独自の理論で業界から見放された(笑)iQを主に手がける私の会社(とは言っても私一人)は常に開発資金が少なくセカンドワークに従事しています。 週四日、午後の14時から翌日の2時半までセラピストとして・・・ 昨日、いつものように通勤前にドラッグストアに寄って夕食を買おうと走行中、かなりのご高齢のおじいさんが4車線道路を横断しようと飛び出してきました。 緩いカーブで、中央分離帯の植栽が重なり合うように見える中から、突然に背中の曲がったおじいさんの飛び出しです。ダーク系の服を着用し、小さい体、緩いカーブで植栽が重なり合うように見えるその影からの飛び出し、片側2車線道路で平均速度が高いというはねられる可能性が高いシチュエーション。 飛び出しの瞬間は早いのに、動く速度は悲しかな遅い・・・ この時は幸いにも、私一台の走行時だったので「危ない!」と私が思っただけで済み、何事も起きませんでした。もう少し交通量が多い瞬間だったならば・・・と考えたらゾッとします。 ご高齢の方の事故は、起こす側にも受ける側にも認識の甘さ(こんな単純な言葉では言い表せないですが)というものがあります。 私がiQで追求しているチューニングは万が一の時、運転者が回避しやすい特性を持たせる運動性能を与えるということ。 自動車文化を育むということは、年齢関係なく歩く人から運転者までの交通手段のリスクを伝えるということです。リスクを理解することができなければ、本当の楽しみ方というのは理解できませんから・・・ このプロジェクトは、プロダクトでiQ用LSDの市販化というのが表になっていますが、その本質は自動車文化の再構築です。そのなかで、高齢者社会に突入しか飼っている今の、高齢者に起因する事故の対策というものもあります。 残り19日・・・
夜のセカンドワークのりらく〇が終わり、帰路についたのが本日のAM2:00。帰りにハイオク満タン!タンクタイガー投入! 低温路面で雨、公道を走れる最低限の溝しかもたないSタイヤ。このようなシュチエーションでは最大の注意が必要です。 しかし、きちんとセットアップされた車はドライバーとの意思疎通ができ、自身がコントロールできる車になります。 こう言ったシュチエーションを、自分なりに楽しめる車のありかたというものは、店からのお仕着せではなく、経験者から伝えられるというような内容になります。 残念ながら、そういった場所も機会はなく、雑誌もWEB記事も信じていい書き方をしているものは僅かです。 私の理想づくりは、車のあり方を同じベクトルの方達(車種ではなく)と造っていきたい、というものです。このプロジェクトはそういった動きをしていくための準備と考えています。 iQ用LSDは、売れないと決めつけられたトヨタiQを生まれ変わらせるアイテムです。これを世に出すことによって車の価値基準は?楽しみ方は?を問いたいのです。 昨晩からの雨のセミレーシングタイヤ走行。通常だとヒヤヒヤするものなんですが、LSDの効果と完成された脚とボディのトータルバランスで、逆に楽しめました(^-^)
ようやくいろいろな方面の皆様方から目に止めて頂けるようになってまいりました! あとは、本プロジェクトを成功させるのみです! このiQという車、Air Repairのノウハウを注ぐと、楽しい車に激変するいい素性をもっている、今のトヨタ車にはない味を持っています。 日本車は趣味性が薄い・・・ なんてことは当てはまらないと思うんですよね。 日本車、外車といった先入観、モータースポーツとストリートチューニング&カスタム、のような壁を取省き、素直な車好きの日本の自動車文化を育んで行きたいです♪ この気持ち、iQに出会わなかったら無かったと思います。残念ながら新車では入手不可。しかし、LSDさえ(20個ですが)世に出すことができたならば、中古車6MT車でこのデモカーに近い味を20台分は世に送り出すチャンスが出てくるわけなんです。 今回のクラウドファンディングが成功しなければ、素性があるのに日の目をみない車として、素性が認められないままで歴史に刻み込まれるのです。 そのような事を容認する気にはなれないのです!
毎月第三日曜日は車のフリーミーティングの新舞子サンデーです。 今回もタンクタイガーの即売と、このプロジェクトPRと説明をさせて頂きました。 沢山の方々からの注目をいただくと共に、お話もさせて頂きました。皆さん暖かく応援のお言葉を頂戴し本当にありがたく思いました。 今回は、遠方から既にご支援を頂いている方も来て下さりお話をさせて頂きました。本当に嬉しくて感謝の言葉も見当たりません♪ 天気も穏やかでいい時間を皆様と過ごさせて頂きました。 こちらを後にしてトヨタ博物館に移動。 目的はCacle代表のT氏と正式な打ち合わせさせて頂くためです。新舞子サンデーはCarcleさんのイベントでT氏もおられたのですが、お互いに役割があるのでT氏の次の仕事場であるトヨタ博物館でお会いすることになったわけです。 T氏は、こちらで行われたプジョーオーナーの集まりをCarcleさんとして取材をする予定だったようです。 こちらで、間合いをみて正式なご挨拶と、お互いの事業内容とかを紹介しあい、今後どのような取り組みを行っていけるかを主に話し合いをさせて頂きました。 このプロジェクトについても意義についてご説明をさせて頂きました。 お互いに力を出し合って、より明る未来の自動車文化が花開いた日本を目指して行きたい、という事で意見が一致しました。
私(Air Repair)は創業当初からトヨタiQの秘めた可能性に惹かれて、今まで開発して来ました。 これまでの時間や経験からある意味、日本の自動車文化や趣向というものについて考えさせられる事柄でありました。 ヨーロッパでは、Aセグメントの車が人気があり、iQはその市場に日本代表としてトヨタが送り込んだ車種です。 ドイツの自動車メーカーOPELは、Aセグメント車両としてADAMという車種を導入しています。 導入し始めた時期は当社が設立された翌年の2013年。 同時にラリーのFIA基準のR2車両の開発に着手し、2014年からERC(ヨーロッパ選手権)のジュニア部門にワークスとして参戦して成功を収めています(今尚最強)。 開発担当ドライバーはあのWRCで有名なF・デルクール選手。 力の入れる方向性というか考え方がヨーロッパらしくモータースポーツからですね。 iQの場合はSCIONでアピールしたように、ドレスアップ路線からでした。 ですから、ヨーロッパにおいては小さく便利な実用車、アメリカにおいてはそこにプラスしてカスタムのテイスト、というイメージでモータースポーツからは少し違う住み場所にありました 私がiQにたいして興味を抱いたのが潜在的運動性能なので、自身の経歴からも、如何にして一般的な足としての車の価値を高めるか、といった方向性になるのは自然なことですよね。 ただ、そのアプローチを世界でiQに対して行っているところはなく、私のところだけという状況です。 iQという車は近代の日本車の歴史の中においてエポックメイキングな、突然変異的登場をした名車だと思っています。 市場優先主義の中で、日本国内では受け入れられなかったけれど、それがイコール駄作というものではないと思うんです。 かの、カール・アバルトも大衆車のFIAT500を独自のチューニングでアバルトというブランドを造り上げました。 私は心の師としてカール・アバルト氏を崇拝しています。 ですから、実戦から企画そして販売する部品を選び出しているのです(何も知らない一般の方から違法車両と言われた事がありますがそんな車造りでは本物は生まれません)。 ドレスアップ&カスタムだけのアプローチでは本物の性能は追求できません。 今まで、自分が歩んできた競技経験をもとに、ジムカーナ、サーキット、公道封鎖ヒルクライムレースに参戦し、磨き上げてきたのが当社のデモカーiQです。iQ専用LSDは今までの経験から、そして私の想いを聞き入れて下さったCUSCO様からうまれたものです。 クラウドファンディングを成功させて、iQ専用LSDを世に出し、売れるもの=正義という日本の自動車業界というものを、日本自動車文化というものに変えて行きたいのです。 おかげさまで徐々にその思いを理解して下さる法人様も現れて来ました。 是非、なんらかの形で当社の計画に参画してください。 宜しくお願い致します。





