Farm sharingを周知させていくクラファンも、残り2週間となりました!
ご支援・応援をくださいました皆様のおかげさまで達成率が500%を超えました。
心より御礼申し上げます。
また、活動報告が全然できなくなってしまっており、恐縮しております。
残りの期間、また現場の情報を踏まえて配信をしてまいりたいと思います。
◆本日の田んぼ◆
お盆前から、全国各地で大きな雨が続いております。
奥能登でも、大きな被害が出るほどではないですが、連日のように雨が続いていることから、田んぼの稲が写真のように倒伏気味になってきました。
川原農産では、他の農家さんと違って、落水のタイミングが遅いので、落水のタイミングに長雨が来てしまうと、なかなかつらいものがあります。
ただ、コレもまた自然の流れではあるので、できる事をしながら稲刈りに向けた作業を進めてまいります。
◆倒伏するという事は◆
ある種豊作気味という事です。
頭が重たいから、真っすぐ立っていられずに倒れてきていることを意味します。
実れば実るほど首を垂れる稲穂かな。
の状態です。
(有)川原農産は、無肥料・少量施肥によるファスティング農業を展開しています。
一般的な概念でいうと、ご飯をあげない田んぼに稲が育つはずがないという事を親世代は言います。
しかしながら、(有)川原農産の田んぼにおいては、、ほとんど肥料を与えないにも関わらず、毎年育っています。
これは何を意味しているのでしょうか?
一つの仮説でいうと、作物や土壌は必要なものを必要な時に生み出すちからを備えているという事です。
作物が肥料によって育つのであれば、(有)川原農産のお米は年々収穫量が落ち込んでいくはずですが、写真のように実っています。
これはもう、肥料によって植物は育つという概念が違う事を示しているのではないかと考えます。
肥料を使わずしてもし、農業ができるとしたら肥料の原材料を輸入に頼る日本において、農業のあり方が大きく変わります。
我が国日本は、資源の乏しい国と教え込まれてきましたが、豊富な豊かな水と大地から農産物が生み出せる食資源大国へと変わる可能性すらあるのではないかと思います。
Farm sharingによって挑戦できる農家が増えるという事は、こういった考察をしながら可能性を最大限に引き出し、農業で世界へ挑戦できる可能性も生まれてくるのではないかと思います。
農業が、いろんな可能性にあふれた産業へと変わる可能性があります。可能性にあふれた産業になったら、農業がやりたい職業にランクインされてくることも夢じゃないですよね?
農業がいろんな可能性に満ちている。川原の挑戦からそんな未来が広がったらうれしいなと思っています。
1681年天和元年創業
百姓一系・九代目与三郎
笑顔生産法人 有限会社 川原農産
代表取締役 川原應貴