので
引き続き、応援よろしくお願いします