はじめまして!
新潟県村上市にある大正時代から営んできた 「筋子屋」と申します。
クラウドファンディングに初挑戦ということで、かなりドキドキしていますがまずは自己紹介させてください。
私達のこと、私達のこれからのこと、お伝えしていきたいと思います。
以下、やや長くなりますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
右が家族代表の佐藤です!左が一緒に復活のサポートをしてくれる井上です。
※一部本文に記載されている文章に”いくら”のことを”はらこ”と明記ています。
新潟県村上市ではいくらを”はらこ”と呼びます。
筋子屋は、大正時代に新潟県村上市で創業したよくある街の商店でした。
大正時代から”たらこ”と”筋子”の秤売りを行い、鮭を取扱うことになり、それ以来大正から平成にわたり『筋子屋』のシンボルとなる”いくら”を作ってきました。
その他、村上で有名な塩引き鮭や鮭の切り身などの、鮭に関わる商品を多く販売していました。
大正時代の店舗風景です。この店舗から筋子屋の「はらこ」が生まれました。
その後、「筋子屋のはらこ」がヒットし、新潟県村上市の地元や、観光客向けのお土産として長く親しまれてきました。
筋子屋の「はらこ」は、新潟県村上市の伝統ある鮭の有名地でもあります。
旬の時期に村上市で取れる秋鮭の卵(いくら)を醤油に漬けこむことで、ご飯をかけこみたくなる味わいです。
筋子屋こだわりの独自製法で、老若男女問わず大人気の商品でした。
いわゆる「いくらが好きでたまらない方の”いくら”です」
右が2代目店主です。筋子屋のはらこの美味しさはこの頃から普遍です。
しかし、3代目である叔父は家業の大変さを知っているため、昔から子供は自分たちの好きな道を歩んで欲しいと考えていて、事業継承をするつもりはなくお店をたたむ準備を数年前から始めていたのです。
そんな矢先に、3代目である叔父が体調を崩して、この世を去ってしまいました。
叔父の想いもあり、後継者がいないことから2015年に筋子屋は廃業となりました。
本当にこれでいいのだろうか。
やれることはないのだろうか。
失われた筋子屋の味を残したい。
消えてしまったあの名店の思い出の味を復活させて、
大正時代から続く歴史ある筋子屋を家業として家族が力を合わせ、
支えられてきた地元の方、全国の方にこの味を復活させて実現する為に
そして僕は、このお店を継ぐことを決心しました。
昨年のコロナ渦で外出自粛となった巣ごもり需要が高まっています。
『筋子屋のはらこ』を復活することで、
今日頑張ったあなたへ“期待を超えるおいしさ、ちょっと贅沢な一品”をいつもの食卓に。
この想いを届けたいと思いました。
いただいたご支援に関しては、今後長きにわたって美味しい「いくら」を届けられる、そんなお店となることで、しっかりと恩返ししたいと考えています。
筋子屋の歴史はあるものの、駆け出しでもあります。
失われた筋子屋の味を残したい。
また、よろしければこのプロジェクトを一人でも多くの方に知っていただけるよう、ご紹介や拡散にご協力いただけたら大変幸いです。
それではプロジェクト終了までどうぞよろしくお願いいたします!