Check our Terms and Privacy Policy.

写真集『ハロー!グッバイ!』を刊行します。(先行販売)

『ハロー!』と『グッバイ!』は2つで1つ。会った時とお別れの時を記録する写真集です。 サイズ:A5版(横)/116ページ予定(仮)※サイズ、ページ数は今後変更の可能性がございます。ご了承ください。 装丁、デザイン:takaiyama inc. 山野氏

現在の支援総額

641,000

64%

目標金額は1,000,000円

支援者数

64

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/30に募集を開始し、 64人の支援により 641,000円の資金を集め、 2022/04/29に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

写真集『ハロー!グッバイ!』を刊行します。(先行販売)

現在の支援総額

641,000

64%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数64

このプロジェクトは、2022/03/30に募集を開始し、 64人の支援により 641,000円の資金を集め、 2022/04/29に募集を終了しました

『ハロー!』と『グッバイ!』は2つで1つ。会った時とお別れの時を記録する写真集です。 サイズ:A5版(横)/116ページ予定(仮)※サイズ、ページ数は今後変更の可能性がございます。ご了承ください。 装丁、デザイン:takaiyama inc. 山野氏

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

上記の点、かなりの方が気になっていることだと思います。写真集なのに?なんで写真出さないの?と。僕の考えなのですが(僕の写真集なので当たり前ですが、、)キービジュアルってその写真集のアイコンになるべき写真がくると思うんです。通常は。この写真集はこう見せたい!とか、こういう風なカテゴリーにしたい!とか。あとはデザインでどう見せるか。とか。だけど今回の写真集は特定のイメージを、特に1枚の写真を先に強く打ち出すことはちょっと違うのかな?と思っておりました。そのキービジュアルを見た方々が全体像を把握せずに方向性を決めてしまうだろう。と。例えば、かっこいい人が写っていたら?もしくはかわいい人だったら?子供だったら?などなど。今回、50組の方々がいる中で敢えて『この写真!』というのを先に出したくなかったのです。そう、50組の方々ってことは本当にいろんな方がいるので。(そこが写真集の目的)なので先行してイメージ作りをすることは必要なかった。掲載している写真もそうですが、○○的な〜ことはできるだけ排除したい。キービジュアルをどうしよう?と思っている時(1月くらい?)にちょっと気になる方がいて。撮影もお願いしていたのでその際にお伺いできるタイミングがあれば話してみようと思っていました。『ハロー!』を撮ったあと、ふたりになった時間があったので今回の撮影の企画を説明して、その方だったらどうこの写真集『ハロー!グッバイ!』を表現します?って聞いてみました。制約なしで。立体でもいいし、平面でも、手書きでもiPadでもOK。と。少し考えたあとにすぐ下書きをはじめてくれて…はじめはタイトルだけお願いしようとお話してたんですが、イメージが膨らんだのか出来上がったのはドローイングでした。その絵と、小さく描いてくれたタイトルと。完璧!と思ってたら色までつけてくれて完成。あぁ、この方にお願いしてよかったな。と本当に納得のドローイングでした。以下、この絵とタイトルを描いてくれた方のプロフィールです。===================山本橙(だい)10歳。得意なことは、動物と話せること。絵を描くことと工作が好き。@daipainterhttps://www.instagram.com/daipainter/===================僕が言葉で説明して、橙さんが考えてアウトプットしてくれた絵は僕の想像を遥かに超えるものでした。それからまたどんどん撮影していく人が増えていく中で、写真がこのドローイングの中に収まっていく感じが日に日に増してきて描いてもらったことが大正解だったな。。と。写真とドローイングがこんなにマッチしてくるとは!不思議な感覚。敢えて今回、橙さんにお願いした経緯は『余計な忖度なしに純粋にこのテーマを写真以外で表現してもらうこと』でした。僕の考えが及ばないところが特によかった。。1時間ほど?(かかってないかも。)くらいでパッと出てきたこのドローイングが僕の写真集の舵取りをしてくれました。橙さん、改めて本当に素晴らしいドローイングをありがとうございました。そして写真集の中にドローイングがどこに出てくるか。橙さんはどこのページに写真で出てくるのか。そんなところもどうぞお楽しみに!!


『ハローグッバイ』とタイトルを聞いて思い出したのは遠藤賢司の同タイトルの名曲だった。あれ?確かくるりも、そんな曲あったけなワンダーフォーゲルの歌詞だ。この写真集を見て色んなハローグッバイを思い出した。特にグッバイを。先日友人が亡くなった。急すぎる話で心の整理もつかない。グッバイを一方的に突きつけられた形だ。『元気?』『またね!』と言ったのはいつだったけかな。悲しくて辛い。思い出も上手く手繰り寄せれない。そんな時に写真集についてコメントをと、大阪からグッバイした柿本くんに頼まれた。何組もの出会いと別れが写っていた。初めましてなのか、友人か知人かわからない、数時間だけの出会いと別れだったりもするのだろう。当たり前のように出会いは少し緊張し、別れの時には少しほぐれている気がする。緊張はカメラを向けられているせいでもあろう、緩和はお愛想かもしれない。ほぐれる人、ほぐれない人、ほぐれたふりをする人様々な気がした。ほんの少しだけその人達の人生に思いを馳せる。カメラマンと被写体が、どんな時間を過ごしたのかは想像するより仕方がないが、その部分にはさして興味はなく自分だったら絶対嫌だなこの時間と思ってしまった。コロナ禍で戦争で先行きの見えない未来に不安を感じてなのか、男の更年期障害か、もうハローもグッバイも疲れてしまってる。50組のハローとグッバイにうんざりしてしまうのだ。これが素直な感想だ。それでも皆、騙し騙し明るめの声を出し楽しそうな話題を捻り出し、時に真面目に政治や文化の話をし平穏な世界を演出するのに一役買ったつもりで過ごし、当たり前の状態を探しながら生活は続いていくのだろう。この写真集は見ない方がいい人が沢山居る気がした。それだけの主題でありそれだけ力があると思った。データでしか見てないこの写真が、紙に印刷され手元に届いた時また違う感想を抱くかもしれない。ページを捲る動作、紙質、匂い、色味、サイズなど本にならねば伝わらないものが沢山ある。だから僕は、今の所苦手な主題のもと作られたこの写真集を楽しみにしている。もしかしたら写真集を閉じた後、会えてない友達に『調子どう?』『元気?」なんて連絡しまくってるかもしれない。涙を流しながら。最後に、この文章を書くにあたりずっと頭の中から離れない言葉があった。寺山修司でも井伏鱒二でも良いのだが『さよならだけが人生だ』高校時代に知った名言。友人達よ、次会うのはいつになるかわからんだからコップに並々の酒をついでおくれ。「café & curry Buttah」店主・川崎誠二https://www.instagram.com/currybuttah/====================大阪・東心斎橋の長屋の中にある今年で20年目に突入したカレー店「café & curry Buttah」の店主・川崎誠二 氏大阪カレー文化の先駆けである。カレーのファンはもちろん、カレー店というジャンルにとらわれない川崎氏。さまざまなアーティストからの信頼はやはりこの方なしでは語れない。ボタ独自のグッズ販売や毎年発売される『BIJIN CURRY CALENDAR』も全国区で大人気。音楽とカレーのイベント『ボタとサーカス』も主催。僕は20年近く川崎さんの、buttahのファンです。この写真集を出すにあたり、まず写真を見てもらいたかった中のお一人。川崎さんなくして僕の人生はまた違ったものになっていたと思います。川崎さん、本当にありがとうございます。


なぜクラウドファウンディングなのか?この企画を写真集にしようと思った時、1番重要だと思ったのが「出版までのスピード」でした。通常、写真集の内容や、どこの出版社から出版してもらえるか?デザイナーさんとのやりとり、販売経路、流通…など色々時間と制約がかかってきます。この企画は思いついて、撮影開始して、その温度や感情など冷めないうちに写真集としてパッケージして…というスピード(短期間)が最重要でした。なので現在、写真は撮り終わっていますが撮影し終えた写真を仕上げつつ、デザインに落とし込んでいただいている途中です。すべて同時進行です。いろいろ進行している中でこの企画をたくさんの方々、遠方の方に知ってもらって企画に賛同していただける、写真集を欲しいと思ってもらえる方に予約していただき制作費に充てる。そして出来上がりと同時に発送できる。というキツキツのスケジュールで進んでいます。今回の企画はたくさんの被写体の方にご協力いただき、僕が撮影したものではありますが、みなさんのご協力なくして成り立たなかった企画です。本来なら出来上がった商品をアピールしたり、サンプルを手にとってもらうのが一番わかりやすいやり方法だと思うのですが撮影協力していただいた方々と、購入していただける方々と一緒にデザインが仕上がっていく経過や進捗状況を可視化し、共有しながら進めていけるのもこのプラットフォームを選択した理由です。そういう売り方、アピールも今の時代にはいいのかも。と。おそらく何年か前ならできなかったことかも、、お金無いから他人のお金をアテにしている。とか、ヨコシマな考えでやってる!って思われることの方が多いと思います。ですが(実際お金がないのは事実!)、お金がないからこそいろいろアイデアを絞り出してここに行き着きました。お金があったら別の方法で、しかもこういう表現は選択していなかったと思うので、現在の状況を僕自身はネガティブに捉えておりません。なので僕は今、自分でできることを全力でやるのみです。(制作に携わっていただいている方々のお力も借りながら。)そしてちょっとでも興味をもっていただける方にどんどんアピールできるように尽力していきますので引き続き!どうぞ宜しくお願い致します。現在既にご購入、ご支援いただいている皆様本当にありがとうございます!! 柿本 拓哉