こんにちは つむらです 今日の意気込みをお伝えするのは、淺井真至さんです。
例年原始感覚美術祭代表は杉原さんでしたが今年は淺井真至さんが中心となってお祭りを開催するため、いつもとは味の違うお祭りになるだろうとたのしみです。
それではどうぞ
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原始感覚美術祭への思い
自分は原始感覚美術祭に関わらせてもらって約10年になります。
関わり出したはじめの頃は、 野外展示が多くあり、 作家本人がこの土地や自らと真摯に向き合う姿勢にすごく救われていました。
自分もただただ描くということを野放しでやらせてもらえて、めちゃくちゃな制作プランでも、ひたすらにぶつからせてくれました。
どうしようもなく自分から溢れでるものをそのままで表現できる場所があることがすごくうれしかったです。
近年は、パフォーマンス中心の祭へと変わり、現代の生活によって閉じ込められてしまったそれぞれが持つ、無言の余白から 、命自体のあそび場所を浮かび上がらせていると思います。
大きく変わろうとしてる世界で、言語以前の伝達方法によってそれぞれの即ちが燃え上がり 、火のゆらぎがただ在ること。
調和ではなく、 なにもなくただ在ること 果てのないこと 瞬間の中で燃え上がる熱を伝達しています。
そこでゆらぎあえたら幸いです。
今年は自分が中心となってこの祭りに関わらせてもらうので、とてもありがたいです。
今年は、作品展示期間も、本祭(パフォーマンス中心の場)もあります。
みなさん、ぜひ来てください。
淺井真至
1987年東京生まれ神奈川県育ち / 大町市在住。絵描き。
目の前のこと、今この瞬間を更新することに焦点をしぼり、描くこと、物を拾うこと、並べることを通して、場を変容させていく。
「北アルプス国際芸術祭2021」、「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」ほか。
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