中垣内彩加×工藤孝生×亀山睦実監督|映画『12ヶ月のカイ』制作支援プロジェクト

『人間とヒューマノイド』を題材に描く、ちょっと未来の恋愛SFサスペンス。新しいもの・環境や、変化を苦手とする現代日本人へのアンチテーゼの物語。『ゆきおんなの夏』『追いかけてキス』『マイライフ、ママライフ』の亀山睦実監督による初の自主制作長編映画に、是非ご支援お願い致します!

現在の支援総額

1,181,500

118%

目標金額は1,000,000円

支援者数

69

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/01/16に募集を開始し、 69人の支援により 1,181,500円の資金を集め、 2020/03/15に募集を終了しました

中垣内彩加×工藤孝生×亀山睦実監督|映画『12ヶ月のカイ』制作支援プロジェクト

現在の支援総額

1,181,500

118%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数69

このプロジェクトは、2020/01/16に募集を開始し、 69人の支援により 1,181,500円の資金を集め、 2020/03/15に募集を終了しました

『人間とヒューマノイド』を題材に描く、ちょっと未来の恋愛SFサスペンス。新しいもの・環境や、変化を苦手とする現代日本人へのアンチテーゼの物語。『ゆきおんなの夏』『追いかけてキス』『マイライフ、ママライフ』の亀山睦実監督による初の自主制作長編映画に、是非ご支援お願い致します!

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みなさん、こんにちは。プロジェクト終了まであと38日。中だるみ、感じていませんか?笑急遽ではありますが、2月12日(水)19時30分より、監督自ら作品の制作意図や魅力をプレゼンするためのイベントを開催することとなりました!2019年9月から約8ヶ月の時間をかけて撮影が行われている本作について、監督が込める想いや、これまでの作品歴・亀山作品の魅力についてプレゼンします。プレゼン後は懇親会を予定しているので、作品やクラウドファンディングに関するご質問もどしどしお待ちしております!ゲストはスピーカーの亀山監督に加え、出演者や写真家のAI TERADAなどの来場も予定しており、入場500円で懇親会まで参加が可能。また、2月15日にバースデーを迎える主演の一人・中垣内彩加さんに関連して、中垣内彩加さん主演『僕らの時代』×#平成最後映画予告映像〜特別バージョン〜 の上映なども企画中です。SNSでは既に情報が出ていたものではございますが、お時間ございましたら是非ご参加お待ちしております。【 イベント概要 】日時:2020年2月12日(水)19:30〜22:30(19:00開場)場所:シネマプランナーズ ラボ住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目31−21 チャールストンハウス 1F参加:500円(懇親会軽食代込み|当日現金でのお支払いをお願いいたします)定員:20名予約:https://12monthofkai200212.peatix.com/登壇:亀山睦実監督、ほか調整中(最新情報はTwitterをご確認ください)来場:AI TERADA、ほか調整中(最新情報はTwitterをご確認ください)【 プログラム内容 】1)作品上映・『恋はストーク』・『何度でも大好きだって君に言うよ』・『追いかけてキス』セレクト3本・シークレットティザー上映・中垣内彩加さん主演『僕らの時代』×#平成最後映画予告映像〜特別バージョン〜・『12ヶ月のカイ』特報 ほか2)監督による作品プレゼン3)質疑応答&トーク4)プチサプライズ(企画中)5)懇親会※プログラム概要は、一部追加・変更等の可能性もございます。ご了承ください。※チケットの精算は、当日会場にて現金にてお支払いお願いいたします。※監督以外の登壇者・参加者については現在調整中です。【 プレゼンスピーカー 】亀山睦実(監督脚本)平成元年生まれの映画監督、映像ディレクター。映画『ゆきおんなの夏』『マイライフ、ママライフ』等を監督。ノアドオリジナルSNSドラマ『追いかけてキス』の企画・監督としても活躍。映画の監督・企画・製作や、WEB CM・TV・MVのディレクション、2.5次元舞台のプロジェクションマッピング・ライブ映像の演出などを担う。2012年に日本大学芸術学部映画学科卒業後、現在はクリエイティブチーム・ノアドでディレクターとして活動。【 来場ゲスト 】AI TERADA(写真)1990年福岡生まれ。2013年clubシーンスナップ撮影を中心にキャリアをスタート。2017年「女性×果実」をコンセプトとした初個展「めす展」を開催し、瞬く間に国内外各メディアに取り上げられ、大きな話題となる。以降アーティストの宣材写真やアパレルルックの撮影他、昨今ではMV制作や360度VRアートコンセプトのイメージビデオの監修も務める等、活動は多岐に渡る。また、来場ゲストの情報は随時更新いたします。詳しくは、公式Twitter(@12MonthOfKai)よりご確認いただきますようお願い申し上げます。■『恋はストーク』■『何度でも大好きだって君に言うよ』■『追いかけてキス』■中垣内彩加さん主演『僕らの時代』×#平成最後映画予告映像〜特別バージョン〜




皆さんこんにちは。監督の亀山です。今日は『12ヶ月のカイ』のはじまり、企画の発端についてお話ししようと思います。結論から言いますと、このお話は「某女性映画監督がプロデュースした女の子オムニバス映画の没案」です!「没案」と言いましたが厳密に言うと「監督募集があった時に短い脚本書いて送ったけど落ちたやつ」ですね。おこがましいので言い直します。私こういう時だいたい落ちちゃうんですよ。悔しいよねぇ。でも、こうして自分の作品、しかも長編として企画から生まれ変わらせることができたので、結果オーライでしょうか?なので、実はそもそもの企画自体は2年ほど前からありました。その時の5分くらいの短い物語を、もっと深掘りして広げてみようと思って書き始めたのが、この『12ヶ月のカイ』だったんです。そして、その監督募集企画の数ヶ月後には、是枝監督監修によるオムニバス映画『十年』の日本版が公開されたり、ヒューマノイドやAIネタの作品が日本にも増え始めたり。つまりここ2-3年は、クリエイターたちにとっても「未来」を考えてそこに創作の焦点を当てるべき時が来たんじゃないか、という気運がなんとなく流れていた時期だったと思うんですね。「今更ヒューマノイドかよ」って思う方もいるかもしれませんが、 でも私が見た限り、それらの作品は制作資金が少ない日本人なりに上手く考え出された企画だったと感じています。日本版の『十年』は見る人によっては「詰めが甘い」と言われてしまいそうなオムニバス映画ですが、多面的に見ればとても面白い企画でした。未来は暗いけど明るい。すごく日本人らしい作品群でした。また、世の中的にも「これからの社会のあり方は変わる、変わらなければならない」というひとつの流れがすでにあって、地球環境も人口減少も移民も差別もテクノロジーの発展も、私にとってはこの先の人生から切り離せない・考えずには生きられないテーマとして徐々に浸透してきていました。この感覚は、若い世代には特に共感できるものなんじゃないでしょうかね?その「変わらなければならない」という意識だけは皆の中にあるにも関わらず、でも日本人ってやっぱり「新しいものに弱い」。モノでも制度でも、なんでこんなに抵抗感だらけなんだろう、なんでこんなに保守的なんだろう、と日々頭を抱えることばかり。けど頭を抱えてる間にも、自分たちはどんどん歳をとって、世界はこんなにも目まぐるしく変化しているのに、日本だけがガラパゴス状態で数十年前からほとんど変わらない価値観と世界観で生きている。正直しんどくないですか?変わらないどころか、悪くなっていると感じられる部分だってたくさんあります。というか、「世界が変化しているのに、私たちだけ変われないから、色々追いつかなくなってその差で余計に生きづらさを生んでしまっている」という状況だと思うんです。本作の9月撮影と12月撮影に間に、実は『マイライフ、ママライフ』という長編作品をもう1つ撮影していたのですが、『(略して)マイママ』のテーマでもある「現代女性の生きづらさとはなんなのか?」「働きながら子供を産み・育てることがどうして難しいのか?」という問いの根本的な問題は全てここにあると私は考えています。まさに、ハード(=社会システムや環境)とソフト(=私たちの意識)の不一致。わかりやすく言えば、iPhone 6をiOS13で動かしてるようなもの。10年前のPCで4Kの編集してカラーグレーディングしてる状態。そんなの無理だって。(余談ですが、先日家の2012年製iMacに最新のOS入れようとしたら「あなたのPCにMojaveは入れられません」って言われました。つら…)という訳で、前作の自主映画作品『ゆきおんなの夏』のような恋愛映画の空気感を醸し出しつつも、「世の中の不具合に立ち向かう」というスタンスは『マイライフ、ママライフ』と変わりありません。愛だの恋だの、キスだのセックスだのの狭間にも、社会的なメッセージを込められないかな、と試行錯誤している作品が、この『12ヶ月のカイ』です。人間とヒューマノイド。この、似ているようで全く別物の二者が交わった時に、何が生まれるのか。人間的だけれど人間じゃないからこそ導き出される、事件と結末に、共に立ち向かってくださる仲間が一人でも多く現れることを、切に願っています。まだまだプロジェクトは続きますが、どうか最後まで、完成後まで見守ってください。キャスト・スタッフ一同、スクリーンの向こう側で、あなたにお会いできる日を楽しみにしています。



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