おはようございます。こんにちは。こんばんは。監督の北林です。第八弾も続いたスタッフ紹介が終わり、続いて撮影レポートなのですが!すいません!もう一人紹介させてください!演出応援として堀内友貴くんも現場に駆けつけてくださいました!彼は今年の夏、テアトル新宿にて監督作「明ける夜に」が上映されます!『珈琲の唄』の制作部を務めた在原さんもご出演されています!要チェックですぞ!https://filmarks.com/movies/104504改めて本当に多くの方に支えられているのだと、しみじみ感じます!よーし、じゃあここからは撮影レポートだ!撮影1日目からご紹介します!陣くん・樹乃さんクランクイン!!!!いよいよクランクイン!ここから怒涛の3日間がスタートしました!初日、最初に撮影したのは、今作のメインロケ地になる【カフェヤスクーカ】さんからスタートしました!カフェヤスクーカ(めちゃくちゃ良い雰囲気!)『珈琲の唄』クランクイン!ここのシーンでは、陣くん、樹乃さんが演じる二人にとって重要なシーンになりますので、丁寧に撮影していきました!樹乃さんの演技の海へと飛び込む勇気樹乃さん演じるカフェ店員がお客さんに接客をするシーンで、私がある無理難題な演出を樹乃さんにつけたのですが、樹乃さんは「わかりました!」と快く引き受けてくださり、全力で飛び込んで演技をしてくださいました。それがすごく印象に残っていて、ここまで飛び込んでくれると演出をつける僕としては、気持ちが良くてずーっと演出していたい気持ちになりました!時間に限りがあることに憎みましたね…笑メイキングでは、その一部始終が映っているのでぜひチェックしてみてください!たどたどしく演出をつける監督待ち時間。みんな笑って笑って素敵。また、エキストラの方々にもご協力いただきまして、よりカフェの空間のリアリティを爆上げしてくださいました!メイキング動画を見てすごく感じたのが、制作部の在原さんや町田くん、はるきくんがメインキャスト、エキストラの待ち時間に話しかけて気にかけていてくれて、また現場にいるみんなが楽しそうに話しながら、待ち時間を過ごしているのが、本当にいいなと思ったんです!メイキングでは、その雰囲気も伝わるのでぜひぜひ!(メイキング推しすぎだな笑)朝早くから来ていただいたエキストラの皆様。とても良い笑顔!続いては、踏切のシーン!!!カフェのシーンを終えて、踏切のシーンへ。ここで中嶌大輔さんがクランクインしました!ううう、素敵な写真だああああ!樹乃さん、中嶌さんのツーショットここは踏切という、とてもドラマチックな場所で撮影させていただきました!踏切ってドラマをうみますよね…!今作の物語を語るうえでも、踏切という場所をフル活用して撮影しました!どう活用したのか、楽しみにしていただけたらなと思います!陣くんの凄さ!陣くんとは2年前に撮影された短編映画『消しかすの花』でご一緒して、今作で2回目でした。陣くんの目線や表情の豊かさを現場にて改めて目の当たりにして、ずーっと感動しっぱなしでした!でも、カットがかかるとケロッと楽しい陣くんに変わって、冗談を言ったりするのです。次にまた、本番の声がかかるとスッと真剣モードに早替わり!凄い!本当に凄いのです!ものすごくどーでも良い話なのですが、なぜかもやしの話になって「もやしはシャキシャキの水だから」と僕が言ったら、陣くんがツボるほど笑ってくれて、それが嬉しくてたまに思い出します。はい、それだけです。時間取らせました。すみません…。おそらく冗談を言っている陣くん時間に追われた初日でもありましたが、なんとか笑顔で乗り切りました!なんと、総カット数74で、初日で半分以上を撮り切りました!みんなのご協力なしでは、撮り切れませんでした!みんなありがとう!!!!!!最後に・・・応援してくださる皆様に感謝しています。記事を読んでくださる方、クラファンに参加してくださった方、SNS等で反応してくださる方、少しでも「へー、頑張ってるなー」って思ってくださっている方。本当に嬉しいのです。今日、対馬に住む方から連絡がありまして、「頑張っているの拝見してますー」と言っていただいて、そうやって最近は会えてないけど、繋がっているなーって思ったりするのです。誰かのことを思い出したり、今どうしてるんだろう?って考えることが、僕は大好きなんです。誰にも邪魔されない空間と言いますか…!現在、24名の方が支援してくださって、僕はその24名全員の名前や顔を知っているわけではないのですが、たまに想像してしまいます。みんなどうしてるんだろう?元気にしてるのかな?僕みたいに悩んでることとかあるのかな?美味しいご飯食べてて欲しいな。星座占い上位であって欲しいな。とか、とてもよくわかんないこと言っていますが(笑)、考えちゃいます!なんでって本当に嬉しくって嬉しくって!本当にありがとうございます!感謝しきれません!あ、もうこんな時間!寝ます!おやすみなさい!以上、1日目の撮影レポートでした!2日目、3日目の撮影レポートも近日アップするので、待っててください!
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは!企画のずんがんです!今回は前回に引き続き制作チームのご紹介をさせていただきます。三人のうちの一人、町田英太朗さんです!町田さんは世田谷センスマンズととても親交が深い方で撮影現場でも北林監督の意図を瞬時に読みとって下さり撮影を円滑に進める役割を大きく担ってくださいました。町田さんも普段、俳優、振り付け、ダンサーとしても活躍されていまして彼自身の世界を強く持った方です。リターンのメイキング映像で、普段の町田さんの何事にもツッコミを入れてしまう様子がご覧いただけます。その厳しすぎるツッコミで現場を明るくしてくださいました。さらに町田さんは制作としてだけではなく、リハーサルの段階で陣慶昭さん演じる男の子の役を演じてくださいました。とにかく熱量がすごい。【町田英太朗さんからのコメント】先日の活動報告日誌、アングルチェックに登場させていただいた町田が、満を辞して日誌に登場します。宜しくお願いします。先輩方2人と同じ回に登場するということは恐らくこの日誌の大トリはオレなわけですが、いかがですかみなさん?そろそろ文章読むのに飽きてきましたかね?それとも他の2人が内容薄すぎてあっという間にオレに辿り着きましたかね?、安心してください、大トリのオレが責任を持ってこの日誌の最後を受け持ちます。とは言っても絶賛締め切りに追われながら書いてるわけですが。そう、追いかけられてます(照 締め切り、オレの事好きすぎだろ〜、、(照照 え〜、追いかけられすぎて困っちゃうねえ、、アオハルだな、、アチいねえ〜(大照え?導入が長いですか?長い?は?他の人らの日誌の方がとんでもなく長えだろ、、。。というかみんな長すぎだろ…、ぎゅっと縮めて2文で終わらせろよ、、。。本題に入ります。今回の制作に当たって、僕は3日間の撮影のうち初日のスタッフと、アングルチェックでジンくんのスタンドインを務めました。要するに、ベンチ入りをしていたわけです。負傷者が出た場合は男女問わず満を辞してオレらが行く予定でした。今回北林監督は交代カードを使うことなく撮影を終えたわけですが、ベンチ入りしたオレらは精神的支柱として大活躍だったと思います。要するに優勝に圧倒的な貢献をしたわけです。そんなことしなくてもアーティストずんがんとセンスマンズが組んだ時点で優勝です。アングルチェックの時点でビデオコンテが出来上がっていて、そこに沿ってスタンドインをしたのですが、物凄く忠実でわかりやすい設計図がそこにあり、この人たちのえげつなさを改めて実感したのを覚えています。僕自身も過去何度かMVに出演したことがある中で、記憶上、ビデオコンテがあることはなかった。ビデオコンテとか聞いたことがなかったし、どのようなものが撮りたいかのイメージが具現化して伝えられることは関わる人たちにとってとても思いやりのあることだと思いました。この時点で物凄く準備して緻密に計算されていることを関わる人たちに示すことで全員のモチベーションが上がったと思います。これ完成したらえぐいものが出来上がるぜ、というモチベ。撮影初日はカフェからの外ロケでした。外ロケ時の待機場所やカフェからの流れ、どのように撮るためにどのようにスタッフが動かなければならないかということを事前に綿密に打ち合わせました。打ち合わせを通して具体的に伝えてくれたので、7割方ミスりつつも3割方貢献できたと思います。この状況でも3割打てるオレ、相変わらず安定していて頼りがいありすぎるな、。WBC4番確定だろ、。カフェではメイキング撮影を務め、外ロケでは通行人の方に撮影時、少し待っていただくことをお願いする役割を務めました。メイキング撮影では撮る側のオレが一番喋る大活躍を見せ、外ロケでは通る人みんな僕がお願いすると止まってくれて大活躍でした。僕以外の人では絶対に止まってくれなかったと思います。現場は1日しか行けなかったのだけれど、本当は3日間行きたかった、最高な現場です。活動報告日誌って内部のことを書くんですよね、だからとても身内で、知らねえよ、ってことだと思うんですけど、書くと、まず大好きなんですよ関わった人全て。まず前提として。好きが散りばめられてる訳です。過去の日誌に詰まっているから、長くなりすぎてもあれなので書かないけれど、まずセンスマンズが大前提大リスペクト大好きなんですよ。全員。各仕事がえげつなくこだわりの塊なんですよ。そしてMVの中にも大好きな人間たちが詰まっているわけですよ。完全にオレ得激アツなわけです。好きなものに対する語彙力なさすぎるな。好きな人たちとかっていうのは当然いつメンで一緒にいて楽しいとかがありつつもそれぞれの仕事に対して心の底からリスペクトがあるからこその、好きなわけです。友達だし人間として大好きなわけです。現場に好きな人たちしかいないわけですよ、その空気が流れている中で真剣さも張り詰めているわけですよ。申し訳ないですけど、優勝確定です。MVもメイキングえげつないことが確定しています。MVってもっと音楽を好きになるコンテンツだと思うんです。音楽を具現化して、浮かび上がらせるコンテンツ。MVが良いと音楽を聴いてる時に頭にその映像が流れるようになると思うんです。僕は普段踊り子なので音楽は物凄く聴くし、音楽はないといけないものです。聴いて想像を掻き立てられたものの答え合わせがMVな部分はあると思うんです。もちろんMVも楽曲に対する1つの解であり受け手の感じた全てが正解なわけですけど。珈琲の唄というのは、楽曲で感じるムーディーさや、やみつきになるテンポ、音、掻き立てられる想像、そこにMVで1つの解が浮かび上がる。噛めば噛むほど美味い作品だと思います。誰かの中に染み込んで欲しい作品です、全員の文章量にツッコむ前振りからのこの文章量で終わらせる壮大なボケ、オレやっぱり天才すぎるな、
おはようございます!こんにちは、こんばんは!企画のずんがんがお届けします。今回は制作チームのご紹介です。3人ご紹介させいただくのですが、3人とも熱い思いを綴ってくださったので、2回にわけてお届けさせていただきます。今回の現場での制作は、とにかく撮影が円滑に進むようにありとあらゆることを進行して下さいます。ありとあらゆること、です。1番苦労されていたのが、撮影中、通行される方や、車などに一旦待っていただくようお願いすることです。他にも色々とありますが、普段演者として活躍されている御三方のご紹介に早速入りたいと思います。○在原貴生さん俳優・モデルとしてご活躍されていて、ずんがんの兄貴的存在です。実は監督の北林さんんと出会えたのも在原さんがいたから....!なんです。今回も実は出演して下さっています。ぜひ探してみてくださいね!在原さんは周りを瞬時に見極める力がすごくて、瞬時に現場で起きることに対応してくださいました。【在原貴生さんからのコメント】はじめまして。今作で制作部を担当しました、在原貴生と申します。普段は俳優として活動しており、制作部をすることは初めてだったため正直不安要素は多かったのですが、同等に関わってる方々の大半が別作品でもプライベートでも親交があったため、(矛盾していますが)安心感もありました。元々監督の北林からの指示等もありましたが、それ以外に個人的な目標として現場に入る前や期間中では、相手の立場になり"してもらえて嬉しいこと"ということに重きを置きました。また、余談的な感じになりますが、実は少しだけ店員役で俳優部としても参加したのですが、時間的なこともあったのか、メインは制作としてだったからなのか、信頼してるメンバーだっからなのか、芝居をしたという感覚はあまりなかった記憶があります…笑現場での空気感は、メリハリがありつつも、基本的にあまり壁がなかったり、思いやりや感謝を持ってる方が多く、参加した方々は楽しめたのではないかと。。その気持ちは明確に可視化されることはないけれど、きっと、映像を通して感じ取ることもできるのではないかと思っています。ストーリーに細かい仕掛け等もあるため、是非とも2回は観ていただけたら幸いです。最後に、今作に制作部として参加させていただいたことによって、たくさんの人に支えてもらい普段俳優として仕事が出来ていることに改めて気づくことができ、皆様に感謝しております。そして、ここまで読んでくださりありがとうございました。今作がたくさんの方に届きますように。在原貴生続きまして・・・・○森田はるきさん森田くんは、実は森田くんの初舞台をご一緒していて、今回僕がお声かけさせていただきました。なんと4年ぶりの再会!森田くんも同様、役者として活躍されています。森田くんはいつも現場の優しいお兄さんでした。何か起きた時も、森田くんのぶれないあたたかさが現場の空気を持ち直して下さったと思っております。【森田はるきさんのからのコメント】こんにちは、こんばんは、おはようございます。初めまして、森田はるきと申します。今回「珈琲の唄」MVの撮影のお手伝いで参加させていただきました。久しぶりに「世田谷センスマンズ」の御三方の撮影に関わらせて頂いて本当にたのしかった‼癖の強い3人とそこに集ったキャスト、スタッフ…大喜利、小ボケの応酬が止まらないとまらない(笑)参加初日はひたすらツッコミを入れていた記憶があります。笑本当に楽しいチームでしたもちろん撮影はしっかり真面目にしております。そして自分の初舞台のときに共演した「ずんがん」さんと数年ぶりに再会してMV撮影に参加できてとても嬉しかったです。世田谷センスマンズの北林さんとは東京来たての頃から役者友達で、繋がり繋がってまさか「ずんがん」との共同作品。ましてやそこに参加できた事が感慨深く、「世田谷センスマンズ」「ずんがん」を益々すきになりました。またこの組み合わせで、MVや映画を作ってくれないかなー森田は心から期待してお待ちしています。是非、素敵なチームで撮影した【珈琲の唄】MVを沢山の方に観て、聴いて、楽しんで頂けると幸いです。森田はるきこんなに素晴らしい方々に制作として入っていただいておりました。さて、制作紹介まだ続きます。次回はチーム制作の豪華たるや②町田英太朗さんをご紹介させていただきます。お楽しみに。
初めまして。今回『珈琲の唄』MV、撮影で参加させていただきました。中村元彦です。最近とっても寒いですね。今も指の先をかじかませながらキーボードをたたいております……。監督の北林さんから「各部署ごとの活動報告を書いておくれ!」という連絡が来て、書きま~す、なんてあまり考えずに返事をしてしまったのですが、思えば長い文章を書くのはずいぶん久しぶりで、戻ってこい俺の文学部時代のポテンシャル……!と、いうことで撮影部について何か書かなくてはならないのですが、実はこれといったトピックスがあまりなく、実際に現場でやっていることは「撮影開始ボタンを押し」、「撮影終了ボタンを押す」のふたつくらいしかやっていないのです。そう、私の仕事はふたつくらいしかないのです。これまでの活動報告を読んでもらえるとわかるように、監督はその世界を作り上げ、美術さんはその世界に深みを出す、編集さんは我々の撮ってきたものを完成させ、スチールさんは現場の熱量や俳優さん方の魅力的な一瞬を切り取る、そのひとつひとつの仕事は俳優さんがいないと成り立たず、それら全てを支えてくれる制作部さんがいて……と、全ての部署が俳優さん方をより輝かせるために、そして作品をより良いものにするために全力を注いでいます。それを「すごいな~」なんて見ながら、合図が出たらボタンを押して、もう一度合図が出たらもう一度ボタンを押す、それが撮影部です。気楽なもんです。……なんてことを言っていると、他の撮影部の方に怒られそうなのでこのくらいにしておきますが、つまり何を言いたいかというと「目の前で行われるたくさんの素晴らしいお仕事を、誰よりも早く、しかも特等席で見られる」のが撮影部なんです!私はいつも(これはあくまで私個人の話ですが)、自分の目の前で起こっている誰かの人生の一部分を、画面の向こうの皆さんに届けたい!その一心でカメラを回しています。今回のMVも小さな初恋の行く末を見守るような気持ちでした。誰かのきもちが動く瞬間にはいつも心打たれます。俳優さん方は本当にすごいです。毎回感動してしまいます。本当は泣きたいけど、撮影中に画面が見えなくなってしまうのは致命傷なのでグッと堪えています。素晴らしいものを見ると涙出ちゃいますよね。おそらく他の部署の皆さんもそう思っているはず!私はそう信じています。皆さんも撮影現場に来て、この瞬間を見たくありませんか……!?と、最終的に撮影スタッフ勧誘みたいになってしまいました。今回のMV撮影のことわい!と言われてしまいそうですが、実際本当にボタンを押していたくらいなんです。目の前にある世界がとってもすてきなので、それをただ捉えるだけで、きっと良いものになるだろうな~、なんて思っていました。それはひとえに、今回関わってくれた皆さんの仕事ぶりが完璧だったから、それに尽きます。こんなに楽しく撮れた作品、良くないわけないよ!ということで、公開をお楽しみに……!そして、皆さんお気付きかとは思うのですが、この活動報告シリーズの現場の写真、めちゃくちゃ良くないですか……?これらの写真はスチールのキエさんが撮ってくれたものなのですが、ご支援いただいた方へのリターンとして「珈琲の唄オリジナルパンフレット」なるものがありまして、その中でたくさん見られるそうなので、ご興味ありましたら……!ぜひ……!(ここだけの話、私は撮影中、もうキエさんが映像も撮ってくれよ!と思っていました。それぐらいすてきな写真です!)この作品を無事に皆様のもとへ届けられる日を楽しみにしております。引き続き、宜しくお願い致します。中村元彦
節分が終わった瞬間、世の中のレジ前がチョコまみれになって愛の象徴の赤と、キラキラしたパッケージと、ハート柄がわんわん鳴く季節。そう、本日はバレンタインデーでございます。はじめまして、おはこんばんちは。スチール撮影を担当させていただきます、花村キエといいます。バレンタインデーといえば、チョコ。チョコといえばバレンタインデー。かくいう私はお菓子が大好きでして、その中でも私にとってぶっちぎりの王者はチョコレート。実はチョコレートを送り合うのは日本だけだと知っていましたか?日本では好きな人や、そうでもない人(所謂義理ってやつですね)やらにとりあえずチョコを送り合うイベントだと定着しているバレンタインデーですが、なんとアメリカでは男性から女性にむけてお花やカードを送ったり、ヨーロッパ各国ではカップルが互いにプレゼントを送りあうのが主流らしいですよ。いろいろな企業の戦略で、チョコやクッキーや飴などのお菓子を送るのが主流になった日本のバレンタインデーですが、本来のバレンタインデーのいわれは『兵士の結婚を禁止したローマ時代の皇帝クラウディウス2世(家族の恋しさに兵士の士気が下がることを恐れていた)に逆らって、愛する2人を密かに結婚させてあげていたバレンタインさんという司祭の男性が処刑された日』なのです。なんと切ない……。獄中でも愛を説き続けたバレンタインは、処刑後も愛の象徴として恋人たちの守護聖人と崇められ、そうしてバレンタインデーは愛の日になったのですね。▼陣くんがとったハリボーを嬉しそうに見せるじゅのちゃん(かわちい)さて、前置きをしっかり長めに書かせていただいたのでここまで読んでくださったみなさまは心優しい方だと信じて……ひとつ、白状します。実はわたし、スチール撮影の現場は今回が初めてなのです…(ド緊張)こんなに豪華で最高なキャストが揃っている中、駆け出しのカメラマンが撮影をお手伝いさせていただけるなんて……まだまだ未熟な身ですみません、でも本当に嬉しくて嬉しくて。こんなにも光栄なことはございません。それはそれは、もう死ぬ気で頑張らせていただきました。きっかけは美術担当のまこちゃんからのお声かけでございました。「キエお疲れ様!突然なんだけどスチール撮影できる人を探していて」と。カメラマンとしてまだまだ未熟な部分もあり、初めてということもあって何を撮ればいいのか右も左もわからないなりに、念入りに準備をして、全力で挑ませていただきました。映像業界の言葉も本当に本当にわからなくって、監督やスタッフの皆様には大変がめつく質問攻めをしまくりながらも、なんとかたくさんの写真を撮らせていただくことができました。(スタッフ各位…その節は大変お世話になりました。もちろんまだまだお世話してください。)そんな私を優しく包んでくれたみなさんには大感謝です。オフショを狙って突然カメラを向けても、笑顔やピースを向けて応えてくれるような心優しいキャストさんばかりでまるで『珈琲の唄』がBGMでかかっているような、ホッと一息つきたくなる日曜日の朝の暖かい空気みたいな、そんな雰囲気の現場でした。本当にいい表情の写真がたくさんなので、お写真気になるよって方はぜひパンフレットを手に入れてくださると嬉しいです。誰よりも私が大泣きして喜ぶと思います。未熟ながらも一生懸命初めての現場に食いついて残した写真が、私がみた景色が、誰かの手に届いて、「いい写真だね。」と。「撮ってもらえて嬉しい!」と。たったそのひとことを聞きたいだけで、今せっせとレタッチをこなしております。そんなだから、パンフレットが出来上がった頃にはずんがんさんよりも監督よりも、完成を喜んじゃうかもしれません。でもずんがんさんや監督が私とおんなじくらいめちゃくちゃ喜んでる姿も想像つきます。▼みんなのことをフィルムカメラで撮っていたずんがんさんカメラを持っていると、実は自然とみんなのことをよく観察しちゃいます。オフの時は砕けた笑顔で少年らしさの残る気さくな陣くんは、いざ撮影が始まるとまるで人が変わるように切り替え上手で、大人顔負けの演技をしてくれるしヒロイン役の樹乃ちゃんは超可愛い笑顔で超明るくて超良い子でとんでもない愛されキャラなのですが、実は余裕のあるお姉さん役もすっごく上手だしみんな大好きずんがんこと『おずん』はキャスト全員と仲良しになるのがすごく早くて、天才的に気遣いが上手かつあたたかいその人柄が声色に出ているなぁと感じるくらいの素敵な人格者で監督補佐・編集担当のにぃやんはふわわ〜んとした笑顔と優しさオーラを全方位に放ちながらも、仕事中はキリッと真剣な顔を見せてくれて監督と隣に並んで常に現場を取りまとめてくれたり『センス・才能の塊』であるキタバ監督は、膨大な仕事量をこなしながらもその全人類に愛されるキャラクターで優しさと配慮溢れるリーダーシップで最高の作品を作り上げてくれて。『映画監督』×『俳優&アーティスト・ずんがん』の色がふんだんに溢れているMVだからこそ、映像カメラマンの中村さんの工夫も、キャストの演技力も、監督と監督補佐の細部までのこだわりも、衣装や設定、小物や美術品も、もうなんもかんも、とんでもなく細部までの作り込みがすごいので(自慢ですが、美術担当の真子がとんでもない化け物です。)1度も2度も3度も、何度でも見てもらいたい作品に仕上がること間違いなしだと思います。▼細部までとことんこだわる頑張り屋さんの美術担当の真子ちゃん撮影が終わってからがカメラマンの本当の仕事です。写真の選別、ピントのチェック、レタッチ、肌補正、背景の部分削除、データの変換、容量サイズの調整。撮って出しの写真は公開できません。全部ちゃんと1枚1枚を見てから。今回撮った写真の総数は5000枚。1枚に3分〜5分かけるとしても総数30時間以上は写真に向き合う時間です。愛がないとできない仕事だと思ってます。この作品への愛があるので、撮った写真を見直す時間をとても私は大切にしています。ささやかながら、これが私の、駆け出しカメラマンの、不器用なりの礼儀でございます。そんな写真が、いつかきっと、誰かのお手元に届きますように。感謝の気持ちをスタッフのみなさんやキャストの皆様、そして応援してくださる皆様に向けて。今日はバレンタイン!みなさまが『珈琲の唄』みたいにあたたかい時間を、大切な人と過ごせますように。引き続きどうぞ、応援のほどよろしくお願いします。