[記憶に残そう] 景観形成重要建造物『旧加古川図書館』~デジタル化保存~

多額のコストは、建築物を保存する場合、必ず直面する課題です。このプロジェクトは、建築にまつわる方々や、建築の『役割』に着目した取り組みになります。加古川の文化を担ってきた「文化財」や、これからの文化を担うであろう「新しい世代」、そして「未来」について、議論し、助け合えるシステムを作ります。

現在の支援総額

33,500

2%

目標金額は1,250,000円

支援者数

2

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/14に募集を開始し、 2022/03/31に募集を終了しました

[記憶に残そう] 景観形成重要建造物『旧加古川図書館』~デジタル化保存~

現在の支援総額

33,500

2%達成

終了

目標金額1,250,000

支援者数2

このプロジェクトは、2022/02/14に募集を開始し、 2022/03/31に募集を終了しました

多額のコストは、建築物を保存する場合、必ず直面する課題です。このプロジェクトは、建築にまつわる方々や、建築の『役割』に着目した取り組みになります。加古川の文化を担ってきた「文化財」や、これからの文化を担うであろう「新しい世代」、そして「未来」について、議論し、助け合えるシステムを作ります。

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旧加古川図書館については、度々ネットニュースで見ておりました。また、母校が加古川に所在していたため、加古川近隣は、いまでも"地元"のように思っています。古い知り合いもまだいます。コロナ禍で職を失ったものもいます。プロジェクトで掲げる「助け合えるシステム」は、文化財の保護以外にも、実際に困っている方や、逆境に挑戦する方への援助を目的としています。これは、理学療法士としての経験が元になっています。そして、医療・福祉従事者として感じるのは、みんながバラバラな時にこそ、集まれて・話し合えて・助け合えるシステムが必要だということです。 ①集まる、②話し合える、③助け合える、の3点は、建築物の本質的な役割だと考えています。 今よりずっと昔、まだ人間が原っぱで火を囲んでいた頃、木を伐り、石を積み、何やら構造物を作るものが現れ始めたのが建築の原型です。そこでは、集まって、話し合えて、助け合えることが当たり前でした。 ザハ・ハディドや安藤忠雄など、何やらすごい建築物が現代にはたくさんありますが、その全てが、より良くしようとする人間が人間たりえる欲求が含まれていると思っています。そして、根底には建築物の本質的な役割が存在します。 旧加古川図書館においては、置塩章先生の『加古川の文化を担う』という希望と願いから、設計されております。建築物の本質的な役割である、①集まって、②話をして、③助け合える、という3点に『加古川の文化を担う』という意思を含ませたコミュニティを構築する。 これが、不肖ながらわたくしが考えた『建築物の役割をデジタルプラットフォームに置き換える保存』、旧加古川図書館[デジタル化保存]となります。


PhotoshopとIllustratorを使いました。旧加古川図書館の画像をフィルターで加工します。そのままフィルターするとステンドグラスが黒つぶれするので、トーンカーブで調整が必要です。旧加古川図書館の正面は、素晴らしくかっこいいですね!前面道路が狭く、アプローチが短いので、視界に入れば、自然、見上げる形となります。大きさの割にスケール感が際立つ要素ですね!威容を備える正面も素敵ですが、側面の親しみあるスケール感が大好きです。側面側には小学校。優しい建築ですね。【作り方】①「イメージ」→「グレースケール」②投げなわツール→ステンドグラスを選択③「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」④Ctrl+Shift+I→トーンカーブ調整⑤「フィルター」→「フィルターギャラリー」→「カットアウト」※カットアウトするときは、事前にトーン調整すると(必要なら部位ごとに)きれいになります。⑥「イメージ」→「2階調化」⑦「フィルター」→「ぼかし」⑧「イメージ」→「2階調化」⑨右上を切り出して、反転、不要部分を削除して⑩色レイヤーを重ねれば背景の完成、あとはIllustratorを使えばOK。Photoshopは楽しいですね。まだまだ勉強が必要です。クオリティの高い挿入音楽を使わせていただいています。哀愁感漂うピアノイントロから、音が重なり、後半の厚みある構成につながります。抜けるように終わるアウトロは曲の情緒感を高め、メロディを耳に残します。ぜひ音付きでどうぞ!


社会一般の大多数の方は、VRにしても、3Dデータにしても、すごく興味があるわけじゃないのです。(もちろん、こういった技術はとても素晴らしいものです) どちらかといえば、「モノとして残せるのなら(健全な財政支出で、将来的に回収を見込めるなら)残したほうがいいんじゃないかな…」という方のほうが多いと思います。 これらから、最先端技術による3Dデータ化や、VR化だけでは、市民に有益なサービスとして成り立たないと考えるようになりました。 では、なぜ、多くの方は、「データ」より、「モノ」を残したいのでしょうか。これはとても基本的な疑問ですが、ここまで考えてくると、どうも単純な話ではないように思えるのです。 「モノ」として体験したいというのは当然のことです。ですが、「モノ」を体験するだけでは彫刻作品と変わりません。 建築物は、人に使われてこそ建築物として成り立ちます。 つまり、建築物は、人に使われるための何かしらの『役割』が付与されているわけです。 『街のシンボルとしての役割』であったり、『歴史を後世に伝える役割』、『地域の産業を守る役割』、『地域の文化を担ってきた役割』など、 "モノ"に付随する『建築物の役割』は、社会を良い方向に導こうとする希望や願いのように思っています。建築物の保存に取り組まれている方々、および、残してほしいとわずかでも希望されている方々は、「モノとしての保存」に加えて、社会に向けられた希望と願いを未来に繋いでいきたいという思いがあるのではないでしょうか。 「モノとしての保存」は、私ごときでは到底困難です。「最先端技術によるデータ化保存」も、同様に困難です。 ですが、「建築物の役割に着目して保存する」というのは、金も権力もない学生でも実現ができるかもしれません。 ひいては、全国の解体を免れ得ない建築物それぞれに応用できるかもしれません。 また、建築物の3Dデータ化や、VR化を、有益な市民サービスとして補完する方法になり得るかもしれません。 これが、本プロジェクトの本旨である『建築物の役割に着目したデジタル化保存』を、発案した経緯でございます。(4)に続く…


当たり前のことかもしれませんが、保存や改修にかかる多額のコストは、それに見合う収益性や話題性のある建築物にしか支払われません。全国には、そうじゃない建築物も多くあります。そこで、デジタル化による保存についても調べるようになりました。3DデータやVR作品として保存すれば、誰でも、いつでも鑑賞できると考えたのです。ですが、これもいくつか問題がございました。まず、費用がすごく高いこと。旧加古川図書館ほどの規模をVR化して見ごたえある作品にするには、安く見積もっても100万円以上は軽くかかります。作品をアップロードするウェブサイトの構築費も必要です。定点計測や測量による3Dデータの収集は、もっとかかります。また、建築物の保存を望んでいる方々は、そもそも、「VRとして残したい…!」とか、「詳細な3D測定データが欲しい…!」とかは、まるっきり望んでおられません。建築"物(モノ)"を残したいのです。そして、"モノ"の保存に関する実際的な援助を求めています。そして、社会一般の大多数の方は、VRにしても、3Dデータにしても、すごく興味があるわけじゃないのです。(もちろん、こういった技術はとても素晴らしいものです)どちらかといえば、「モノとして残せるのなら(健全な財政支出で、将来的に回収を見込めるなら)残したほうがいいんじゃないかな…」という方のほうが多いと思います。以上から、最先端技術による3Dデータ化や、VR化だけでは、市民に有益なサービスとして成り立たないと考えるようになりました。では、なぜ、多くの方は、「データ」より、「モノ」を残したいのでしょうか。


全国に展開されている地域情報サイト『まいぷれ』様のサイトに掲載していただきました。『加古川のこと』様のサイトにも掲載していただきました。誠にありがとうございます。まいぷれ かこっぴ加古川のこと


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