こんにちは。さだまらないオバケの佐久間です。
クラファン後半戦に差し掛かって参りました。
目標支援額の50%達成まであと1%...!!
ご支援いただいた方々、本当にありがとうございます!!
目標金額達成に向けて、さらに拡散していただけると嬉しいです。
ご支援を悩まれている方々、ぜひ!ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
目標金額120万円達成へ向け、後半戦も頑張ります!
さて、本日はクラファンを開始した4/9から28日目です。
クラファンの開始日である4/9から、7日ごと(毎週土曜日)に活動報告を投稿しております!
仏教の教えでは、命日から数えて49日間は故人の魂がまだこの世を彷徨っており、49日目に極楽浄土へ行けるかどうかが決まると言われています。
残された人々は、故人が無事に極楽浄土へ行けるように、日々手を合わせて故人を想います。
その第4回目の裁判が、命日から数えて28日目に行われる四七日(よなのか、ししちにち)です。ししちにち、言いにくい...
今日は、クラファンメインページ、前回の活動報告に載せきれなかった3人の方々からの応援メッセージをご紹介いたします。
いつもデザインの相談に乗っていただいてる恩師・アートディレクターのシオザワ先生。
そして、同じく死や弔いをテーマに活動されているお盆研究会の富川さん、株式会社むじょうの前田さんからメッセージをいただきました。
デザイン教育に携わるものとして、日頃よりデザインの第一目的は様々な問題を解決することだと教えてきました。それは経済活動に限ったことではなく、デザインによる社会問題への解決へのアプローチも急務だと考えています。
今回の「49日のひきだしもなか」は、「弔い」のリデザインを通して、死者と生者の関係性をもっとポジティブに、パーソナルに変化させることになる画期的プロジェクトです。
故人、その方との想い出を、目に見える色として表現。その色で餡を染めて、雲のもなかの皮に入れ、食べる。視覚化と体験を通じて、亡くなった方とのつながりをポジティブにリニューアルします。
故人を思うという行為の中に、自然な形で楽しみや創造性、遊び心を盛り込むことで、49日という制約に縛られることなく、故人への想いを自然体で表現できると確信しています。
「お盆」を研究して学んだことがある。
それは、お盆は死者やご先祖に向けたものであると同時に、遺族や故人を送る人々のためのものでもあること。
お墓の掃除をしたり、盆棚を用意したり、仏壇にお供えしたり。お盆ならではの風習や儀式をするところもあるだろう。毎年夏にやってくるそうしたルーティーンやその準備があることで、心は落ち着き、人は段階的に死を受け入れることができる。そこでは淡々と行うことのできる決まったステップ・行為が重要となる。
「49日のひきだしもなか」は、そうした死を受け入れる一連の行為の新たな提案だと思う。故人を思いながら色を考え、それを自らの体内に取り込むこと。昔から鹿や獣の霊力を自らに取り込むことで供養とすることもあったようだが、明日を生きる自分自身のエネルギーに変換できるのはいいと思った。
”もなかと雲”という柔らかなプロダクトやデザインであることも、さだまらないオバケチームの死に対する視点も感じられる。このプロジェクトを通して、故人への向き合い方、またその行為の新たな可能性を考える機運が高まったら良い。
おなじ死生観をテーマに活動する者として応援しています!
「若者が帰省する時に亡き親族を偲んで手土産にする最中をつくる!」というお話を三和物産さんから伺った時、なんと難しそうな試みを...と正直驚きました(笑)
普通に生活していては「四十九日とは何か」「弔うとは何か」「供えるとは何か」など考える機会もありません。最中という親しみやすいお菓子を通じて、普段は見向きもされない問いと向き合うというのは大切な試みだと思います。
現代にあった形で死を日常に溶かし、死との出会い方をリデザインするのに「最中」を投じる三和物産さんのチャレンジ精神に脱帽です。「わかりやすさ」礼讃の時代にこそ必要なプロジェクトだと思います、応援しております!
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皆さまからいただいた応援コメントも全て拝読させていただいております。
さだまらないおばけTwitterアカウントにて、一部ご紹介させていただいておりますので、合わせてチェックしてみてください。
また、クラファンメインページのコメント欄にて、ぜひご意見・ご感想をお寄せください。
「49日のひきだしもなか」プロジェクト、後半戦もどうぞよろしくお願いいたします!
さだまらないオバケ 佐久間