Check our Terms and Privacy Policy.

みんなのための子守唄 - カバーアルバム制作プロジェクト

たくさんの方の応援のおかげで、クラウドファンディングの目標を達成し、完成した宝物のような一枚です。ありがとう。楽しんでいただけたら嬉しいです。

シンガーソングライターRay Akaikeがサンキュー!育休を経て再始動。 子守唄は、子どものためのものだけではない。かつて子どもであったすべての人に届けたい、オリジナリティ溢れる子守唄のカバーアルバム制作プロジェクト。

現在の支援総額

1,329,500

110%

目標金額は1,200,000円

支援者数

117

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/22に募集を開始し、 117人の支援により 1,329,500円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

現在の支援総額

1,329,500

110%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数117

このプロジェクトは、2022/05/22に募集を開始し、 117人の支援により 1,329,500円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

シンガーソングライターRay Akaikeがサンキュー!育休を経て再始動。 子守唄は、子どものためのものだけではない。かつて子どもであったすべての人に届けたい、オリジナリティ溢れる子守唄のカバーアルバム制作プロジェクト。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

野田さんとわたし
2022/08/16 14:57
thumbnail

さあ!バンドメンバーの紹介も、最初の赤星ゆりさんから始まり、いよいよ本日がラストメンバーの野田晴彦さんです!野田晴彦さんは今回のアルバム収録曲の編曲(アレンジ)をお願いしているので、この活動報告でも度々お名前をご紹介しておりましたが、なんと、レコーディングにも笛で参加してくださるのです!!野田さんとの出会いはわたしが20歳のとき、もう13年も前になります。今回のレコーディングメンバー、ピアノの赤星ゆりさんの旦那さんであることから出会い、ゆりさんがピアノで参加されている野田晴彦バンドのライブにもよく遊びに行っていました。一番印象に残っているのは、奈良県大宇陀にある天益寺というお寺さんの、夜桜コンサートです。見事な枝垂れ桜のあるお寺さんで、20年続くコンサートでした。平成10年に茅葺き屋根の本堂が放火にあってしまってからは、本堂再建のチャリティーコンサートとして、継続されているもので、野田さんはずっと出演されていました。わたしはその記念すべき20回目に、東京からレンタカー(!)で遊びに行ったのでした。(このお寺さんは後に私の人生の中でもとても大切な場所になるのですが、その話は長くなってしまうので、またいつか。)野田さんの曲は、野田さんが笛を吹くのでインストゥルメンタルのものですが、ひとつだけ作詞作曲をされた曲があり、それがこのお寺さんからみる"阿騎野の春"そのもので、実際にその場に立った時、ものすごく感動したのを覚えています。せっかく遊びに来るんやったら歌ったらええやん!と、その大切な曲を歌わせてもらうことができ、思い出に残る二十歳(ハタチ)の春でした。(夜桜コンサートと同い年のわたし!)※この「花ゆらら」という曲は、2012年に野田さんとゆりさん、野田バンドのギターリスト小倉さんとでレコーディングさせていただき、売り上げは天益寺の復興資金に全額寄付というかたちで現在も販売中です。ぜひご興味を持たれた方は、ご連絡くださいませ!(写真は2012年の夜桜コンサート改め天益寺さくらまつりの際のものです。初めてのコンサートから2年後のことです。開催をお手伝いさせてもらいました。またやりたいなあ!)この時から、野田さんたちと音楽をご一緒させてもらう機会が増えました。奈良での村祭り、西荻Terraでのクリスマスキャロルライブなど、本当に様々なステージをご一緒させてもらい、わたしはものすごく学ばせてもらっていました。思えば音楽を志してたった2年、技術も知識も乏しくて、やる気と謎の自信だけは旺盛で、今よりもずっと未熟で、本当に思い出すと恥ずかしいこともたくさんです。それでも、こんなわたしと今でも一緒に音楽をしてくださることに心から感謝しています。野田さんの音楽に対するまっすぐでストイックな精神は当時から本当に尊敬していました。真に音楽という世界を、生きている人でした。リハーサルのたびに、肌で触れてその姿に学ぶことがたくさんありました。応えられない自分の力量のなさに何度悔し涙を流したことでしょう。ハチロクの春の小川、難しくて歌えなくて、言われたことを全部メモに書いて何度も練習したノートは今でも宝物です。もっとうまくなりたい、初めて本気で思った時代です。(その時から今でも、ずっと思っています!)今ももちろん、まだまだ未熟ではありますが、今ならもう少し楽しむことができるのかな、と思ったりもしました。なので、今回久しぶりにご一緒する音楽が、とても楽しみです。ブランクへの不安も、理解してくださり、いつも励ましてくださる野田夫妻がわたしは大好きです。野田夫妻には、音楽ばかりでなく色んなことを教えてもらいました。野田さんは音楽のことはもちろんですが、お花や野菜、鳥や虫、なんでも詳しく知っているすごい人なのです!野田さんがご自宅の近所でされていた"Noda畑"にも何度も遊びに行かせてもらいました。新鮮で美味しい里芋や、ししとう、教えてもらったオクラの花の色、それから“夜汽車さん“と名付けられていた芋虫。(本当に夜汽車のようなビジュアルなのです!当時はスマホもないので写真が残っていないのがとても残念ですが、すっごく感動した。)畑での気持ちのいい時間も、一生忘れません。おいしいもの、おいしいお酒、おすすめの本、おもしろい友人のお話、一緒に過ごした時間は音楽だけではなく、全部全部、今のわたしをつくる大事な栄養となっています。愛をこめて“はるどん”とわたしは呼んでいます。そしてわたしは“れいちょび”と呼ばれています。(わたしは子どものころ家族から、一番末っ子なので“れいちょび”と呼ばれていたのですが、エビが好きすぎて“えびちょび”と呼ばれていたこともあり、その話をしてから野田夫妻にはこう呼ばれています。笑)家族のようにいろんな時間を共に過ごさせてもらい、音楽のことを、そして音楽と共に生きる態度を、教えてくれた音楽の家族と、わたしは勝手に思わせてもらっています。今回このアルバムをつくるにあたり、最初からずっと応援していてくれました。色々とアドバイスもくださり、わたしにとってとても大切なこのアルバムのことを同じように大切に考えてくれて、より良い方法を教えてくださったりと、編曲や演奏以外にもものすごく力を貸してくださいました。野田さんとゆりさんがいなければ、このアルバムを作り上げることは不可能だと思っています。サンキュー!育休、そしてアルバム構想からの2年、創造のともしびが消えないようにと努力してきましたが、ひとりではとても無理だったと思います。コロナ禍でライブができない中でも、映像を配信したり、良い機会だからと普段できないような練習を続けてこられ、コロナ禍以前よりもずっとパワフルに、繊細になっている、はるどんの笛!ものすごく勇気をもらうことでした。プロフィールにもある通り、40歳を過ぎてから笛演奏を始めた野田さんですが、きっと80歳になってもずっと進化を続けて、素晴らしい音楽を生み出すのだと思います。80歳のはるどんの音楽もとても楽しみなのです。そして何度かご紹介している通り、野田さんとゆりさんはおふたりで「笛はパラダイス‼」というデュオユニットをされています。“笛は歌い、笛は笑う 笛は集い、笛は踊る 笛は広がり、笛は飛び立つ 笛は無限、笛はパラダイス!!“NHK「みんなのうた」や、TVドラマ、CM音楽から、沢田研二、竹下景子、近藤正臣、布施明各氏の主演舞台演劇の作曲・音楽監督をされていた野田さんが、笛に魅せられてから笛のために作った曲たちは、本来世界各地の伝統音楽を演奏するトラディショナルな笛の新しい楽しみ方を教えてくれます。この子守唄のアルバムをお聴きになる皆さんにはぜひ、一度笛パラの音楽にも触れてみてほしいと願います。今年音楽生活40周年のはるどんこと野田晴彦さんの敬愛の念とたくさんの感謝を込めて。長くなってしまいましたが、本当はこの三倍くらい書いていて何度も直したりしていたら一週間かかってしまいました(汗)実は今これをアップしているのはレコーディングの休憩中です!待ちに待ったレコーディングは言葉にならないほどいろいろな感情が泉のようになっています。嬉しい、緊張、心配、みんなすごい!すばらしい!楽しい!わあ!わあ!そんなレコーディング後記をまた楽しみにしていてください。本日も読んでくださり、ありがとうございました。


thumbnail

みなさんこんばんは!東京は今日、少しの雨と雷ののち、青空ときれいな夕焼けの夏らしいお天気でした。夏風邪から病み上がりの娘とお散歩をして、近所のお花屋さんでひまわりの鉢植えを買ってしまいました!みなさまがお元気でいらっしゃるといいなぁと思います。今日は前回に続き、アルバムのレコーディングに参加してくださる素敵なバンドメンバーの紹介をさせてください!本日ご紹介するのは、ドラム&パーカッションの中山健太郎さんです!健太郎さんとは2015年に、わたしが仲間と主催していたジャムセッションで出会いました。昔から舞台の制作のお手伝いをしていたご縁でタップダンサーの仲間が多いわたしが、これまたご縁があって曙橋にある素敵なサロンスペースをお借りして、毎週月曜日の夜にタップダンスとジャズミュージックのための"Mondays"というジャムセッションを開いておりました。(現在はコロナ禍の影響もあり長期のお休み中ですが、またいつかみんなとMondaysがやりたいなと思います。)Mondaysに来てくれるとみんなが心から喜ぶ、みんなが大好きな健太郎さん。 Mondaysの初回ホストミュージシャンとして来てくれていた、ピアニストの大谷愛(めぐみ)ちゃんのご紹介で健太郎さんと出会うことができました。めぐちゃん、ご縁を繋いでくれてありがとう!おふたりはピアノとドラムでデュオのユニットを組んでおり、当時はまだ名前のうしろに(仮)とついていたデュオユニット「めぐたろう(仮)」、現在は(仮)も外れて正式名称「めぐたろう」として精力的に活躍されています。ピアノとドラムのデュオと聞くと少し珍しいかと思いますが、プロフィールにもある通り、ジャズを基調にしつつオリジナル曲を中心に色彩豊かな優しい音楽を生み出す独自のアンサンブルを追求しているとっても素敵なデュオです。本当にふたりしか演奏していないの?と思うほど迫力もあり、色とりどりの世界でどこか”自然”を感じる音楽です。この記事を書いている今も、彼らのファーストアルバム「Arise」を聴いています。(歌詞のある音楽は、どうしても歌詞を聴いてしまうので文章を書きながら聴くのが難しいのですが、インストゥルメンタルの楽曲は読書をしながらも聴けるので大変良いですね。)このアルバムでわたしのお気に入りは北海道の小麦畑を思いださせてくれる”Golden Fields”と、静かで安心な海の中にいる気持ちになれる”夜を泳ぐ Serene night”です。どちらも少しだけノスタルジックな気持ちになるのですが、それはこのアルバムを聴くのがいつも夜中だからかもしれません。一日が終わって、子どもが寝た後に色々とやり残したことをしたり、本を読みながらおやつを食べたりするときに聴いていることが多いからかな。(今度は昼間に聴いてみます!)そして、セカンドアルバムの「Newselves(ニューセルブス)」は実はわたしが子守歌のアルバムを作ろうと思い立ったちょうど同じころにリリースされました。”コンセプトは『髪を切りたい時に聴く音楽』新しい自分に生まれ変わりたい時や、何か新しい事に挑戦する勇気や元気が欲しい時にオススメのアルバムです。「古い自分を脱ぎ捨て新しい自分を着る。チャレンジするのに遅すぎる事はない。未来の自分の為に精一杯今を生きる」というメッセージが込められています。”という文章を読んで、ちょっと泣いちゃうくらい勝手に自分のチャレンジにも勇気をもらいました。健太郎さんにも愛ちゃんにも言えていないけれど、このめぐたろうのセカンドアルバムは、わたしの中で思い出深いものなのです。好きな曲は上げたらきりがないけれど、今でも聴いてはあの二年前のことを思い出して、ちょっと泣いちゃう”Everlasting”と”In Thoughtful”です。今、自分が歌っているうたを、大事にしていこう。子どもの未来に優しいうたを残したい、と思った二年前の6月は、一生忘れられません。ほかの曲ももちろん素敵なので、ぜひこちらからチェックしてみてください。今年の春にリリースされた「旅をする」がテーマのサードアルバムもぜひ! めぐたろうの音楽への愛は語り始めると溢れてしまうのでこの辺で、話を戻しまして…2015年にジャムセッションで出会った健太郎さんには、2016年のわたしのソロライブ「ひまわりの日」にも出演していただきました。(大谷愛ちゃんにもピアノで出演してもらっていたので、めぐたろうと共演していたことになりますね!)18歳から始めたソロライブ、年に一度、夏の終わりに開催していて、2016年は記念すべき10回目のソロライブでした。それまでのひまわりの日は、ピアノとデュオ、ピアノとベース、という編成が多かったのですが、10周年はドーンとバンドでやりたいぞ!ということでドラム&パーカッションを健太郎さんにお願いしました。Mondaysでも演奏は聴いていたし、お話もたくさんしていたので、そのお人柄も含めて絶対の信頼を寄せ安心していたのですが、実際にリハーサル、そして本番と健太郎さんの音に包まれて歌をうたったときの安心感は今まで経験したことのない幸福な気持ちでした。不安なことはなにもない、何かあっても大丈夫!という大きなキャッチャーがいてくれるような感じです。ひとつひとつの音が、繊細でいつでも”寄り添う”音でした。それは真ん中で歌をうたうわたしに、とてもありがたい音です。聴いていて嬉しくなるような音もありました。それはこのソロライブでいつも歌う大事な”ひまわり”という曲の時でした。今もよく思い出せます。ひと夏の思い出に残るようなドラマティックな楽曲になったのも、健太郎さんが細やかに入れてくれたパーカッションの音だったり、ダイナミックに叩いてくれるドラムスのおかげだと思っています。ドラムの中でそんなに音が違うの?と思われた方は、ぜひ、今回の子守唄のアルバムをよ~く聴いてみてください。今回の子守唄のアルバムではドラムもパーカッションもそれぞれ魅力的なシーンのある楽曲がたくさんあります!レコーディングはこれからですが、わたしも、今から健太郎さんのアプローチがとても楽しみです!健太郎さんはきっとこれまで様々な経験をされてきて、海外でも長く生活をされていたからか、色んなことを受け止める心の向きが、とてもすてきです。受け止め方、というのでしょうか。感じ方、というのでしょうか。それから言葉のチョイスがわたしは大好きです。わたしは幼少期にオーストラリアで育って、日本に戻ってきてからは中学校で少し学校になじめなかったり、大好きなうたを歌えない合唱祭があったり、まあ色々と色々とあったのですが、(高校時代はバンドもやって理解のある先生方のおかげで自由気ままに楽しく過ごしていました!)健太郎さんが学生時代の友だちにいてくれたらなあ!と思ったくらい、優しくて、理解のある大きな心の持ち主なのであります!(わたしは何様!と思われそう。)それは彼の音楽そのものに表れているようなこともあると思っています。もちろん人間は、皆それぞれいろんな側面があるので、わたしが知っている健太郎さんはごく一部のことかもしれません。ネガティブな気持ちになる日だってあると思うけれど、わたしを含めて、周りのみんなにはいつもポジティブな言葉とパワーをくれる、ドラマーとしてはもちろん、人としても素晴らしい貴重な友人です。そう、友人。わたしのこの子守唄のアルバムについても、演奏は演奏、プロジェクト自体は友達として嬉しいし、応援している!と応援してくれました。わたしが今、また音楽をはじめる時に、こんなに心強い応援はありません。こんなに安心するレコーディングはありません。健太郎さん、ありがとう!大好きな人たちの音に包まれて、安心して歌がうたえること、本当に心から嬉しく思います。言葉では伝えられないほどに感謝しています。いよいよ8月にはレコーディングがはじまります。一カ月切った今、ドキドキとワクワクのはざまにおりますが、体調管理には気をつけて、最後まで練習に励みたいと思います。素敵なアレンジをほどこしてもらい、素晴らしいミュージシャンのみなさんに演奏してもらうのだから、わたしも世界一素敵な声で歌いたい!大好きな歌がうたえる喜びを享受して、これからの日々を過ごしていきたいと思います。今夜は、めぐたろうのお二人とベースの林勇太朗くんに演奏してもらった2016年のソロライブ「ひまわりの日 Vol.10」から、”夏の光 - Ray of Summer-”をおすそ分けします。(記事公開時はfacebookページを埋め込んでおりましたが、表示できていないため慌てて昔のYouTubeチャンネルを使ってアップしてみました。Only for 活動報告のために!縦の動画ですが、音楽を聴いてもらえたら嬉しいです。)友達が隠し撮りしていた貴重な動画です。舞ちゃん隠し撮りしててくれてありがとう!トップ画はお客さんの小宮さん撮影。懐かしい写真と動画に胸がいっぱいです!本日も読んでくださりありがとうございました!どうかみなさん、元気でいてください。(動画の埋め込みに手こずっていたらまた、遅い時間の更新になってしまいました。通知音がなる人がいたら、本当にごめんなさい。次回こそは良い時間に更新!したいです。)


thumbnail

みなさんこんばんは!今日は今回のアルバムのレコーディングに参加してくださる素敵なバンドメンバーの紹介をさせてください!本日ご紹介するのはベーシストの熊谷望さんです!熊谷さんとは2016年に、ピアニストの工藤拓人さんのご紹介で出会いました。工藤さんと熊谷さんのライブにゲストボーカルとして参加させていただいたのがきっかけです。その後も何度か同じ場所でトリオのライブをさせていただき、わたしのオリジナル曲もたくさん演奏してくださいました。(その時はコントラバス(ウッドベース)での演奏がほとんどだったので、しっとり、がっしり、うっとりとしていましたが、後にブリブリのエレキベースを演奏されている熊谷さんをライブで観た時はヒューー!カッコイイ!っと声に出してしまうほど興奮しました。)このアルバムを作ろうと思った時にはまだ選曲は定まっていなかったのですが、絶対にアルコ(弓弾き)のベースがフィーチャーされる曲を入れたい!と思っていたのです。その時、もちろん、既に心の中でベーシストは熊谷さんに頼みたいと決めておりました。熊谷さんはコントラバスも、エレキベースも、全てにおいて素晴らしいプレイヤーなのですが、なぜ、わたしがアルコベースを熊谷さんに弾いてもらいたいと思ったかと言うと、ご一緒したライブの中で、わたしのオリジナル曲"Nothing was written"という曲を、ここはアルコ(弓弾き)にしようか、とアレンジを入れてくださったことで、この曲が、本当の意味で完成された、というか、(今まで完成してなかったわけではないですし、他のプレイヤーの方々による素晴らしいアレンジも大好きなこの曲なのですが、)アァ!!こんな曲になったら良いなと思っていたんだ!!わたしは!!この音色が聴きたかったんだ!!すごい!!となったわけです。もうずっと、その音に包まれて歌っていたかったです。それくらい、印象深い、優しい優しい音色でした。なので、このアルバムには絶対に熊谷さんのアルコベースを入れたい!と決めていたのでした。選曲を進めていき、編曲をお願いした野田晴彦さんと打ち合わせをしたときも、アルコベースの曲をどうしても入れたい、とお話ししました。(なんならアルコベースとふたりきりでも良い、くらいな勢いでした。さすがにふたりきりではなくなりましたが!)選曲は紆余曲折あり当初予定していた楽曲ではないものになったのですが、野田さんのおかげで素晴らしいアレンジがほどこされたひとつの楽曲があります。これからレコーディングで熊谷さんのアルコベースが入ることが今から本当に楽しみです!そして今回は、コントラバス以外にもエレキベース、それからフレットレスベース!も演奏してくださいます。様々な音色の熊谷さんのベースをたっぷり味わっていただけるラインナップになりますので、みなさんもどうぞお楽しみに!!熊谷さんは北海道のご出身で、お話しする言葉に親近感があります。優しい笑顔はライブ中の癒しにもなります。わたしは里帰り出産のため実家のある札幌へ帰っていた時期があったのですが、その時たまたま札幌で熊谷さんのライブがあったので、大きいお腹で遊びに行ったこともあります。これが、初めて熊谷さんがエレキベースを弾いているのを観た時で、お腹の中の娘もドンドコドンドコめちゃくちゃノっていたのを覚えています。そして産後、初めてステージに誘ってくれたのも熊谷さんでした。出産して5ヶ月、もうしばらくステージで歌うことははいだろうなあとセンチメンタルな気持ちになっていた時、札幌でのライブに誘ってくださったのでした。あの時、そんなセンチメンタルなわたしを気軽に音楽の場に連れ戻してくれたこと、とても感謝しています。そして今もわたしの音楽の道を応援してくださる熊谷さんに、励まされています。熊谷さん、本当にいつもありがとうございます!サンキュー(産休)明けライブ、熊谷さんが投稿してくれたビデオもありますので是非その時の演奏も聴いていただけたら嬉しいです!コロナ禍でも精力的に配信や遠隔ライブなどをされていて(わたしはなかなか遠隔ライブの環境を整えられずにいるのですが…いつかご一緒してみたい。)いつもいつまでも音楽を止めない、本当に素晴らしい音楽家だと心から敬愛しています。たくさんのライブ、配信などがありますので、こちらから熊谷さんのインフォメーションをご覧いただければ嬉しいです。SoundcloudやYouTubeでも熊谷さんの作品を聴くことができます。・Facebook Page ・オフィシャルサイトと、締めくくりそうになったのですが、もうひとつだけ。以前わたしがライブの曲中に、確か…寅さんのテーマ曲を歌ったときのことです。間奏のところでメンバー紹介を挟んだのです。(私、生まれも育ちも葛飾柴又~のところ)うろ覚えなのですが、それぞれメンバーの生まれと育ちと、好きなものみたいなことを紹介したのです。その時に、熊谷さんは”花火”が好きだと教えてくれました。なんて素敵!と思ったのを覚えています。(アルコベースと同じくらい!いや、それは嘘かも!)新潟の花火大会の話をされていたと思いますが、見る、聴く、香る、すべてが美しい花火の魅力をお話ししてくれて、その時から、実は密かに、いつか熊谷さんと花火大会で演奏するのがわたしの夢のひとつであること、ここに書き記しておきます。懐かしの写真しかないのですが、こんな風にまたご一緒にライブができる日も、楽しみです。左がピアニスト工藤拓人さん。上記の寅さんのテーマ曲中では確か、好きなものは仕事帰りのお疲れ一杯のビールで、もう一杯飲みたいけどやめておこう、と葛藤するお話をした記憶があります。拓人くん、ご縁をつないでくださり、ありがとう!レコーディングはちょうど一か月後となります。熊谷さんのベースと一緒に歌がうたえる喜びで今から胸がいっぱいです!どんな風になるのか、わくわくします。どうか、みなさまも一緒に、楽しみにしていてくださいね!次回活動報告ではスペシャルなドラムス、中山健太郎さんのご紹介をしたいと思っています!本日も読んでくださり、ありがとうございました!(いつも遅い時間に更新してごめんなさい!)


thumbnail

みなさんこんばんは!(いつも夜遅くの更新でごめんなさい!)このプロジェクトは6月30日をもって支援の募集が終了いたしました。改めて、みなさまのご支援、ご協力により、プロジェクトの目標金額を達成いたしましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。今日は丁度今から1年前に、既に撮り終えているアルバムジャケットのお話をさせてください!このアルバムは2年前に構想、すぐにわたしが参加していただきたい!と思った方々へお手紙を書いたり、メッセージを送ったりしたところからはじまります。一番最初に編曲を野田晴彦氏にお願いしたいと思ったのと同じく、アルバムジャケットは絶対にこの方にお願いしたい!とすぐに思いました。それが、MIHO TARUIさんです。いつもルルさんと呼んでいるので、ここでも愛をもって、ルルさんと書かせてもらいますね。ルルさんとは2013年に、新潟の十日町、松代にある山ノ家というカフェ&ドミトリーで出会いました。山ノ家はgift_というデザインユニットのおふたりがダブルローカルライフの拠点として2012年にオープンされた場所なのですが、当時わたしはご縁があり東京の方のgift_labで少しお手伝いをさせていただいていました。2013年の秋に、山ノ家で行われた津田貴司さんの"みみをすます"というワークショップに参加した時、同じく東京から参加していたルルさんと出会ったのでした。秋の松代を散策して、さまざまな音に"みみをすます"。音を聴いたり、静けさを聴いたり、散歩道の途中のおもしろい反響を体感したり、しました。ホオズキ、アケビ、トウガラシ…日本の秋の景色と音、あの気持ちの良い時間は、今でもよく思い出せます。(今はゆっくりと旅に出たり、このようなワークショップに参加することはなかなか難しいですが、いつかまたあんな風にゆっくりと自然の中で音に耳をすませ、香り、景色、五感を全て使って生命を享受する時間がもてたら良いなと思っています。娘も一緒に、耳をすます旅ができる日が楽しみです。)それからルルさんとは一緒においしいごはんを食べたり、お酒を飲みに行ったり、餃子を皮から手作りしたり、年越しを共にしたり、素敵な展示に連れて行ってもらったり、色んな時間を過ごしました。ルルさんは2015年にテキスタイルを学ぶためスウェーデンへ留学され、わたしはスウェーデンへお手紙を書いたりしていました。(なぜか手紙が届かない、ということもあり、届かない手紙をいくつか出したこともあります。)勤めておられた広告会社を辞め、自分の夢、創作、新しいインスピレーションへ旅立つルルさんは本当に美しくてかっこよくて、もっと大好きになったのを覚えています。現在は山口市へ移住し、アート×街、手仕事×テクノロジー、自然と地域をつなぐものづくりや活動をされています。(MIHO TARUIさんの山口での活動はこちらから)ルルさんの生み出すものたちは、(色んなものがあるけれど、)わたしにとって、自然の中に、自然にあるような、だけど何度も見たくなるような、当たり前に置いてあるけど、目に入ると喜びで溢れるような、身につけている小さいものでも心強くなるような、そんな歓びの種のような嬉しい気持ちをくれるものたちです。(このハルジオンは大のお気に入り、これからの季節TワンピースはもちろんTシャツに着けても本当にかわいい。)ルルさんがインスタグラムにあげる小さなプロダクトをいつも楽しみに眺めている中で、いつかわたしがCDを作るときは絶対にルルさんに作ってもらいたいな、と昔から思っていました。そして、このアルバムを作ろうと決めた時、すぐに連絡をしたのでした。コロナ禍ではありましたが、久しぶりに直接会ってお話ができた日、オンラインでミーティングをした日、色々な想いやイメージをできる限り共有して、たくさんたくさんわたしの話を聞いてくれました。その中で、やはり"子守唄のアルバム"というとどこかで子どもに寄せてしまうような、わかりやすいようなものも想像してしまうのですが、大人がイメージする子どもの頭の中と、実際の子どもが考えて創造しているものは少し違ったりします。当時娘は3歳になる前で、お散歩で拾ってくるものはお花とかではなくて変な石だったり、積み木は積んで遊ぶのではなくお気に入りのハンカチで包んだり、大人からしたらそれが大事な宝物?と聞きたくなるようなものを、大事に大事にしまったりしていました。お絵描きもまだ上手ではないけれど、丸がうまく描けるようになったころ、丸を丸として愛している姿にグッときました。よくわからない小さい実を、よく持っていて、(本当に小さいのでよく管理しないと見失うのですが)なくなったと思うと「ランちゃんのミは!?」と忘れずに聞いてきていました。好きなものは好きで、ハマったことにずっとハマれる純粋な姿はいつだってわたしに勇気をくれました。そんなような話を聞いてもらい、たとえば積み木、とか、オルゴールとか、大人がイメージするおもちゃではないけれど、"宝物として取っておきたくなるような大切なもの" "小さいけれど嬉しいもの" をルルさんに作ってもらったのでした。全幅の信頼を寄せているので、内容はほぼ全てお任せで作ってもらった小さなプロダクト達は、ラフ画の時点で100点満点、最高すぎてそれだけでもジャケットになると思ったほどなのですが(ラフ画もお見せしたいほど!)、実物は見ているだけで心地好い風が吹いて、メロディが聴こえるようなものでした。アルバムジャケットはお楽しみにとっておいていただいて、今日は少しだけ撮影時の雰囲気をお見せします。娘が大事なものをお気に入りのハンカチに包むことから発想を得て、"むすんで ひらいて" というキーワードが生まれました。小さな、包まれているもの、ひらかれるもの、強く結ぶと壊れてしまうような、愛おしくなる小さなものたちが、全て命を宿して写っています。どうぞ、お楽しみに!(今回は、娘が大事にしていた実も、こっそり参加しました。)ルルさんの丁寧な手仕事を、心から愛し、尊敬しています。今回のアルバムジャケットを快く引き受けてくださったことに、本当に感謝しています。そして今日まで、たくさんの会話を交わし、わたしの中の創造の灯火(ともしび)を絶やさずにいられるように応援してくれ、離れていてもいつも心強いパワーをくれるルルさんが大好きです。ルルさん、ありがとう!アルバムが完成したあとのライブでは、この小さなものたちを、みなさんにも見ていただけるように考えております!MIHO TARUIさんの展示会が開かれる際は、ぜひ足を運んでいただき、みんなにも彼女の世界に触れてみてほしいと思います。長くなってしまいましたが、本日も読んでくださりありがとうございました!このアルバムが手元に届き、素敵なジャケットをみて、そして音楽を聴いて、みなさんの心になにかが触れてくれることを切に願います。最後に、出会った頃のふたりをこっそりと。(もちろんジョークですよ!)(松代の温泉の無人販売で購入したトウガラシ、おいしかったな。)


Success!!!!!
2022/06/28 20:55
thumbnail

おかげさまで、本日目標金額達成いたしました!まだ残り2日ありますが、みなさまのおかげで、目標金額を達成することができました!本当にありがとうございました!!最後まで本当に集まらないかもしれない…と不安でしたが、108人の皆さまがわたしにはついている!ものすごいパワーになります。昨日も書きましたが、みなさんが一緒に目標達成に向けて気にかけてくれて、応援してくれていること、言葉では表せられないほど心強くありがたいことでした。本当にありがとうございます。応援コメントも、泣きながら読んでいます。懐かしい方々、直接は存じ上げない方、SNSで知ってくださった方、みなさまに歌を届けられることがすごく嬉しい。この先は、一生懸命良い作品をつくっていきます!あなたのためのララバイです。届けられる日が今から待ち遠しいです。(練習たくさんがんばります!)ご支援をくださった皆さまには、プロジェクト支援が終了してから改めてメールをお送りする予定でいました。こちらでは取り急ぎ、目標達成のご報告とさせていただきます。何度もお礼を言うことになりますが、何度も言わせてください。心から、ありがとうございます!!