
にっぽんの宝物コンテスト全国大会の食・地域価値部門にて準グランプリをいただきました。
梅まつり最盛期の月ヶ瀬から現場を離れることは難しく、当初は辞退を考えていました。
忙しさに加え、この大会は地方に隠れた商品を、セミナーに参加して半年かけて磨き上げ、知恵を重ね、コラボレーションし、ストーリーを加え、見え方を変え、全国で売れる商品へとブラッシュアップした成果を競う場だからです。
烏梅は千三百年前に遣隋使によって伝えられた薬でした。『医心方』や『延喜式』にも記され、飲み方まで残る歴史があります。
現代に合う形へ変化させることも大切です。烏梅をアレンジした烏梅コーラや烏梅ソースも開発してきましたが、今回はあえて変えないという選択をしました。
千三百年の歴史そのものを、飲んでいただく。
「歴史を飲む」烏梅茶の一本勝負です。
全国大会の辞退を伝えたあとも主宰からは何度も熱心にお声がけをいただき、オンラインでの参加でも構わないとのお言葉を受け、
そして何より背中を押してくれたのはクラウドファンディングで寄せていただいた声援です。50名を超える皆さまの想いが、迷いを決意へと変えてくれました。
満開の月ヶ瀬梅林を背景に、梅まつり最盛期の大変な賑わいの中から全国へ中継されました。渓谷を彩る梅と、多くの来訪者であふれる風景を全国に届けられたことは、確かな足跡を残せたように感じています。
もともと烏梅をつくるために植えられた十万本の梅が、いまは人を呼ぶ花となっていること。
その歴史と現在の姿を同時に伝えられたことは、月ヶ瀬という地域にとっても意味のある機会になったのではないかと思います。
出るからにはグランプリを目指しました。結果は準グランプリ。悔しさもありますが、変えずに挑んだ価値を少し届けられたのではと思います。
応援してくださった皆さまありがとうございました。
一過性や派手さではなく、先人が築いてきた歴史を大切に、千三百年の続きをこれからも月ヶ瀬で丁寧に重ねてまいります。
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