
みなさま こんにちは。
今日は、「とらいふエール2025」が完成いたしましたので、そのご報告を申し上げます。
2022年に活動を開始した「とらいふぁーむ」では、近隣からいただいた廃材を再利用して制作したバリアフリー型のプランターに、施設内の厨房で出た生ごみを堆肥化した土を用いて、野菜や花を育ててまいりました。生ごみ堆肥は「クリーンむさしのを推進する会」のご指導を賜りつつ、施設利用者・職員・地域住民が力を合わせて日々大切に育てています。2023年からは同会のご提案を受け、ホップの栽培にも取り組み始めました。そのホップを原料として、武蔵境の「26Kブルワリー」で醸造されるクラフトビールが「とらいふエール」です。
今年の仕込みは7月下旬に始まり、8月10日(日)には恒例の「とらいふエールを楽しむ夕べ」を開催いたしました。当日は醸造所のご厚意により、生のまま直送されたフレッシュなビールがご利用者やご家族にふるまわれ、できたての一杯を手にした人々の歓声と笑顔が会場を包み込みました。
瓶詰めされた「とらいふエール」は、敬老の日の祝賀会にてお披露目されるのが恒例となっています。今年のラベルには、特養職員が描いた「生ジョッキとホップを手にした蜂」のイラストがあしらわれ、背景の線画は事業所内保育所「ベリールーム」の園児たちが描いてくれました。これは、とらいふぁーむにおいて「ニホンミツバチの養蜂プロジェクト」が本格的に始動したことを記念するデザインです。この取り組みはミツバチの営みを通じて高齢者介護福祉と自然環境、そして地域社会の関係をあらためて見つめ直すことを目的としています。ホップや蜂を介した「人間以外の他者たち」が関わる小さな循環に目を向けることは、介護施設の営みと地域社会、そして自然環境との結びつきを再確認する契機となると私たちは考えています。

とらいふぁーむは、これからも多世代が安心して集える場づくりを大切にしてまいります。「とらいふエール」は、「つくる人」と「飲む人」が一堂に会し、持続可能な関係を育むための魔法のビールです。今年はライムの爽やかな酸味を効かせた、風味豊かなエールに仕上がりました。どうぞ大切な方とともに味わっていただければ幸いです(入手方法につきましては、事務所職員までお声がけください)。
こうした取り組みは、とらいふぁーむ事業がまだ構想段階にあった頃からご支援くださったみなさまのお力添えによって実現してまいりました。心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



