こんにちは。沙道プロジェクトへの応援、ご支援ありがとうございます。さて、本日は、南山梨(峡南地域)エリアに星のように点在している匠たちを繋いで星座に仕立てて頂いた写仏を実際に体験して頂ける写仏会のお知らせをしたいと思います。映水さんが広めている現代写仏は、「マインドリフレクション」という名前でも知られています。マインドリフレクションとは、迷いの無い、凛とした鉄線を引くために繰り返す呼吸法によって脳と心が整えられて、自分の身体や癖を知ることで細やかな絵画技術を習得し、常に冷静に画面を見る俯瞰的な視点を保ちながら、お手本をなぞり、お釈迦様の言葉に想いを馳せていきます。マインドリフレクションで目指すのは、写仏の技術を極めながら、自分を観察してよく知る目を養い、自分で心を調えるスキルを学ぶ、しなやかに生きるための自己修養法です。(https://eisui.net/mindreflection-what/ より抜粋)コロナ禍において、昨年は多くの写仏会が残念ながらキャンセルを余技なくされました。が、「日本全国写仏会行脚」が再び始まります。3月19日(土)、そう、今週の土曜日には、名古屋の正壽寺にて。また、4月18日(月)には、大阪の西淀川区大和田にある良政寺にて開催されます。お近くの方は是非ご参加くださいね!沙道プロジェクトへの応援、ご支援を引き続きよろしくお願いいたします!
こんにちは。沙道プロジェクトへの応援、ご支援、ありがとうございます。さて、本日は、映水さんと長い時間をかけて写仏に適した和紙を開発した身延町西嶋の山十製紙の笠井伸二さんを紹介いたします。笠井さんを一言で言うと、「手漉き和紙の魔術師」!魔術師ぶりを紹介するべく、先日、茨城県かすみがうら市の名産品である「レンコン」を使った和紙を試作した時のことを報告いたします。このレンコン和紙も、実は足掛け2年の月日をかけたプロジェクトでした。というのも、レンコンと言えば、食物繊維たっぷり!というイメージがあるのですが、和紙にするには、デンプン質が多すぎて、レンコンの実で和紙を作ると、ぼてっと固く、厚い、まるでスルメのような仕上がりになってしまっていたのでした。レンコン栽培において、「捨ててしまうモノの有効利用」が目的のプロジェクトだったので、枯れた茎を使うことに!その工程…レンコンの茎を切って長時間煮る。和紙の元(マニラ麻)にレンコンの茎を混ぜる漉くちょっと乾かす重しを乗せて水分をポタリポタリと出す鉄板で乾かす(薄くスライスしたレンコンも乗せてみたり!)完成!手漉き和紙の魔術師、笠井伸二さんがプロデュースした写仏に最適な和紙、是非お試しください!沙道プロジェクトへの応援、ご支援、よろしくお願いいたします。
こんばんは!沙道プロジェクトへの応援、ご支援、誠にありがとうございます。本日は、革工芸の匠、上田彩さんを紹介いたします。沙道プロジェクトでは、落款印を捺す際に敷く革マットを作ってくれました。上田さんは、市川三郷町のJR甲斐岩間駅の近くで、店舗兼工房の「Coworker(カウワーカー)」を営んでいます。オリジナルの革小物を作る他、リメイクやお直しも。特に、峡南地域で駆除された鹿の革を使う「峡南レザー」や、ランドセルのリメイクをして小学校卒業後もずっと使えるように再生する「ランドセルプロジェクト」は注目です。リターン商品として、牛革製のコインケースもお選び頂けます!沙道プロジェクトのクラウドファンディングへの挑戦もあと2週間ほど!この機会に、沙道プロジェクトについてより多くの方に知って頂けますよう、またご支援、応援も賜れますよう、毎日の活動報告ができるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!
皆さん、こんばんは!沙道プロジェクトへの応援、ご支援、誠にありがとうございます。本日は、写仏セットの基盤を担当した木工家具彫刻の匠・若林克友氏を紹介いたします。若林氏は、神奈川県大和市に生まれ、中高生時代を長野県松本市で過ごし、日本大学工学部建築学科を卒業。その後、福島県にて、木の注文家具の制作を始めます。2011年に東日本大震災を経験した後、札幌を経て、現在居住している富士川町へ。富士川町では、スナンタ製作所を開き、小物や彫刻作品、注文家具から住宅まで!幅広く手掛けています。 ある日、写仏セットの原案を作り始めていた硯の匠、雨宮弥太郎氏が若林氏の工房を訪ね、「板文庫」のような物は作れないか?と打診された時、沙道プロジェクトのメンバーに加わりました。「板文庫」とは、紙や書簡・草紙類などを入れておく箱と、硯箱を兼ねた文具で、近世の主に公家が用いた草子挟みの一種です。紙ばさみとなる板に紐を通し、その上に紙と硯を載せて紐を結びます。この形であれば、和紙と道具を一緒に保管するすることができると雨宮氏は考えたのでした。それから、若林氏の試作が続きました。それぞれの道具がピタリとはまること。持ち運びしても揺れないこと。しかも見た目が美しくなくてはいけない…。沙道プロジェクトメンバー全員で、美しい配置等を考え、場所も正確に決め、塗りもオリジナルの方法で美しく、万が一、墨がついても汚くならないように工夫を凝らした結果、目立たないけれど、大切な大切なパーツを作り上げました!全て、手作業で窪みを作っていくため、最も時間と手間のかかる行程かもしれません。写仏セット「なまよみの」完成品クラウドファンディングのリターン品としては、若林氏が彫刻のメインモチーフとしている「節穴」(木の節の穴)の彫刻もお選び頂くことができます。木が成長してゆく際に、もともとあった枝が幹の中に取り込まれることがあります。」、この時の枝の痕のことを「節」と呼びます。鳥や虫に樹皮が傷ついた時、その部分を癒そうと巻き込むように成長した部分の痕跡であったり、樹脂が細胞の隙間に溜まり、点や筋状に色が変わった場所であったり…。 若林氏曰く、「節」とは、木の生命活動の大事な痕跡。「お前の目は節穴か!?」と、悪口で言う時に使われる言葉でもありますが、本当は生命の神秘の成せる技が作り出した物なのです。その「節」に魅せられた若林氏の手によるアート彫刻がこちらです。 木の種類は檜。鉄の土台に支えられた高さ20cmの作品です。(自然の風合いを生かしているため、節の大きさは5cm程異なる場合があります。)若林氏の作品は、富士川町のスナンタ製作所にあるショールームでご覧頂けますが、河口湖にあるハナテラスに常設で展示されているので、ご覧になってみてください。スナンタ製作所:山梨県南巨摩郡富士川町小室砂垈 (増穂ICから車で15分ほど)https://www.sunanta.work/https://www.facebook.com/Gallerytarao/沙道プロジェクトへの応援、ご支援、よろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/548918
こんにちは!沙道プロジェクトへの応援、ご支援、ありがとうございます。さて、本日は、甲州手彫印章の担い手、二宮啓太氏を紹介いたします。二宮さんは、甲州手彫印章を作る家に生まれ、二宮岱石という名前と技、そして伝統を引き継ぐ三代目です。そして、甲州手彫印章の組合では最年少の彫刻士!さらに若い頃から数々の賞も受賞し、未来の甲州手彫印章を担う人材です。「自分にしかできない印章とは何か?」を追求しながら、日本の印章文化に逆風が吹き荒れる中、活動しています。母国では苦境の印章文化を地球上全ての国に知って欲しいと、英語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語の6カ国語のWEBサイトを作成。外国人の名前をいかにカッコよく、意味ある漢字で表現するかを心掛け、丁寧なコンサルティングを行っています。印章の販売はもちろんのこと、 WEB上で使用できるデジタル印影や漢字を使ったTattoo(タトゥー)のデザインも手掛けるなど、印章の国際化の一端を担っています。https://taiseki.jp/先日は、エクアドルの方からのご注文を受け唯一無二の印章を仕上げました。沙道プロジェクトでは、甲州手彫印章 伝統工芸士である望月煌雅さんと共に、3種の落款印の篆刻を担当しています。また、リターン商品としてお選び頂ける「赤瑪瑙18mm吉相印」は、「成功」、「健康」、「長寿」、「富」を宝石言葉に持つパワーストーン、赤瑪瑙(赤メノウ)の印章。人生の新たな門出を迎える方、生まれたばかりの子供の将来を祈りつつ作ってあげる最初の印章として最適です。二宮氏が祈りを込めながら、一刀一刀、手彫りにて仕上げます。100円ショップでも購入できるようになってしまった印章。しかし、職人一人一人が支えている古くから伝わる印章の文化をサステナブルにするためにも、応援・ご支援頂ければ幸いです。https://www.instagram.com/kit_nino/http://kogado.seesaa.net/