烏梅の神様を探す旅シリーズ。奈良 月ヶ瀬 尾山天神神社
御祭神
菅原道真公
園生姫
西暦1331年の元弘の乱。後醍醐天皇は京都を脱出するも、笠置山で捕えられる。後醍醐天皇の女官の一人の園生姫(姫若)は家来と共に月ヶ瀬まで逃れる。力尽きて倒れていた園生姫を村人は手厚く看病した。
元気になった園生姫は、尾山天神神社に植えられた梅の実を見つけ、烏梅の製法を村人に伝える。烏梅は京都で高値で売れたので村人は競って梅の木を植え烏梅を作った。
村人が植えた梅は毎年綺麗な花を咲かせる。五月川の清らかな流れと豊かな自然は人々を魅了し、名勝月ヶ瀬梅林として今に続く観光名所となる。
春の夜には辺りは梅の香りに包まれ、川の瀨には月の光が金色や銀色に映る。
この地は月ヶ瀬と呼ばれるようになった。
園生姫は京都に戻ることは無かった。没後当神社に合祀され、今も信仰されている。
天神さんをお祀りするつもりで、売れても売れなくても梅を焼け。中西家
園生姫が暮らした地は『園生の森』と呼ばれ、一部は梅古庵畑として梅と紅花を栽培している。
#南朝
#吉野朝廷
#大覚寺統
#三種の神器
#後醍醐天皇
#園生姫
#姫若
#新田義貞
#北朝
#京都朝廷
#持明院統
#光明天皇
#足利尊氏
#南北朝時代
#元弘の乱
#比叡山
#笠置山
#隠岐島
#月ヶ瀬
#尾山天神神社
#菅原道真公
#天神さん
#烏梅
#園生の森
#梅古庵