皆様、いつもご支援を頂き誠に有難うございます。イギリスの医学誌「ランセット」に発表された論文で、食塩の摂取量と病気の罹患率の関係を調査したものもあります。それは、男性、女性を別々に食塩摂取量の少ない順に4つのグループに分けて、様々な病気の罹患率を比べるというものです。その結果は、食塩の摂取量と高血圧には、関係性は見られませんでした。逆に心筋梗塞など心臓血管疾患による死亡率は、食塩摂取量の最も多いグループが最も低く、食塩摂取量が最も少ないグループが最も高いという結果が出ているのです。健康な25~75歳の成人で、約21万人を対象としたアメリカの「国民栄養調査」から得たデータですので、ある程度信頼しても良いのではないかと思われます。つまり「塩は悪者ではない」と現段階ではいえるのではないでしょうか。ただし大事なのは、どんな塩を選んで食べるのかということだと思います。
皆様、いつもご支援を頂き誠に有難うございます。 昔から「うまいまずいも塩加減」と言われ、おいしい料理をつくるためには塩が重要な役割を果たしてきました。 夏の暑い盛り、スイカに塩を振りかけて食べるおいしさは、何ものにも代えがたく、生き返ったような心地がします。 では、その時に振りかける塩はなんでもいいのかというと、そうではありません。 塩は単なる調味料にとどまらず、一つの食品として私たちの健康に深く関わっているのです。
皆様、いつもご支援を頂き誠に有難うございます。精製塩には人間が必要とするミネラルは無い塩と思った方が宜しいでしょう。直接的に大きな危険性があるとは言えませんが、16種類の必須ミネラルと呼ばれる成分を全て含んだ海水の成分が無い精製塩を生涯摂り続けるとしたら、体のミネラルバランスが崩れる可能性があると言えるかもしれませんね。また、近年ブームとなっている減塩は更に注意する必要があります。舌で旨みを感じるべき成分が排除されているということは、その旨みを補うために化学調味料や添加物が使用されていることが非常に多いのです。また、塩分は健康な腎臓をしていれば摂り過ぎになったとしても、その分水分を欲するため自然と排出されます。塩化ナトリウムで出来ている精製塩と、ミネラルを含んだ自然な塩は、決定的な違いがあると言えます。早期に危険はないですが、徐々に体内のバランスが崩れていく可能性がある精製塩は使い続けて良いものか考える必要があるかもしれません。
皆様、いつもご支援を頂き誠に有難うございます。生物は約30種類のミネラルで出来ていると言われていますが、人間が生きていく為に、どうしても体内に取り込まなければならない成分が、「必須ミネラル」と呼ばれるものです。その「必須ミネラル」がマグネシウム、カリウム、カルシウム、リン、硫黄、ナトリウム、塩素、セレニウム、銅、亜鉛、コバルト、鉄、ヨウ素、クロム、マンガン、モリブデンの16種類で、これら全てを含んでいるのが海水なのです。だから海水から採取される塩は重要なのですよ。
皆様、いつもご支援を頂き誠に有難うございます。日本人は塩を使い優れた食べ方を考え出し、実践していました。それが「塩漬け」や「浅漬け」と呼んでいるものです。塩を振った野菜を漬け込み、保存して乳酸発酵を起こさせることで雑菌を排除して腐敗を防ぎ、なおかつその乳酸菌の働きで腸の状態を整えることも同時に行っていたわけです。これはサラダにも勝る発明品だといえます。そして、この自然塩『きせき』は、その乳酸菌を活性化させてくれる優れものです!