2022/05/18 15:10

こんにちは、江藤あきひろです。

本プロジェクトが公開されて20日ほどが経過し、ついに折り返しに入りました。GWを挟んでしまったのでここまであっという間な気持ちです。お陰様で現時点での目標達成率はなんと280%超。本当に有難い限りです。ありがとうございます。

現在は様々なお店の方々にフライヤーの設置のご協力をお願いしたり、過去にビール関係でご住所などを教えて頂いている方々へDMを送らせて頂いたりと、できることを一つ一つ取り組んでいる状況です。醸造所の準備との並行作業ではありますが、少しでも出来ることはやっていこうと思っているので最後までどうぞよろしくお願いします。

さて、そんな中で割と多くの方々から「お金以外の形で、何か支援できることはありますか?」とのご質問をいただきます。有難い限りです。そこで今回は、その辺りのことを正直に具体的にお伝えしようと思います。


<飲食店さん達に、私たちのことを伝えてほしい>

私たちミチクサ醸造所では、ビール事業を通して「満たされた感覚」、しいては「心に残るような感動体験」を届けていくことが一つのミッションです。より多くの方々にこれらのことを届けていくためには、私たちの取り組みに共感してくださる飲食店さんたち・事業者さんたちの協力なしでは不可能だと考えています。

そこで本題ですが、もし何か更なる協力をしようとしてくださっている方がいらっしゃいましたら、可能であれば知り合いの飲食店さんをご紹介いただきたいと思っています。

とはいえ、何でもかんでも繋がりたい・繋げてほしいというわけでもありません。たぶん飲食店さん側も順序を踏まないときっと困惑するでしょう。だからこそ、まずは私たちのことを伝えて頂きたいと思っています。支援する/しないの話ではなく、ぜひこのプロジェクトのことを伝えていただきたいのです。

では、私たちが飲食店さん達と一緒に作っていきたい未来というのは具体的にどのようなものなのか、もう少し分かりやすく言語化してみたいと思います。


1. 「自家製ビール」を、胸を張って語れる世の中へ

本プロジェクトの本文を読んで頂いた方であれば少し想像ができるかもしれませんが、ビール業界は体験型どころか「オリジナルビール作り(OEM)」そのものが非常に難しい状況です。小ロット生産に対応したOEMを、持続可能な形で受け入れることができる醸造所がほぼ存在しないのです。

その結果、巷でたまに見かける”当店自慢のオリジナルビール”の多くは、既製品ビールのラベル貼り替え品だったりします。ラベル貼り替え品そのものが悪いわけではありません。好んでそれを選択されている方もいると思います。デザインが変わることで、飲んだ方の受け取り方に変化も出てくるでしょう。

しかし、「自分たちで作ったオリジナルビールなんです!」「実はこれ、自家製ビールなんですよ!」と胸を張って語れないことに違和感を感じている人や、「一回のOEMってこんなに在庫を抱えなきゃいけないの…?」と半ば諦めてしまっている人がいるのであれば、力になりたいと考えています。


2.「せっかくなら」「わざわざ」がある暮らし

私たちは「せっかくなら立ち寄ろうかな」「わざわざ来ちゃった」なんて言いながら、お店に足を運ぶ・出かける。そんなワンシーンが大好きです。

私たちの”暮らし”は決して自分たちが住む町にしかないわけではありません。東京にも京都にも宮崎にもあります。行きたいと思うお店、会いたいと思う人。そんな人や場所があるだけで、私たちの日常には彩りが加わり、それが一つの豊かさに繋がると考えます。

だからこそ、私たちがまだ知らない素敵なお店の方々とは積極的に繋がっていきたいのです。お店とお店、人と人、クラフトビールを通してそんな素敵なご縁の数々を格子状に紡いでいくことが、私たちが想い描く暮らしの在り方につながっていると信じています。


まとめ

以上のことが金銭的な支援とは別の形でお願いしたいことです。そもそも支援して頂いている身でありながら、更にこんなことを書いていいのかな?なんて少し不安になりながらも書いてみました。もちろん私たち自身の努力で取り組むべきことですので、無理強いをお願いするつもりはありません。ただ、大きなリスクを背負ったチャレンジですので、どこかで必ず平常な心境ではいられないほどの焦りに襲われることもあると思います。そんな時に誤った判断をせずに、自分たちの大切なことを大切にし続けるためにも、ぜひお力を貸して頂けると幸いです。

しかし、あれですね、すでに支援してくださっている方々から「他にも支援できることありますか?」なんて言われたら、何かもう惚れてしまいますよね。いかんいかん、私は妻子持ちの男です。いくら普段からデレデレしたダラシのない顔をしているとはいえ、これからもシャキッと気を引き締めて取り組んでいく所存でございます。(何が言いたいかわからなくなってしまいました。また次回の活動報告をどうぞお楽しみに!)