ご支援いただきました皆様へ大変お待たせいたしました、22年12月17日に開催いたしました「アルビノの学生に自分の目で動物園を楽しんでほしい!」イベントの動画を公開いたしました!皆様のご支援により、子供たちの笑顔につながるイベントを行うことができましたので、その様子を多くの方にお伝えしたく、動画を作成いたしました。子供たちがQDレーザ様のレティッサオンハンドを使用し、自分の目で動物を見ながら楽しんでいる様子、自分の目で見て撮った写真(静止画)を親御さんに見せコミュニケーションをとる様子、楽しい体験となりスキップをしながら帰園する様子(最後のおまけ)など、当日の楽しげな様子を動画にたくさん入れることができました。是非ご覧いただけましたら幸いです!(動画のご感想などコメント欄でいただけましたらとても嬉しいです)より多くの方にこちらの動画を見ていただき、アルビノの理解、レティッサによる見える可能性の拡大に繋がればと思いますので、是非下記リンクをご利用いただき、拡散ご協力いただけましたら幸いですhttps://youtu.be/7wDlhm6pjEQグッズのリターンなどは発送準備が進み、来週より順次発送致しますので、大変お待たせしておりますが、楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。引き続き何卒宜しくお願い致します。プロジェクトスタッフ一同
ご支援いただきました皆様へイベント実施後久しぶりの活動報告となってしまいました!ご支援いただきました皆様へのリターン品の発送準備が整ってきております。アドベンチャーワールド様のパンダのぬいぐるみやポストカード、アルビノや見た目問題について書かれた書籍、QDレーザ様のレーザ網膜投影実用化の道のり、などステキなリターンをお届けするのを楽しみにしています。2月中旬より順次発送いたしますので、もうしばらくお待ちください!またイベントの様子をまとめたYouTube動画の作成も進んでおります!子供たちがレティッサを使用し、動物園を楽んでいる様子が伝わるような、とてもいい動画になりそうです。エンドクレジットにお名前を載せるリターンをご選択いただきました皆様も、もうしばらくお待ちください!プロジェクトスタッフより
ご支援いただきました皆様こんにちは、アルビノ・ドーナツの会の藪本です。ご報告が遅くなりましたが、皆様からいただきましたご支援により、12月17日アドベンチャーワールドにて「アルビノの学生に自分の目で動物園を楽しんでほしい!」イベントを開催できました!!!イベントにはアルビノの小学1年生男の子1人、女の子1人、小学2年生の女の子1人、未就学児の男の子1人を含む4家族14名のご参加者様に、『レティッサ』を使いアドベンチャーワールドを楽しんでいただきました。自分の目で動物が見えるかな?小さなお子さんなので飽きてしまわないかな?雨交じりの寒い天気だけれど、子供たちに楽しんでもらえるかな?いろいろな思いを持ちながらイベントの日を迎えましたが、果たしてどんなイベントになったでしょうか。。。イベントの様子をご報告させていただきます!10時 ミライロ様、QDレーザ様入園機器の準備、アドベンチャーワールド様と会場確認、オープニング動画撮影が始まりました。楽しい動画を作りたくて頑張っています11時わたしも到着し合流!早速インタビュー動画撮影。(慣れていないから緊張~)11時半アルビノの当事者でインフルエンサーのりり香さん到着!りり香さんは今回のイベントにアルビノの当事者としてご共感いただき、「是非発信のお手伝いをしたい!」と言ってくれました。子供たちもスペシャルゲストのりり香さんが来てくれること、とても楽しみにしていました!さっそくりり香さんもインタビュー動画撮影。(さすがに撮影慣れしていて私と全然違う笑)12時イベントご参加のご家族が続々到着!みんなまだちょっと緊張しているかな笑イベント開会式につづき、早速レティッサの説明、体験が始まりました。初めて使うレティッサにも、子供たちはすぐに慣れました。4人の子供たちはそれぞれ視力や見え方も違うのですが、みんな遠くのものがいつもよりもはっきりくっきり見えて楽しそうです!お姉ちゃんの指の本数もばっちり見えています!普段は学校で黒板の文字を見るのに単眼鏡を使ったり、本を読むのに拡大読書器を使ったり、工夫しながら授業を受けていますが、「レティッサを使った方が楽かも、遠くの文字までしっかり見える」と答えてくれるお子さんもいました!いろいろの物を見ようと自分から探し始めますレティッサを使って見ることが、いつもと違う感覚で楽しいようです。レティッサには見えている映像をスクリーンショットし静止画像を一時的に撮る機能がありますが、これが子供たちには楽しいみたいで、見えたものの静止画像を撮っては、お父さんお母さんに、「見て見て、こんなの撮れたよー」(子供たち)と楽しそうに見せていました。(レティッサの見え方が楽しいようでみんな手放そうとしません笑)子供たちが見ているものと、お父さんお母さんが見えているものの共有が、ロービジョンがあると伝わりづらいこともあるのですが、これならお互いに見ているものを共有できコミュニケーションが増えて楽しいですね!13時見学ツアースタート!アドベンチャーワールドの坂本さんが、子供たちを案内してくれます。レティッサを片手に、行ってみよう!(わくわく) アドベンチャーワールドさんといえばやっぱりパンダ!パンダラブからツアーがスタートです。子供たちはレティッサを使って、いろいろな角度からじっくりとパンダの様子を観察しています。一時停止機能で、パンダの様子を撮って、お父さんお母さんに見せたり、ズーム機能や明るさ調整など、積極的に使ってパンダを見ていました。「パンダがふわふわしているのが分かったー」「目の周りが黒いのが分かったー」(楽しそうなリアクションにほっと一安心)13時40分ペンギン・ホッキョクグマエリアいつもと違うペンギン、ホッキョクグマの見え方に興味津々。「ペンギン見たい~、写真撮りたい~」速く泳ぐペンギンを追いかけるのは大変そうでしたが、ペンギンのかわいい顔を撮りたくてみんな頑張っていました。14時イルカが登場するマリンライブマリンライブは遠くから座席に座って見なければいけません。普段ならぼんやりと見えている雰囲気を楽しんでいるけれど、今日はレティッサがあります。遠くてもズームがあるからうまく見えるねイルカが映るモニターを見たりしながら、レティッサ片手に楽しんでいます。 「イルカがみんなでジャンプするのがすごかった~」14時45分おまちかねのサファリワールドやさしい瞳の草食動物、迫力の肉食動物、ありのままの姿に出会える陸の動物たちの世界。みんなでケニア号に乗って見に行ってみよう! トラの顔がかっこいい!シマウマ初めて見たー!(小学生の男の子)チーター写真撮れたよ、みてー(未就学の男の子)家に帰って、あの機械ないの?って言われそうで不安です…笑(お父さん)「ゾウさんってあんなに大きいんだねー」子供たちみんな『レティッサ』を使ってよく見えているし、写真もたくさん撮っている!右に左に現れる動物たちをたくさん見たくて、みんなケニア号の中で右に行ったり左に行ったり、キャッキャ言いながら動物たちを楽しめました。15時45分交流会・フィードバック・閉会式最後にみんなで今日見えた感想を話し合いました。どんな見え方だったか話し合いましょうご参加いただいたお父さんお母さんからは、「今日は子供がとても楽しそうにしていて、嬉しかった。今までこの子がこんなに「見ること」に対して執着し、関心を示したことがなかったのに、「見えたよ!」と私や周りにしつこいくらい言ってきて、こんなのは初めてだった」「早いものを追いかけるのが難しかった様子なので、それをどうにか解決出来たら良いなと思った。写真を撮って、こんな風に見えたんだよってたくさん教えてくれて、同じものを見られる「共有」が嬉しかった」「パンダの毛はこんなにフサフサしていたんだね」とか、「パンダの目が眠そうだね」と、とても細かい感想が聞けて、逆にこちらは今までそれが見えていなかったんだって初めて気付きました。これから小学校3年生になって、星の授業が始まるけど、どうにか星を見せてあげたいと思っていた。これで見られたら良いなと思って、期待できた。こんなお言葉をいただきました。自分の目で見るということに興味を持ち、見えたものをお父さんお母さんに積極的に伝えている子供たちを見ていて、本当に楽しそうでしたし、とてもいいイベントを開催できたと感じています。今日はたくさん動物を見ることができたねパンデミックの影響もあり、アルビノ・ドーナツの会の子供たちと会うのも3年ぶりでしたが、こんなに良いイベントを子供たちにプレゼントでき、本当に嬉しかったです。今回この企画にご賛同いただき、ご支援いただきました皆様、ツアー、リターンのご協力をいただきましたアドベンチャーワールドの皆様、イベントの企画、運営、発信サポートをいただきましたミライロの皆様、レティッサをお貸出しいただき、体験の機会を作っていただきましたQDレーザの皆様、多くの皆様に感謝しております。多くの皆様のご支援、ご協力が、この日の子供たちの笑顔につながりました。是非このような取り組み、発信が、より多くの笑顔につながってほしいと感じますので、これからもご協力いただけましたらとても嬉しいです。今日の様子は動画も作成し、また多くの皆さまに見ていただきたいと思いますので、またご紹介させていただきます!皆様本当にありがとうございました!是非ご感想などメッセージいただけると嬉しいです!
ご支援いただきました皆さまへアルビノ・ドーナツの会の藪本舞です。クラウドファンディングの支援が昨夜締め切りとなり、無事にクラウドファンディングを終えることができました。122名の皆様からご支援いただき、1,656,000円という多額のご支援をいただけましたこと、心より感謝いたします。私自身、クラウドファンディングを開催するということが初めてのことでして、試行錯誤の連続だったのですが、様々な形でたくさんの方に応援していただき、ここまで到達することができました。多くの皆様に向け、アルビノについて少し知るきっかけになってほしい、QDレーザ様の『レティッサ』を使わせていただき、アルビノの子供たちに『見える』という体験をしてもらいたい、という思いから始めたプロジェクトですが、こんなにも多くのご支援、そして温かい応援のお言葉をいただけるとは予想しておらず、とても嬉しく、感謝でいっぱいです。目標金額の達成まであと少しでしたが、皆様からのご支援により、12月17日には5組のアルビノのお子様がいるご家族を動物園にご招待できます!イベント当日は、アドベンチャーワールド様のご協力により、ツアー形式で動物を見て楽しんでもらえることになりました。・ゾウの森・パンダラブ・海獣館・ビッグオーシャン(イルカショー)・サファリワールド(トロッコ列車に乗ってライオンやキリンなど見学)当日のイベントの様子は、アドベンチャーワールド様の公式YouTube、またプロジェクトのご協力をいただいております株式会社ミライロの公式YouTubeでも発信しますので、皆様のご支援がどれほど子供たちの喜びにつながったか、是非ご視聴いただきたいと思います。イベント当日は子供たちが主役に、今まで見えづらかった見え方で見ていた動物たちが、『レティッサ』を使いどのように見え、楽しんでもらえるか。とても楽しみにしておりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
皆様のご支援、ご声援がとても大きな励みになっております。心から感謝いたします。 このプロジェクトは、若い世代の子供たちに「見える」を体験してもらいたいという思いから始まりましたが、同時に「アルビノ」をきっかけに、『見た目問題』について知る、考えるきっかけになってほしいという思いもあります。 『見た目問題』、皆様この言葉をご存知でしょうか? 見た目問題とは、顔や体に生まれつきアザがあったり、事故や病気による傷・火傷・脱毛など、見た目にさまざまな症状がある皆さんが、その見た目がゆえに日々ぶつかる問題、と私たちは定義しています。 見た目問題の認知度は少しずつ高まってきているとはいえ、まだまだ充分ではないと痛感しています。治療に緊急性がないことや生命に危機がないことから軽視されがちで、今まで社会問題化しなかったことが背景にはあります。しかし、だからといって当事者が抱えている問題が軽い問題かというと、決してそうではないのです。 また『見た目問題』というと、「その“見た目”そのものが問題」と捉えられたり、「見た目の症状がある当事者が問題」と誤解されることがありますが、そうではありません。「見た目の症状」そのものや、「見た目の症状がある当事者」が問題なのではなく、「見た目の症状があるが故に、社会的障壁があること」や、「見た目の症状がある人のことを排除したり、偏見を持ったり、差別する」等を、私たちは『見た目問題』と呼んでいます。 つまり、様々な見た目を受け入れることができない「社会側の問題」なのです。例えば、私も高校生の時にアルバイトを探そうと行動したのですが、アルバイト先の面接で「お客様にあなたの特に髪の毛の色、そういった症状をいちいち説明できないでしょう」という理由から不採用になったこともあります。私の髪の毛が人とは違うことが問題だったのでしょうか、それとも私の髪の毛が人とは違うことを説明しなればアルバイトができない社会が何か障壁を生んでしまっているのでしょうか。またアルビノの当事者の中には、髪の毛を黒く染める人もいます。黒く染める理由は様々です。アルビノの当事者の方が、自身で決めて納得したスタイルで過ごせることが社会として前提となっていれば良いのですが、本人の意志とは反して、髪の毛の色を強制的に染めさせられる状況があるとしたら、そのことに生きづらさを感じる当事者の人もいます。人とは違うことに対して寛容さのない社会では、人とは違うことに生きづらさを感じてしまう人たちが、沢山いるのです。それはアルビノだけではありません。 皆さんが感じているよりも『見た目問題』は身近なテーマなのだろうと私は感じています。見た目問題に対する私の一つの答えは、「人はそもそも、ひとりひとり違っていて当然である」ということです。 私は高校を卒業し、芸術大学へ進学しましたが、大学で出会った人たちは、「人はそもそも、ひとりひとり違っていて当然である」という前提がしっかりとありました。 いかにして自分の持ち味や自分の思ったことを作品に反映させるかに魅力があり、私の髪の毛の色のことについては奇妙がられることは殆どなく、「それが薮本さんだよね」という感覚で接してくれました。みんなもそれぞれに個性を大切にして、「自分」を生き生きと表現して生きているようでした。 そして今は、アルビノであっても、見た目に症状がある人であっても、さまざまな人たちが共に自然に暮らしていける社会になればいいなと思って活動しています。 私は自分自身の症状が「アルビノ」であるので、アルビノから「見た目問題」をお伝えしていますが、アルビノを理解していただくことは、見た目の症状がある人たちへの理解の入口に繋がると思っています。 そして、孤立して悩む人を減らすために、これからも繋がり合って活動を続けたいと思っています。 少し長くなってしまいましたが、読んでいただき少しでも興味を持っていただけましたら、 私のエピソードだけでなく、見た目問題に悩む多様な方の多くのエピソードを書いていますので、リターンにしています私の「アルビノから考える見た目問題」を読んでいただけましたら嬉しいです。 クラウドファンディング終了まであと少し!最後まで頑張りますので、皆様も拡散ご協力いただけましたら嬉しいです!