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心とからだのリズムを取り戻す! あたらしいアーユルヴェーダのケアの本をつくりたい

三軒茶屋のカレー屋「eatreat.」が、からだの調子を整えるレシピを載せた「からだの波乗りを支える本づくり」に挑みます。ストレスや生理痛など、多くの人は様々な「波」に乗ったりのまれたりしながら生きている。その様子をレシピと写真と詩・イラスト、そして養生の術を添えて表現した一冊。友人への贈り物にも。

現在の支援総額

3,154,555

105%

目標金額は3,000,000円

支援者数

319

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/17に募集を開始し、 319人の支援により 3,154,555円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,154,555

105%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数319

このプロジェクトは、2022/02/17に募集を開始し、 319人の支援により 3,154,555円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

三軒茶屋のカレー屋「eatreat.」が、からだの調子を整えるレシピを載せた「からだの波乗りを支える本づくり」に挑みます。ストレスや生理痛など、多くの人は様々な「波」に乗ったりのまれたりしながら生きている。その様子をレシピと写真と詩・イラスト、そして養生の術を添えて表現した一冊。友人への贈り物にも。

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「このチケットを購入いただいたら日本全国どこでも行って5名さま分のコース料理作ります」と記してのせた「出張料理リターン」チケット。リターンの中でも一番早く売り切れたのですが、その一枚を北海道札幌在住の梶沼さんが買ってくれました^^

梶沼さんはeatreat.が間借りで入っていた三茶WORKの立ち上げメンバーの一人でもあり、ちょっと前に札幌にご家族でUターンされた方です。

今回行った厚真町も梶沼さんが繋いでくれて縁がある場所。厚真は新千歳空港から車で30分ほど行ったところ、海も山も森もある小さな町です。
(昨年末、三茶WORKのメンバーで行った時のblogはこちら

市の中心部から少し離れた山の上に、出張料理の舞台として使わせていただいたGOOD GOOD secret masion&farmがあります。

△これは昨年末の写真

△これも昨年末。珍しく厚真に大雪が降った日。

このパルテノン神殿のような建物は、大規模なゴルフ場として建設途中にバブルが弾け、そのままになっていたもの。
長い時を経て、九州で既に展開していたGOODGOOD株式会社の野々宮さんが次世代型和牛畜産を行うため、GOOD GOOD secret maison&farmとして再スタートされました。


私は料理を志し、アーユルヴェーダを勉強するようになってからいつか牛や馬のような大きな動物と共にする暮らしを理想と描くようになりました。

それもあって、野々宮さんはじめ、岩手以北に多い山地酪農の農家さんや、厚真で馬搬林業を営む西埜さんの仕事に深い感銘を受けています。

△今回スタッフとして参加してくれた瞑想家のaoさん、馬に乗るの巻

GOODGOODのような家畜を放牧して行う循環型農業や、岩手の中洞さんのような山地酪農と言われる山間地に牛や鹿、羊などの家畜を放す農業はこんな仕組み。

まず背の高い草や下草は牛が食べたり踏みつけて消える。
牛の糞で土壌は豊かになり、その後に生えてくる草をまた牛が食べる。なかでも生命力の強い野芝は、牧草と違って根を下に30~40センチほど張る。これによって、土壌が流れるのを防ぎ「崩れにくい強い山」を作ることができます。

強い山ができることで里山が安全になり、里山が安全になることで川から通じる海も安全になる。

放牧することは牛が自由に楽しく生きる方法でもあるけれど、牛は山地酪農家にとって「一緒に山を守るパートナー」と聞いた日から、サステナビリティって動物も人間もみんなで一緒に自然を守り、巡らせて、結果的に人を守るためでもある言葉なんだと考えるようになりました。

自然はあくまで有限だから、限られたものをいただくために、先にそこを守る姿勢を見せる。

結果として差し出されたものを受け取り、敬意を持って扱う。大きな動物と山で暮らす人たちの仕事を知ってから、料理をする自分の胸に本当の循環の輪を感じるようになりました。


と、完全に話が脱線しましたが、そんなほんとの意味でソーシャルグッドなプロジェクトが進行中のGOOD GOOD secret maison&farmで梶沼さんとそのゲストのための料理をすることになったのです。ありがたい限り。

ここはあくまで土壌づくりの段階なので「水なし・ガスなし・電気なし」状態。東京から民族大移動レベルの調理器具やらお皿やらを運んでの実施になりました。水の確保のためにペットボトルを大量に買ったのはやや矛盾...

いつもeatreat.とキャンプを一緒に楽しんでくれてるCALY magazine河西さんの多大なる協力を得て即席の火口を用意。

アーユルヴェーダは「人間など命あるものは全てvata pitta kaphaのドーシャ(生理機能)を持ち、さらに分解して考えると自然と同じ五大元素でできている」と考える医療です。

このあくまでシンプルに見える考えですが、火・水・土・風・空、5つの大切な要素の存在を感じるだけでも、室内の便利なキッチンではむずかしいこと。
自然の中に自分を放り出して初めて感じるものがあります。

火のそばに常にいて薪をくべながら、鍋の中の料理ができあがる光景をいつもより一層深く考えることができる。これを食べた時、ゲストがどんな気持ちになるだろうと思い描く。

結局、ゲストは5人と言わず、厚真でお世話になってる皆さんや、書籍の撮影チームにも座ってもらって大所帯になりました。おチビちゃんたちも夢中で食べてくれて嬉しかった...!

コースを進行する傍らで、撮影も。

カメラマンの幡野さん自体が絵になる!


北海道のワインは本当に美味しい。

レポートの写真はアートディレクター土屋さんの写真を使わせていただきました。
現像なしでこの仕上がり!
書籍に使う幡野さんの写真はどんなことになってしまうのか...

乞うご期待です!


今回の出張料理・撮影に関し、
私たちをこの地まで呼んでくれた梶沼さん、
会場をお貸しいただいたGOOD GOODの皆様、
厚真町でいつも快くサポートしてくださる成田さんや西埜さん、
東京から弾丸で向かい、なかなかの無茶振りにも全力で楽しんでくれた料理・撮影チームの皆に心より御礼を申し上げます。


photography(topと4枚目以降):Yuta Tsuchiya

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