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\命の尊さを考える写真展/ 動物たちや人々と“讃岐の伝統産業”を元気にしたい!

【地域課題の解決×地域活性化!】全国から集めたペット写真展を開催することで、犬の殺処分ワースト1位常連県である難題を考える機会にしたい。さらに「消滅可能性都市」に指定されている地元に癒しと笑顔を創出し、市内外地域企業と連携してリターン品を準備することで日本最小県と小さな町の活性化を目指しています!!

現在の支援総額

423,910

21%

目標金額は2,000,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/24に募集を開始し、 70人の支援により 423,910円の資金を集め、 2023/05/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

423,910

21%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数70

このプロジェクトは、2023/03/24に募集を開始し、 70人の支援により 423,910円の資金を集め、 2023/05/31に募集を終了しました

【地域課題の解決×地域活性化!】全国から集めたペット写真展を開催することで、犬の殺処分ワースト1位常連県である難題を考える機会にしたい。さらに「消滅可能性都市」に指定されている地元に癒しと笑顔を創出し、市内外地域企業と連携してリターン品を準備することで日本最小県と小さな町の活性化を目指しています!!

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■令和4年度、全国で14457頭もの犬猫が望まぬ死を宣告された


環境省のまとめによると、昨年度の全国で殺処分された犬猫はあわせて14457頭。そのうち犬は2739頭、猫は11718頭です。多くの尊い命がこの世を旅立ちました。

さらに全国の公的機関が引き取った犬猫の数にも驚かされます。1年間に58907頭もが保健所へ収容され、そのうち犬は2864頭、猫は9602頭もが、なんと”飼い主”からの依頼。どうして大切な家族の一員をそんな風にできるのか。命の選別を他人に任せられるのか。どうしようもない場合(身元引受人がいない飼い主の突然死など)があるのかもしれませんが…。悲しいですね。


 参考:環境省 統計資料
    動物愛護管理行政事務提要(令和4年度版)
    <Ⅱ> 統計
    4.犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況
(1)犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(全国統計)


■過去に8年連続全国1位の殺処分頭数だった香川県はどうか

この活動報告に出てくるわんちゃんたちは殺処分と関係ない子たちです


わたしがなぜ「ペット写真展」を計画したのか。本イベントの説明文にも記載していますが、香川県は犬の殺処分数において平成22年度から8年連続ワースト1位でした。事態を重く受け止めた香川県は平成31年3月に「さぬき動物愛護センター しっぽの森」を開所。民間のボランティアや獣医師会などと連携して、県は動物愛護管理の普及啓発や保健所で引き取られた犬猫の譲渡を進めています。そうした動きの成果として平成30年度以降はワースト1位を脱却しています。

一方で、一昨日から民間報道機関による「9年ぶりに全国最多を脱した」というニュースが流れていますが…。統計数値は各都道府県別に発表されておらず、政令指定都市、県庁所在地、その他の主要都市がそれぞれ別計上された資料が発表されます。そのため47都道府県ごとに整理した数値を比較しなければ、正しい順位が導き出せないのです。(県庁担当者さんが教えてくれました)

例えば大阪府の状況を知ろうとすると、「大阪府」に計上されている数字だけでなく、「大阪市」「堺市」「豊中市」「吹田市」「高槻市」「枚方市」「八尾市」「寝屋川市」「東大阪市」の残り9つに計上されてる数値を足す必要があります。香川県の場合は2つ。「香川県」と「高松市」に分かれて計上されている数値を足した”リアル”な情報は以下の通りです。


■取り組みは一定の成果を上げつつも前年度より殺処分数が増加

犬も猫も人間と一緒。家族がいた方が心が温かいワン。


【香川県における令和3年度の状況】
 犬の殺処分数293頭  多い方から 全国2位  
 犬の殺処分率20.6% 多い方から 全国10位
 猫の殺処分数243匹  多い方から 全国27位
 猫の殺処分率34.9% 多い方から 全国26位

【香川県における令和4年度の状況】
 犬の殺処分数326頭
 猫の殺処分数265匹



 参考:環境省 統計資料
    動物愛護管理行政事務提要(令和4年度版)
    <Ⅱ> 統計
    4.犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況
(3)犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(都道府県・指定都市・中核市)


前年度対比で増えてますね。どうして増加したのかは分かりませんが、保健所には交通事故や自然災害などで怪我を負った野良もしくは道に迷っている犬猫が運び込まれることも多く、所内で亡くなると殺処分数に含まれます。少し残酷ですが、手の施しようがない重傷を負った犬猫は、やむを得ず楽にさせてあげる場合もあるそう。衰弱している乳飲み子犬・子猫が保健所で亡くなった場合も殺処分数に含まれます。

このように”殺処分”とは言え、一般的に知られている「譲渡先が見つからないから殺処分」という流れだけではないそうです。そのため「殺処分ゼロ」はとても難しいことなんだそう。


■「飼い主は最後まで責任を持って飼うこと」が大事

病気になっても歳をとっても突き放さないでほしいワン。


他の都道府県と比較し特に犬の収容数が多い香川県は、現在、最も重要な取り組みとして収容数(引き取り数)を減らすことを掲げています。その取り組みが殺処分数減少に繋がるとしています。そのために「飼い主は最後まで責任を持って飼うこと」や「かわいそうだからといって無責任に餌を与えるだけの行為は結果として不幸な犬猫を増やすこと」などについて、ホームページやSNSなどを活用して県民へ呼び掛けています。


 参考:【犬猫の収容と譲渡に関する香川県の考え方について】


本プロジェクトが目指す「ペット写真展」の開催を通して、それぞれの飼い主様やご来場者様が小さな家族を愛おしく思い、「飼い主は最後まで責任を持って飼うこと」や「かわいそうだからといって無責任に餌を与えるだけの行為は結果として不幸な犬猫を増やすこと」という考えを改めて考える機会になれたら幸いです!

また、魚や亀や外来種の動物などをまだ飼育途中であるにも関わらず捨ててしてしまうという悲しいニュースも全国的に散見されます。犬猫に限らず、すべてのペットが尊い命を宿しており、最後まで家族の一員として安全で幸せな生活を送れることを願っています。


生まれてくる命に罪はありません。初めて目が開いたとき笑顔で迎えて欲しい。


※本プロジェクト公開前に「さぬき動物愛護センター しっぽの森」と香川県生活衛生課へ犬猫の殺処分状況について電話・メールで伺い、統計数値の見方をはじめ様々なことを教えていただきました。ありがとうございました!

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