みなさん、こんにちは!SerendibookチームメンバーのTakeです。
10代~20代の若者がアナタの気持ちからさまざまなことを連想し、日本中の本屋さんを巡りながら本を選び・お届けする取り組み、「Serendibookプロジェクト」終了まで【残り5日】になりました!
今回はメンバーのTakeが「本」×「偶然性」〜出逢いの価値とは?〜と題してコラムをお届けします。
先日、この「Serendibookプロジェクト」のコンセプトである「本」×「偶然性」を改めて実際に体感しようと本屋さん巡りをしました。その中で街ナカの小さな古本屋が目に入り、お邪魔することに。
そのお店は昔ながらの古本屋という感じで最近流行りの小洒落た感じではありません。店内には本が無造作に並べられていて、お店自体が営業しているのかも怪しいような雰囲気でした。
恐る恐る、店主の方に「本を探してるんですが....」と聞いてみると「どんなジャンル?小説?ビジネス書?」と親身になって相談に乗ってくださいました。
この「Serendibookプロジェクト」では、5つの気持ちから今の自分に当てはまるものを選び、それに合わせて本が選書されるサービスです。
その時は丁度アイデアに行き詰まっていたのもあり、
「右も左もわからず、何をした方がよいのかわからない時」に読む本をください!
とお願いしました。
そこで店主さんが選んでくれたのは、「インドでわしも考えた」という旅エッセイ本。普段はあまりエッセイ本は読まず、どちらかと言うとビジネス書や小説を読むのが主流になっていましたが、異なるジャンルの本を読んでみることに。
本には日本とは180度違う人々の生活様式、文化、風習そして価値観などが綴られていて「自分の知らない世界にはこんな人々が生きているんだ」とある種のカルチャーショックなようなものを受けました。そこから着想したのはThink out of the box((既成の)枠、既成概念にとらわれず考える)ということです。
このクラウドファンディングを、Serendibookプロジェクトを企画する時も何となく無意識のうちに既成概念にとらわれて無難かつ、確実性のあるものに導かれている時が多々ありました。
そんな中で思いがけず、偶然にもこの本に出逢い、右も左もわからず、何をした方がよいのかわからなかった自分にとって一筋の光・ヒントが見えた感じがしました。
その時、改めて「本」×「偶然性」の出逢いの価値を被験者の立場から実感することが出来ました。
「Serendibookプロジェクト」終了まで【残り5日】。
皆さんもたまには無意識のルーティンから自分自身を解き放ち、偶然性に身を任せて本をチョイスしてみませんか?
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