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誰もが農場主になる時代!ファームシェアリングを広めたい

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

現在の支援総額

1,969,500

656%

目標金額は300,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,969,500

656%達成

終了

目標金額300,000

支援者数114

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

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奥能登 の付いた活動報告

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達成率600%突破いたしました!本当にたくさんのご支援を賜り、感謝感謝です。お一人お一人が、共感していただき応援してくださったおかげです。残り二日、一人でも多くの人に伝わるように、取り組んでまいります。◆本日の田んぼ◆昨日に引き続き、少量施肥の能登ひかりです。このエリアは、ドローンを所有している人にドローン防除で除草剤散布を行っていただきました。当初の予定よりもだいぶ余ってしまって、散布量が少なかったことや、水持ちが悪かったことも影響してか、雑草の生えている率が高く、生育もやや雑草に押され気味な感じでした。父が、コンバインの操縦をしているのですが、エアコンが壊れてしまい。「暑い!暑い!」と窓を開けた状態で、稲刈りしておりました。。。機械が大型化すると、粉塵や飛来物などもある為、キャビン付きのコンバインで作業をするのですが、、、エアコンが効かないと、座席下のエンジンの熱気がもろに上がってきてキャビンの中は蒸し風呂状態。過酷な状況下でも、一緒に作業をしてくれる父に感謝です。◆目の色が変わる瞬間◆川原が、この活動をより多くの人に知っていただくために取っている方法は、Zoomを使った個別のオンラインミーティングです。Farm sharingってどんなものなのか?この構想が広まった先の未来がどうなるのか?そういったことを含めて、お話をしていくと、モニター越しに目の色が変わって表情が変わる瞬間に出会うことが多いです。私の話を聞きながら、きっとイメージが湧いた瞬間なんだと思います。こういう瞬間に出会うと、やっていてよかった!自分の構想は間違っていなかった!と本当にうれしく思います。川原の思い描く農業のカタチ。農業は農家がやるものから、農業はみんなで取り組むものへ!意識転換を図りたい。現場の農業者×一口農場主×事業サポーターの3方が、ちょっとずつの負担でお互いを活かしあうみんなが良くなる仕組み。農業は収穫物があってから、市場価格の中で現金化していく為不安定。これを3分の1の面積を使って、収穫前に販路を確定させ、予約販売的に資金を調達する事で、キャッシュフローが良くなる。経営が安定することで農家は挑戦できる。消費者も事業者も農場主になったり、事業サポーターとして農業にかかわることで、農業への当事者意識が芽生える。農場主=ファーストクラスのお客様。普通より高く農産物を購入する代わりに、農場主を名乗れたり、農場を利用したり、体験が出来たりと様々なオプションが付いてくる事で、利を感じていただく。日本中でこのファームシェアリングを真似してくれる農業者が増えれば増えるほど、日本の農業が変わるし、食も変わる。ファーストクラスの農場主によって、3分の2の面積で挑戦した農産物が、安価な既存の流通に流すことが可能になる。そうすることで日本中、どこでだれがどんな商品を手にしても、良質の農産物や、良質な農産物で作られた加工品が手に入る。日本中良質な農産物が出回ったら、学校給食が変わる。学校給食が変われば、子どもの食が変わる。子どもの食が変われば、子どもの未来が変わる。子どもの未来が変われば、日本の未来が変わる。私は政治は嫌いです。足の引っ張り合い、ののしり合い、けなし合い、そんなドロドロしたものを子どもたちに見せてほしくはないし、私は関わりたくありません。ただし、私の5人の子どもたちの未来は、親として良くしたい。子どもたちのより良い未来を思い描いたとき、うちの子どもたちだけが生き延びてたら良いかと言ったらそうじゃない。子どもたちの伴侶となる人も、ビジネスパートナーとなる人も、地域を守っていく仲間も、今を生きる子どもたちすべてが良くなる必要がある。人は食べたものでできている。「人に良い事」「人が良くなる事」「人を良くする事」これ全て食事(人+良+事=食事)です。私は農業から日本を良くしたい。だけどどんな農業をしなさいなんておこがましい事は、頑張っている仲間に対して言えません。だからこそ、経営し続けられる仕組みをもって、自由な挑戦でハイクオリティーな農産物を世に出していく農家を増やしたい。ハイクオリティーな農産物が日本中どこでも手に入ったら、確実に日本の未来は変わる。そんな、私の構想や想いをZoomを使ってお話ししています。農業が、ますます面白くなる時代へ!皆さんが農業にかかわることができる時代へ!豊かな食で、みんなが笑顔で暮らせる時代へ!いろんな思いを馳せながら、ワクワクしながら楽しんでまいりたいと思います!ご支援いただきました皆様も一緒に楽しんでいける日本になるよう、取り組みます!残り僅かではありますが、引き続き最後まで、応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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ご支援・応援を下さった皆様。いつもありがとうございます!本日、とうとう稲刈りが始まりました!◆本日の田んぼ◆少量施肥の能登ひかりです。能登ひかりは、昭和60年に能登の山間部に合うお米として石川県で品種改良されたお米です。粒は少し面長な感じで、香りに特徴のあるお米です。粘り気はやや少なめで、私はこのお米の塩むすびが大好きです!◆成果発表の時◆この時期は、この一年の自分たちの成果が目の前に現れる季節です。泣いても喚いても、もう後戻りはできない状態です。一般的には、出穂時には、走り穂防除。稲穂が出そろった、穂ぞろい時には、穂ぞろいの防除と、農薬散布をやるところですが、(有)川原農産では今年はやめました!その影響は、乾燥調製して籾摺りをしてみるまでは分かりません。あと、数日のうちにその成果がわかる時が来ます。明日は、無肥料の能登ひかりを刈り取りしようかなと思っています。オーナーの皆様、何もなければ基本はコシヒカリをお送りする形ですが、ご希望とあらば、能登ひかりも、ゆめみづほも同梱可能です。クラファンが終了しましたら、また皆様のご希望などもお伺いしして取り組んでまいりますのでよろしくお願いします!残り二日間となりました。また皆様是非ご協力・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


子ども達から学ぶ
2022/08/26 23:36
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残り4日になりました。今日は稲刈り準備のために、乾燥機やコンバインの掃除をしておりました。もうすぐ稲刈りです。新米、楽しみにお待ちください。◆子ども達から学ぶ◆川原には5人の子ども達がいます。上は中学3年から下は1歳までと幅広く。一番上の子を授かった時、この子が食べるものは、親である自分たちが選んだものだけだと思ったとき、出来る限り良いものを食べさせたい。出来るだけ体に悪いものは避けていきたい。そう思って、自分でハウスの空いたスペースで、野菜を少し育ててみました。しかし、ただ単に思いだけで動いて、農薬は使いたくないと使わなかった結果、二十日大根の葉っぱは虫にあっという間に食べられ、オクラはアブラムシにやられ、キュウリはうどん粉病に侵され、、、難しさを痛感しました。4番目が授かってから、食に関する意識が更に変わりました。嫁さんが、調味料から意識して変えていくようになったのです。そして、体の変化とともに、いろいろな氣付きが生まれてきました。そして、たんじゅん農と出会うのです。そして、無肥料田んぼを育て始めるのです。無肥料だと、めっちゃ不安です。だから、しょっちゅう気にかけて見に行きました。見ると感じるんです。隣近所と比較してみるんです。最初弱々しく見える稲を見ていると、手を差し伸べたくなるんです。でも、他の人ができているんだから、自分にもできる。この子たちだって対応できる。そう信じて我慢して待つんです。そうすると、ある時生長が追いついて追い越していくんです。その姿を見ていたら、出来るという自信が湧いてきました。でも、最初の3年間は収穫量を落としてしまう状況で苦しみました。しかしどうしてもあきらめきれませんでした。この苦しみが、全て経験値です。そしてこのような育て方を選んだ結果、子育てと同じだとシンクロして感じるようになりました。皆と同じ事で人は安堵します。時代も変わっていけば、流行も変わります。本当に良いものは常に変わっているのかもしれません。農家は、経営をしながら、常に良いものを生み出す事を目指さねばなりません。現状維持は衰退とも言います。農家も、常に良いものを目指しながら、現状よりも良い方向へと思考を向けねばなりません。だからこそ、農家には挑戦できる余力が必要です。今の日本の大半の農業者は、挑戦する余力がありません。Farm sharingでキャッシュフローが安定する農業者が出てくれば、確実に挑戦する農業者が増えます。なぜならば、Farm sharingしてご支援を賜ろうと思うのであれば、自分の農業の売りを語られなければ伝わりません。あなたの農業の強みは何ですか?他の農業者との違いは何ですか?あなたを選ぶことでどんなベネフィットがありますか?これらを、自ら発進しお客様にイメージしていただかなければ、ご支援に繋がりません。だからこそ、ただ単に今買ってくれるところがあるから、今まで通りの農業で良いというのは、違ってくるはずです。ご支援していただく、農場主の皆さんの為にもよりよい農業をしていく事、より喜ばれる農産物を生み出す事、後世に継承していける農業にしていく事が大事です。子どもの成長と、作物の生長。その時その時の一瞬はもう二度とやってきません。だからこそ、観るという行動や力が本当に大事だと思います。ご支援を賜ったおかげで、私にはその余力を含め、生の声をいただく事でモチベーションがどんどん上がっています。ご支援をいただいた皆様に、去年よりも今年、今年よりも来年と常に向上していく事をお誓い申し上げます。残り数日。引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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残り5日となりました。早いもので、プロジェクトももう終盤です。沢山のご支援をいただいて、お陰様で達成率が542%となりました。リターンに上乗せのご支援をいただいた方もいらっしゃって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、それだけ期待を寄せていただいていると感じています。私にできることは、発信していく事です。そして真似したいと思ってもらえるように努力する事です。一つでも多くの情報を一人でも多くの人に知ってもらえるよう、プロジェクト最後まで続けてまいります。◆本日の田んぼ◆事務所前の少量施肥コシヒカリです。緩やかに傾穂してまいりました。信じて生長を見守るのみです。害虫による被害もちらほら見受けられますが、今年だけじゃなく来年に向けての伏線ともとらえています。そちらは、ファスティング農業塾でもお話ししていきたいと思います。◆作物を目の前にして◆Farm sharingオーナー権を取得していただいた、支援者の皆様とともに、作物を目の前にして語らいたいと思っています。写真はいろいろと毎日のように撮影してはアップしていますが、どうしてもリアルとオンラインでは掴み取りにくい差があります。一番伝わる事が、リアルな現場で作物の息吹を感じていただくことだと思っています。そして、どんな奴がどんな思いで、どういう農業をしているのかを感じていただくことで、消費者の皆様にもいろんな氣付きが生まれるんじゃないかと思っています。私は基本的に、強制されることは好きではありません。だからこそ、自分なりにどうやったらいいのか?自由に挑戦してきた結果のファスティング農業が今あります。ですので、誰かを私も強制したくはありません。どんな農家も自分の農業が正しいと思って信じて頑張っています。それを支持してくださるお客様とともに、自分の農場を目の前にして管理する農家が今の状態を解説する。お話しする事で、農家の人間性を見ていただき、作物の息吹を感じていただき、生でなければ体感できない事を体験していただいたとき、今までにない感情や感覚も芽生えるのではないかと思っています。そういったものも、私の想像通りでなくても良いと思っています。普段の生活では、なかなか農業に触れるきっかけがない人が多い状況かで、農場主として自分の農地に足を踏み入れて体感した時に、感じる感じ方も感じたこともすべてその農場主様の自由な感覚でストレートに受け取っていただけたら嬉しいなと思っています。そして、それを聞かせていただき、その感覚を私も共有出来たらうれしいなと思う次第です。私が思い描くFarm sharingの理想形は、お互いの想いを受け止めながら、互いの為にできることをして支え合う形です。是非、現場にお越しください。遠く離れた場所かもしれませんが、リアルな現場をご体感いただけたら、普通じゃ味わえない価値を味わっていただけるものと思っています。私は、農場主の皆さんがプラスになるように、努力いたします。お越しになる際は、是非ご一報メッセージでお知らせください。私も、あちこち出かけることがあるので、せっかくお越しいただくときに顔を合わせられないのは残念ですので、是非事前にお知らせいただけたら、できる限りのおもてなしをさせていただきたいと思っています。皆様の笑顔が、私の原動力です。そして、私以外の農業者もまた、喜びを噛みしめながら楽しく挑戦する農業を展開していただけるように取り組みます。それが巡り巡って、農場主の皆様のお役に立つことと信じています。残り5日間となりました。最後までできる配信を続けてまいります。どうぞ、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


固定概念を外すと
2022/08/24 22:54
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残り6日間となりました!達成率が今宵541%(こよい)になりました!ご支援・応援をしてくださいました皆様のおかげ様です。本当にありがとうございます!◆本日の田んぼ◆少量施肥のコシヒカリです。周辺の田んぼでは稲刈りも始まりました。川原の田んぼは田植えが遅いので、まだまだ青いです。◆固定概念を外すと◆川原はこの業界の中では異色な人間です。1681年から続く農家の家系で、9代目の私が何故異色になってしまったのか?それは、歩んできた道にあります。小学生の時に、父が喜ぶかなと「俺、将来後を継ぐわ」と一緒にお風呂に入っている時に言ったことがあります。照れ隠しだったのか、なんだったのかはわかりませんが、父が返した言葉は「そんな事考えんでもいいから勉強しろ」でした。超素直な形でその言葉を受け、後は継がなくていいのだと思っていました。高校受験の第一次願書を出したその夜、担任が我が家にやってきて言うのです「志望校はボーダーラインぎりぎりやし、変えたらどうだ」と。。。これ幸いと、左手に父、右手に祖父、正面に担任。3人で私を囲うようにして、説得に入ったのです。「お前は農家の家の息子だ、農業高校に言っても何ら恥ずかしい事はない。農業高校に行け」と。。。後を継がなくても良いと思っていた私にとっては、手のひら返しを食らったようなもん。。。ふざけるな!と腹を立てて、だったら高校なんていかん!と荒れていましたが、最終的に「県内の一番遠いところなら行ってやってもいい!それ以外はいかん!」と言う私の一言で、互いの妥協点が決まり、旧石川県立松任農業高等学校(現翠星高校)の食品製造科に進学しました。そこでは、食品加工のイロハを勉強し、発酵食品の微生物が面白く、微生物にかかわることをもっとやりたいと、筑波大学 第二学群 生物資源学類 に進学させていただきました。大学では、海洋微生物に関する研究室に入り、海洋微生物を少しだけかじって卒業と言う状況で、高校大学と農業生産にかかわる学びは殆どしてきませんでした。そんな私だから、農業生産に関する基礎知識は皆無。だからこそ、農業の常識が私にとっては疑問になる事が多々あって、父とは23年の農業歴の中で20年近くは衝突ばかりでした。基礎知識皆無から始めると、とりあえずは先人である父のいう事を聞き、農業改良普及員に学び、同業者から教えを請いと言う状況です。みんなそれぞれに自分の世界観をもって、それぞれの農法を実践しているわけですが、私にとって農業を行うという事は、収穫量を増やす事でもなく、形の綺麗な作物を育てる事でもなく、どちらかと言うと、食べて美味しいものをお届けするというところに意識が向いていました。良く、昔からご当地で言われることは、反収8俵前後が一番美味しいと言われており、お米は取りすぎると味が落ちると言われていました。しかし、私が就農してから、米価は値下がりの一途。3.11の影響で、一時期東北のお米が避けられていた時は、需給バランスによって多少値上がりしましたが、毎年20万トンから30万トン消費が落ちると言われているお米も、高値を維持することはほぼ不可能な状況です。近年各都道府県で品種改良されて出てくるお米は、多収米。肥料を多く入れて、耕作面積当たりの収穫量を増やすというもの。しかし、行政側の指導は減反政策は廃止になったものの、生産調整をしてくださいというお願いと言う名のノルマが課せられ、加工用米・飼料用米などを耕作したり、転作作物を育てたりと、食用米の生産量を絞ろうとする動きがなされています。明らかに矛盾があります。生産調整を行う一方で、農家の手取りを安定させるために、値段が下がっても収穫量を上げれば帳尻が合うと多収米で収穫量を上げさせようとする。収穫量が維持されたり豊作になれば、またお米の値段が下がる。そこへ来て、コロナの影響やウクライナ問題、円安の問題から肥料の原料が輸入できなかったり、値上げになったりと、農家の経費は圧迫の一途です。こんなことが起こるとは全く予想もしていませんでしたが、川原が行ってきたファスティング農業が時代の流れにマッチングしてきています。肥料を多用しないで、収穫量を維持する事で、大幅なコストダウンを図り、品質を向上させ、環境にも配慮された、持続可能な農業のスタイルを構築しています。こんな道に進むことができたのも、追い求めてきた理想の農業は、食べて美味しいを念頭に置いていたからです。無肥料で育てたお米や野菜が美味しいと感じたから、その道に入っていっただけです。結果として、大幅なコストダウンをしながら、稲を見守っていった結果が収穫量が落ちることがなく上昇してきたという流れです。もし、農業高校で農業生産を学び、大学でも生産にかかわる知識経験を詰め込んできていたとしたら、この道に進んでいなかったかもしれません。川原には基礎知識が欠乏していたからこそ、既存の固定概念が無い状態で臨めました。固定概念を外すことは、一度蓄えた知識を否定し捨てる事にもつながりますので、勇気がいります。しかし、全てが悪いわけではないのです。そういうやり方もあるという事です。いろんなタイプの農業がある事は、ある種の種の多様性です。一つのやり方がだめでも別のやり方があると生き抜くことができます。ですので、肥料栽培もあっていいと思っています。但し、経営できないほどの経費圧迫をさせてまでやるのは違うと思います。ですので今の時代には無肥料・少量施肥のファスティング農業がマッチすると考えています。もし、お知り合いの中に、稲作をされる農業者さんが、経費が増えて米価は思ったように上がらないしと、お困りだったり、辞めようとしているようでしたら、一度川原のファスティング農業って見てみたらどう?もしくは、Farm sharingで資金調達したら継続できるんじゃない?とお声かけをしてあげてください。日本で農業をする人がいなくなってしまうと、国防的にもとても危険です。農業をする人が、力強く!楽しく!面白く!取り組める環境が大切だと思っています。他人に何か言われることは、プロとしてのプライドが傷つきますが、もし聞いてくれる人がいるのであれば、どうぞ川原のやり方を教えてあげてください。真似ていただいて構いません。挑戦できる農家が、日本中に増える事が、日本を変えていく第一歩です。そこに、Farm sharingがお役に立てたのであれば、ファスティング農業がお役に立てたのであれば幸いです。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴