みなさま、たいへんご無沙汰しています。kibi-ru ACTIONです。アツい日が続きますね。「新所沢PARCO40年の想いを込めて、特別支援学校による記念商品制作プロジェクト」では、ご支援ありがとうございました。お元気でしょうか。あれから、ちょうど一年。現在の状況をご報告いたします。このプロジェクトでつくったはぎれのコースターは、この一年間、埼玉、東京、熊本での展示会やポップアップで展示販売を続けてきました。おかげさまで、たくさんの方にお買い上げいただいています。はぎれのコースターとはきびるアクションの本業であるバッグ制作。その過程で生まれる民族衣装のはぎれを、一枚一枚ていねいにつなぎあわせ、ミシンステッチで仕上げたアップサイクルなコースター。2024年も埼玉県立和光南特別支援学校の生徒たちが、校内実習で取り組んでくれました。下の写真がその一部です。ルールに沿って、はぎれをそれぞれの感覚で貼り合わせています。(どれもとってもかわいい!!)「生徒たちはとても楽しかったようです」とは、担当の先生。それを聞いて、こちらもモチベーションがあがります。これからミシンをかけて、仕上げ作業へと入ります。会話がうまれるハートフルなコースター埼玉県所沢市を中心に、飲食店や美容室などで店内用としてご購入していただくことが増えました。お客様「おもしろいコースターですね」お店「じつはそれ....」と、会話の糸口になることも少ないそうで、そうしたエピソードを聞くたびに、「やったね!」と小さくガッツポーズをしてしまいます。▶︎くわしくはこちらhttps://kibiru-action.net/cut/このコースター、普段は、東京、埼玉の障がい者支援施設や生活介護施設で制作しています。ちかごろでは、埼玉県の老人介護施設がパッケージ作業を行なっています。▶︎くわしくはこちらhttps://kibiru-action.net/cut20240530/たくさんの方のお力で、福祉と社会の接点が広がっていますつくる人には、仕事ができる喜びややりがいを。つかう人にはSDGsへの貢献や、ものを大切にするという心の豊かさを。目に見えない「幸せ」を循環させるコースターです。ご使用いただけるショップや、委託販売してくださるお店を引き続き募集しています(卸価格はお問い合わせください)。ご興味がありそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。連絡先 kibi-ru ACTION コースター係kibiru.action@gmail.com個人でのご購入も大歓迎。こちらからお選びいただけます。https://kibiru.net/?category_id=650ab3772a10e404b7ab772f最後にお知らせです。銀座にて、コースターを展示販売します今月28日から1週間、東京銀座でkibi-ru ACTIONの個展を開催します。「和」をテーマに、青森のこぎん刺しや、伊勢崎銘仙のデットストックを使ったバッグを展示します。こちらでもコースターを販売しますので、ぜひ遊びにいらしてください。伊勢崎銘仙のはぎれコースターは今回初です。kibi-ru ACTION BAG展 〜It never gets old〜日時:7月28日(日)〜8月3日(土)11:30〜19:00(最終日は16時まで)会場:ACギャラリー(入場無料)東京都中央区銀座5-5-9 阿部ビル4階地下鉄銀座駅B3、B5出口から徒歩2分https://www.ac-gallery.jp/★作家は毎日在廊しています!暑い日が続きます。どうぞお体ご自愛のうえ、お過ごしください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。kibi-ru ACTIONhttps://kibiru-action.net/
ご無沙汰しています。kibi-ru ACTIONです。いつも応援ありがとうございます。2023年も残り3日。暮れのあわただしい時期ですがご支援いただいた本クラウドファンディング、最後のリターンについてご報告させていただきます。========(クラウドファンディング 本文より)集まった資金の一部は、「和光南特別支援学校」と「入間わかくさ高等特別支援学校」での特別授業の準備費用に充当します。埼玉県内を中心とした障がい者支援施設での仕事を取材。とくに、近年の事業所の動向をリサーチし、その内容を写真や動画を使って生徒たちにわかりやすく伝えます。令和5年度中に開催します。========覚えていらっしゃいますか、この約束。支援金の一部を使い、今月、それぞれの学校で、約50分間の「特別授業」を開催しました。<日時>令和5年12月18日(月)入間わかくさ高等特別支援学校 服飾デザインコース1〜3年生(生徒、先生あわせて約20名参加)令和5年12月20日(水)和光南特別支援学校 高等部1〜3年生(生徒、先生あわせて約80名参加)テーマは、「いま、注目を集めている 福祉の仕事を見てみよう」。高校卒業後は、特例子会社や障がい福祉事業所などに進む生徒さんたち。今回は「仕事内容」にスポットをあて、はじめに、3つの事業所と団体の事例を紹介。近年、福祉とつながりをもちたい企業が増えていること、活躍できる場が広がっていることを伝えました。つぎに、福祉ならではのセンスが、アートやデザインの分野で新しいカルチャーとして広がっていることを紹介。福祉実験カンパニーと称する「ヘラルボニー」や、東京都渋谷区が取り組む「シブヤフォント」を例にとって話しました。3つめは、本クラウドファンディングについて。学校でつくった商品はいまどうなっているのか、、、お客様の声を紹介しました(ここが一番、生徒さんたちが喜んだところです)。リターンのコースターは、飲食店や個人で使われていること。バッグやマルチケースは「それ、どこで買ったんですか?」と声をかけられること。自由なミシンステッチが大好評なこと。などなど。みなさまからいただいた声をそのまま彼らに伝えました。会場からは「へぇ〜」と声をあげる生徒さんもいました。最後に、福祉関係者のインタビュー「高校生の間にやっておくといいこと」。障がい福祉の分野から「社会福祉法人 泉大津みなと会(大阪)」理事の川西様、福祉デザインの分野から「アパレルブランド NODD(東京)」の仲西様、寺門様にご協力いただき、それぞれの視点から貴重なメッセージをいただきました。すべての紹介が終わり、最後に私からのメッセージ(ここが一番伝えたかったことです)。「みなさんは、クラウドファンディングを通して158人ものサポーターを得ました。みんなの後ろには150人以上の応援団がいるんだよ。これってすごいよね。これからもずっと応援しているから、それだけは忘れないで」 今回の特別授業は、両校の先生方をはじめ、多くの方のお力をお借りしました。あらためてお礼申し上げます。Special thanks(敬称略)福祉バンク株式会社/青森福祉バンク株式会社ジョブ3.0の会(福祉バンク主催)社会福祉法人 泉大津みなと会合同会社Grip Grap(NODD)障がい者施設 浅草みらいど(イロドリカフェ)一般社団法人レダクラフト ほか私自身、はじめての特別授業で行き届かない点もあったかと思います。ですが、アンケートを見ていると、クラファンの目標であった「生徒と社会との接点をつくる」という点においては、貢献できたのではないかと思っています。彼らが手がけたものがみなさまの手に渡り、喜んで使ってもらえているということが、彼らの大きな励みになりました。ご支援、ご協力、本当に、本当にありがとうございました。ぜひ、今後も大きな愛で彼らを応援してください。よろしくお願いいたします。<生徒さん&先生方のアンケートの一部をご紹介します>▶︎あいさつ、返事、よい人間関係、遅刻をしないなど、働くうえで大切なことをあらためて生徒に伝えていただき、ありがとうございました(教員)▶︎世間とのつながりが持てない生徒が多いなかで、応援してくださる方々がいることを知り、あたたかいメッセージを見て、励みになったと思う(教員)▶︎私たちがつくったものがお客様のうれしい笑顔で飾ってもらえたのがすごくうれしい。クラウドファンディングとても楽しかったです(3年)▶︎校内実習でつくったコースターをみなさんが使っていてくれて、しかも喜んでくれていることを知ることができてよかった(複数)▶︎自分たちのことを戦力だと思ってくれる人がいる(1年)▶︎はじめて知ることがいっぱいありました(1年)▶︎たくさんの人が応援してくれているんだなと思った(複数)▶︎明日からいろんな人と話をしたり、あいさつをしたりしたい(複数)▶︎服の再利用の話がおもしろかった(複数)▶︎これからも自分たちのことを応援してください(1年)。
【限定3枚】額装キービジュアル完成!エンボスのあるマットな用紙がやわらかさを演出。紙にこだわり、フレームの色にこだわり、シンプルでスタイリッシュに見えるようたくさん頭を悩ませた額装キービジュアル。お部屋のインテリアに、さりげなく溶け込んでくれるとうれしいです。今回の額装キービジュアルで、すべてのリターン商品が発送できました。残すは、12月に開催する特別支援学校での「特別授業」。生徒さんたちに将来の夢を!昨今の障がい福祉の仕事をリサーチして発表します。そちらの模様も年末にご報告いたします。
2wayトートバッグ「なかよしのともだち」が完成。10月16日に発送いたしました!ショルダーと持ち手にほどこした、独創的なミシンステッチは、埼玉県立入間わかくさ高等特別支援学校の「服飾デザインコース」の生徒さんたちが挑戦したもの。受け取ったときの衝撃はいまも忘れません。赤い糸のミシンステッチはまっすぐに。茶色の糸のミシンステッチは自由に。という、私のオーダーに対して、生徒さんたちからは「ぼくたち、自由は習っていない」とのリアクションがありました。確かにそう。決まったルールに忠実な作業がメインの授業では、自由に好きにやっていいですよ、なんて作業はほぼないと思われます。最初は、他社からの受注品に影響が出そうとか、生徒さんたちが混乱するかもとか、さまざまな懸念があり、一般的な直線縫いで進めようともしました。ところが、後日、担当の先生から「デザインを優先します」と心強いお返事をいただき、生徒さんたちにとってのはじめての「自由」がスタートしました。結果、ご覧の通りの個性的な仕上がりに。まさに一点もののハンドルになりました。納品後、先生に生徒さんたちの様子を聞くと、本数を重ねるごとに「楽しい」という声が聞かれたそうです。また、なるべくたくさんの人に携わってもらいたいとお願いしていたため、3年生が中心となってみんなが関われるように調整してくれたとか。うれしいですね。このゆるやかなラインは、狙って出せるものではないのです。彼らの自由な感性が成せるテクニックです。届きましたら、じっくりとステッチをご覧ください。ランダムでありながら、じつはしっかりとバランスをとっているのに驚くはずです。
マルチケース「ぼくらのパルコ」スタイリッシュに仕上がりました!オレンジのベルトは、埼玉県立和光南特別支援学校の「縫工班」が担当。自由にカーブするミシンステッチは、彼らにとって挑戦でした。普段、まっすぐに縫えるように練習しているため、新しい表現に戸惑いもあったかと思います。しかし、ゆるやかなラインが、プリントされたイラストとマッチして、味のある仕上がりになりました。12月お届け予定だった「オーガニックコットン手ぬぐい」も完成。こちらも発送完了です。福島県いわき市の「株式会社 起点」にオーダーした手ぬぐい。いわき市は、まさにこれからコットン収穫がはじまります。全国から集まるボランティアは、この時期をとても楽しみにしているそうです。株式会社 起点 http://kiten.organic/手ぬぐいが届いたら、まず、布の色にご注目ください。やさしいきなり色は、茶綿特有、自然の色そのものです。そして、やさしい触り心地をぜひお楽しみください。残りのリターン商品も10月中に仕上がります。随時、発送いたします。楽しみにお待ちください!<発送方法>ゆうパック、クリックポスト、特定記録郵便など、追跡可能な方法で発送しています。ご不在時は不在票が入りますので、ご対応、お受け取りをお願いいたします。