プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます!!
はじめまして!中嶋泰菜と申します。
私は2年前に世界一周を、1年半前にアメリカ横断をしました。
その後、自分がやりたい事はなんなのか、どんな人間でありたいのかなどを
悶々悶々と考え彷徨い続けて今に至ります。
2017年、たくさんの良い出会いがあり、Wonderful World 植林 Festival(ワンフェス)による、『中国・内モンゴル植林ツアー』と出会いました。
ウランブハ沙漠にて5日間の植林!!
4月13日~18日の5日間、中国・内モンゴル自治区にある「ウランブハ沙漠」にて植林をします。
今回のプロジェクトでは、この「中国・内モンゴル植林ツアー」に参加するための支援を募らさせていただきます。
「さばく」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
・広大な大地に草一本も生えていない、あるのは黄色い砂ばかり。
・ずっと遠くにあるはずなのに、はっきりくっきり見える地平線。
・足を一歩踏み出したら、ずっしり体重がめりこんでしまいそう。
・なーーーんにもない。歩き続ければ、水や草が生い茂るオアシスがあるのかなあ。
これが、私が「さばく」と聞いてパッと思い浮かぶ情景です。
しかし世界には、色々な「さばく」があります。
ナミビアにあるナミブ砂漠は、私が思い浮かんだような、小さな草も石も一面何もない、足が沈んでしまいそうなさらさらの砂漠。(場所にもよります)
アメリカの砂漠は、硬い地面に乾いた土の荒野のような砂漠。
そして、今回植林をするウランブハ沙漠は、写真ではこんな沙漠です♪
実はここは、もともと「砂漠」ではなかった「沙漠」なのです。
ウランブハ沙漠は、もともと草原地帯だったのが、雨が少ないことや、最高級カシミヤの採れるヤギの過放牧が大きな要因となり、年間東京都の広さなみの沙漠化が進んでいます。
ちなみに、内モンゴルのカシミヤの90%が日本へ来ているそうです。
また、中国では、乾燥などで自然に形成されたものは「砂漠」と呼び、人間の活動で砂漠に似た状態になったものは「沙漠」と呼んで区別しているそうです。(引用元:http://www.foejapan.org/desert/area/)
今回私が参加しようとしている「中国・内モンゴル植林ツアー」では、このウランブハ沙漠に木を植えに行きます!!
悩める派遣社員だった私が行き着いた一つの答え、自分なりに向き合いたい!
冒頭にも書きましたが、私は2年前に世界一周を、1年半前にアメリカ横断をしました。
今は、派遣社員をしています。
世界一周とアメリカ横断は、観光目的の他に、社会に対して何をしてどう生きていきたいのか、どんな人間になりたいのか、それを知るための旅でもありました。
しかし、そのとき答えは見つかりませんでした。
日本に帰ってきてから現在まで2年近く経ちます。
その間、興味のある職業をやってみたり、イベントに参加してみたり、自分自身のことがわからなくなって、就職活動用の自己分析をやってみたりしていました。
そして2017年、私はたくさんの素晴らしい出会いと気づきがありました。
いえ、本当は今までも出会っていたんです。
夢を追いかけている人、夢を叶えはじめている人、社会のために何ができるかを考え、行動に移している人。
改めて周りを見てみると、「世の中には、思いを実行に移している人がこんなに沢山いるんだ!」という気づきがありました。
私は再び自分の中で考えや経験を整理し、仕事や人間関係、社会に対して、それぞれのジャンルの中で、
「自分はこうありたい」というのを書き出していきました。
その中の一つが、
「環境問題に無頓着な人間にはなりたくない、自分なりに向き合っていきたい」でした。
その思いが出てきたのは、世界一周やアメリカ横断中、また国内の色々な場所で、
息をのむほど美しい地球の一部分を観てきたことと、息ができないほどの臭くて汚い地域を目の当たりにした体験が、心の中に強くあったからでした。
「これはチャンスが来た!!!」
たまたま去年行った「世界一周学校一周年イベント」で出会った方に、この「中国・内モンゴル植林ツアー」の話を聞きました。
その話を聞いた時、「これはチャンス!」と直感的に思ったんです。
その時は自分でもなんのチャンスかわからなかったんですが、あのとき自分がこうありたいと書き出したこと、
「環境問題に自分なりに向き合うチャンスや!」って分かったんです。
"沙漠に木を植える"
植林の作業自体は、本当に単純な作業です。
単純な作業だからこそ、見えてくるものがあると思うんです。
環境問題に向き合うことは、正直日本にいてもどこにいてもできます。
この「中国・内モンゴル植林ツアー」で「植林」を選んだ理由は沢山ありますが、
・環境問題によって起きる現象、人間の手で起こしてしまった結果としての「沙漠化」を実際にこの目で見て何を感じるのかを知りたい。
・その「沙漠化」した場所に単純に「木を植える」こと、自分ができることをすることで、緑化の可能性を感じたい。
・このツアーでは、現地の学生との交流もあるため、より深く関わることができる。
この3点が大きくありました。
私は、私ができることをして、緑化の可能性を肌で、体全体で、感じたいです!
それに、沙漠に木を植えることで、地球に緑が増えるんです♪
単純すぎだけど、それって最高です!!
思いを実行するチャンス
私は今回、支援を募ります。
すでにもう沢山の方が応援してくれて、背中を押してくれて、本当に嬉しく、有難く感じています。
今回クラウドファンディングを選んだ理由は、単純にツアー代を支払うお金がない。それもあります。
実際最初はお金がないからと、植林ツアーに行くこと自体を諦めようとしていました。
しかし、ある人にこう言われました。
「思いがあるのに、お金がないからと諦めるのは勿体無くない??」
確かに!!!!私が出会ってきた「思いを実行に移している人」たちは、ここで諦めたりしない!そう思いました。
「環境問題に無頓着な人間になりたくない。自分なりに向き合っていきたい。」この思いを実行するチャンスが今あるんだと。
私と同じ思いを持っている人は、きっと沢山いるんじゃないかと思います。
でも、「環境問題に向き合いたいけど、実際何をやったらいいかわからない。考えてる余裕ない。」
という人もいると思います。
だからこそ、今回クラウドファンディングという方法を選びました。
このプロジェクトで実行したいこと
このプロジェクトで、「環境問題とか今まで全然考えてこなかったな」という人や
「環境問題に向き合いたいけど、実際何をやったらいいかわからない。考えてる余裕ない。」という人が、
自分なりに向き合っていこうと思っていただけるきっかけにしたいです。
本当に有難いことですが、植林ツアーの告知をSNSでシェアしていただけることで、
「植林を実際にしに行く人がいるんだ!」と知る人が増えます。
「植林って何をするんだろう?」「沙漠化ってどれだけ広がっているの?」と興味を持ってくれる人がいるかもしれません。
「植林、やってみたいかも!」と感じてくれる人がいたら、めちゃくちゃ素敵です♪
これは、「シェア」をしていただいたからこそ、広がっていく波紋です!
ということは、間接的に関わることで「植林」をしていることになります。
また、支援をしていただけるのは、その支援があるからこそ私が沙漠に木を植えられますので、
直接的に「植林」をしていることとほぼ同じだと思います。
そうやって、「植林」さらには、「環境問題」についての意識が広がっていってほしいという願いを込めてこのプロジェクトを始めました。その意識がきっと、環境問題と向き合うきっかけになります!
私一人が100%で植林をするよりも、たくさんの人の10%で植林をすることが、きっとこの先の1000%の拡がりになるんだと信じています!
一人で40本以上植えてきます!!!
だいたい一人、平均20本くらい植えるんだそうです。
ここに宣言させてください。私はその倍、一人で40本以上植えてきます!!!!!
もちろん、苗木を植える丁寧さも忘れません!
このプロジェクトを通して、たくさんの人の10%で植林をするということは、
「中国・内モンゴル植林ツアー」で私は、今回このプロジェクトに関わってくださる方々みんなの「植林」をするということです!!
だから私は、限界突破で40本以上植えてこようと心に決めました!!!
今後の活動は・・・
今回、植林ツアーに行ったら、それでおしまいということにはしたくありません。
私にとっては、今回が「環境問題と自分なりに向き合う」はじめの一歩です。
なので、二歩、三歩と歩んでいきます。
具体的には、まずは今回の植林ツアーで体験したことを、SNSや、報告会、私にできるやり方で伝えていきます。
また、植林ツアーは今後も続いていきます。植えた苗木の成長を見守ります。
そして、植林ツアーに行きたいと思ってくれる人や、環境問題に自分なりに向き合っていこうと考える人を、少しでも増やしていけるような活動を今後もしていきます!
今回の植林ツアーリーダーである谷口たもつさん(通称 かごしマン)の言葉がすごく響いたので、紹介させてください。
「目標は植え続けることだよ。
グリーンベルトを作ること。
そして、100年後。
中国 内モンゴルでニュースが流れるんだ。
『かつてここは、沙漠と呼ばれていました。』
ってねー。
そして。
1000年後、同じ場所で、大人たちが木陰で休み。子供たちが森を走り回ってるんだ。
お母さんが口ぐちに言う。
『あまり遠くに行くと、遭難するから、奥には行かないでー』
ってね。」
今回の一歩が、その未来を築く一歩になれたら嬉しいです。
今回の挑戦を見て、思いをなかなか実行に移せなかった人が「私にもなにかできるかも」と思っていただけることを信じています。
資金の使い道
・植林ツアー基本代金 21万円
・空港諸税他 約8千円
・燃油サーチャージ 5千円
・その他交通費、諸経費 約1万円
合計 23万3千円です。
リターンについて
3千円 【 youtube限定動画・写真1枚メール配信(偉人の名言or一言メッセージ付き)】
・youtube限定動画・・・帰国後、植林ツアー中の様子を撮った動画をyoutubeにて限定配信します。
・写真1枚メール配信・・・帰国後、植林ツアー中に撮った写真に、私があなたに選ぶ偉人の名言or私からの一言メッセージを写真に載せメールで送ります。写真データのみがほしい方は、備考欄に「メッセージ不要」と書いてください。
5千円(20口まで)【 youtube限定動画・写真1枚メール配信・苗木1本植えます(ネームプレート付、写真メール配信)】
・苗木1本植えます・・・緑化活動中、あなたの代わりに苗木を植えます。あなたの名前入り木製ネームプレートをその苗木にかけ、写真データをメールで配信します。
5千円 【 youtube限定動画・写真1枚メール配信・砂漠チャレンジ】
・砂漠チャレンジ・・・植林ツアー中、砂漠でやって欲しいことをあなたの代わりにします。帰国後、youtube限定配信か動画にて配信します。1分以内でできること。失敗しても成功しても1分以内となります。依頼内容は、備考欄にご記入ください。公序良俗に触れる内容は不可。
1万円(10口まで)【 youtube限定動画・写真1枚メール配信・フォトブック1冊・苗木1本植えます】
・フォトブック1冊・・・植林ツアー中に撮った写真でフォトブックを作り、帰国後配送します。
1万円 【youtube限定動画・写真1枚メール配信・フォトブック1冊・直接伝えます】
・直接伝えます・・・植林ツアーがどうだったか直接お話しします。Skype or 対面、応相談。対面は、基本的に東京都内のみですが、ご相談ください。交通費含。
5万円 【植林ツアーメンバーからの特別メッセージ】
・植林ツアー中に撮った植林ツアーメンバーからの特別メッセージを、帰国後、youtube限定配信か動画にて配信します。
最後に
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!!
読んでもらうこと、思いを知ってもらうこと、一歩関わっていただけること、全てが力になります!
未熟な考えもあったかもしれませんが、応援していただけますと嬉しいです!
よろしくお願いいたします!!
最新の活動報告
もっと見る9月の植林ツアー行って来ました!
2018/10/18 23:18お久しぶりです。中嶋泰菜です(*^^*) 1ヶ月過ぎてしまったけど・・・9月13日~18日で【内モンゴル植林ツアー】行ってきました♪ 4月は支援をしていただいて植林ツアーにて木を植えることができ、その植えた木を見に行きたいとなんとか半年間やりくりして、9月の植林ツアーで再び内モンゴルの沙漠へ行くことができました!! アップするのがだいぶ遅くなってしまいましたが、実は帰ってから1週間後くらいに書いた振り返り報告です^^ ===== 4月に植林ツアーに行ったときと大きく違っていたのは、これ!! *現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!! *大人数!30人以上の参加者!! *葉が生い茂る!!! あと、6日間を経て思ったことなど書いてたら超長文になりましたがぜひ読んでください♪ ===== *現地の高校生と交流会&一緒に植林できた!! 植林ツアーでは、前回と同じく、中国・内モンゴルのウランブハ沙漠の2箇所で植林をしました。 前半2日間は、バヤンノールというところでしました♪ バヤンノールでは、植林1日目、日本語を勉強している現地の高校生が30人くらい来てくれて、一緒に植樹をしました! めっちゃ汗だくになって、掘る、植える、掘る、植える!!高校生パワーすごい! 日本語クラスの生徒さんでしたが、習熟度はばらばらで、ほぼ日本語わからない子から、まあまあ日本語理解できる子までいて、お互いにコミュニケーションをとりながら植林するのが楽しかったです♪ 漫画とかアニメとか好きらしく、何が好きかを聞くと、「ワンピース!」「ハガレン!(はがねの錬金術師)」とか返ってきて、へえーーーと思いました。笑 将来の夢とかそういうことも聞けばよかったなあと後で思いました。 内モンゴルのど田舎だけど、中国では、中国語(標準語)の他に、英語ともう一言語が必修らしく、3ヶ国語を習得するらしい。(プラス、地元の言葉・・・モンゴル語とかは家や学校?で習うらしいから、小さいときから触れ合う言語の種類の多さは日本とかなり違います。) グローバリゼーションとか近代化を目指す中国はそういうところ田舎まで手広くやってるのさすがだなーと思いました。 どんなに田舎でも、ほとんどの場所で無料wifi使えたり、ノーキャッシュで携帯での支払いが浸透しているのもおもしろいです。 今は沙漠の緑化センターに無料wifiないけど、使えるようになる日も近いのかな・・・それはそれで嫌だなあ。。とまあ、それは置いといて笑 とにかく学生たちはスイカを見つけてきたり、汗だくになって植樹したり、友だちときゃっきゃしたり、元気な子が多くとてもなごやかに植林が進みました♪ 植樹が終わったあと、緑化センターにて、交流会がありました。 班に別れて、それぞれが持って来たもので遊んだり、おみやげ交換をしたりしました。 同じ班のツアーメンバーが持って来ていたけん玉や折り紙がめちゃ盛り上がって面白かったです♪ 高校生でもウケるんやなーとww すごく楽しくて、あっという間の時間を過ごし、お別れの時間。 また会いたい!!と思うくらい同じ班の子とは仲良くなって、別れのときは少しさみしくなりました。 なんとこの後、学生たちは2時間かけて学校に戻り、授業をうけるらしいです。 中国では、昼休みが3時?くらいまであって、一回家に帰ってから、また学校に戻り夜9時くらいまで勉強するんだとか。 考えられないけど、それが向こうでは普通なんだろうなあ。 現地に住む学生と、私たち日本人が一緒に植林をする・・・今は学生の彼らが大人になったとき、きっともっと地球環境に優しい大人が中国(内モンゴル)に増えるのかもしれない!!と思うと、10年後、20年後がすごく楽しみになりました! *大人数!30人以上の参加者!! 2日目からは、ツアーメンバーだけで、がっつり植林!!! 私的には、1日目で苗木を植えることに関しては物足りなかったので、2日目がっつりできたのは、すごく嬉しかったです♪ 前回4月に植林ツアーに行ったときは、全員で12人ほどしかいなかったんですが、今回は34人くらいいたので、わいわい賑やかな植林になりました♪ 初期の頃から来ているリピーター、今回2〜5回目くらいの人、初めて参加の人、それぞれのペースで楽しみながら植樹して、2日で700本くらい植えたと思います。 このバヤンノールでは、4月とは全く違う景色が見れました。 乾いた土だった沙漠に草が生えている!!!! しかも、4月に植えた木が根付いて、葉っぱがついている!!!! めっっっちゃ嬉しかったです! ちゃんと根付いているかが心配で、今回のツアーでは、それを一番見たかったんです。 それがちゃんと育っていたのが、本当に感動しましたっ! ちなみに、4月に植えたときの写真がこれ!!↓↓ 本当に景色がちがっていて、同じ場所?!!ていう感じでしたっ! また、スタッフさんに昔のバヤンノールの沙漠の写真を見せてもらったんですが、最初は本当にさらさらの沙漠の砂だったのが、今では雑草が生えるくらい”土の質”も変わってきているみたいです。 こんなかわいいお花も発見!!! 本当に、これは植林を継続してきたからこその良い変化!!だと思いました。 3日目は、もう一つの植林地、バヤンムレンへ移動しました。 ここは、烏海(ウーハイ)の街から比較的近くで、黄河の隣にある沙漠。 なんとこの辺りで、数日前に大雨があり、大規模な洪水があったみたいでした。 ところどころ道路も使用できないところがあったり、建物が流されてしまっていたり・・・ 異常気象はまじで、地球規模で起こっていました。 しかも、黄河が決壊したらしく、砂丘の近くまで浸水しており、できた水たまりから蚊が大量発生してました。 植林する場所までいくのに、蚊の襲撃にあい、顔がぼこぼこに腫れる人も・・・ 歩くと背中にも蚊がとまり、砂丘の上に避難しなければやっていけない!という状況。。 ですが、なんとかかんとか砂丘の淵から平坦な地面の方にみんなで植林しました♪ こんなトラブル?でもなんだかんだわいわい楽しくできるのは、一人ではできないことだよなー♪と思いました。 そして今回の植林ツアーでは、6日間で約1000本の苗木を植えました♪ 丈夫に育ってほしいと願います! *葉が生い茂る!!! 最終日は、午後からまさかの雨!!沙漠で雨なんて、ある意味貴重な経験!と思いつつ、やっぱ青空がよかったなと思いつつww 10年くらい前にかつてのツアー参加者がバヤンムレンで初めて植えた場所、ワンフェスの森まで、歩いていきました!(※ワンフェス=WONDERFUL WORLD 植林 FESTIVAL・・・この植林ツアーの名称です♪) 4月に見たときより、葉が生い茂っていて、また感動!もり〜〜〜!!! ただ、一つ残念だったのが、4月の植林ツアーで植えた木は、葉っぱが生えてなかったこと・・・ その一帯だけ、なぜか葉がついていない>< 植林を何十年もやっている人が、根付いてはいるみたいと言ってはいたけれども、心配。 自然やからね、そう全てがうまくいくとは限らないなと思いました。 *6日間を通して改めて思ったこと うまくいったり、うまくいかなかったり、そういうのを繰り返して理想の状態をつくりだしていくもんだよなーと改めて実感。 今回のツアーでも、添乗員の高橋さん(30年くらい植林に携わっている方)が、中国・内モンゴルでの植林活動を行うにあたり、紆余曲折あった話しなどもたくさんしてくださりました。 内モンゴルで植林ができる環境だったり、植林してその木が成長できるようになるまで、本当にうまくいくこととうまくいかなかったことを繰り返して、それでもずっと続けてきたからこそ、今の植林ツアーや緑化されつつある植林地があるんだなーと感じました。 一度壊れた生態系は、戻るまで何十年もかかりますよね。。 最近テレビで見たけど、温暖化の影響で、日本の海水魚の生息する場所が変わってきていて、雑種が生まれたり、植物や虫の生息地や生息量が変わってきたり、、、 生態系が壊れて取り返しがつかない未来、人間が安心して住めなくなる未来は・・・もうそこまで来ている気がします。 20年以上前から温暖化って言われ続けてて、実際に今その影響が発生しています。 友だちが言ってたけど、今の時代は親の世代がつくっている。そして、20年後の時代は、今の大人である私たちが行った結果が現れる。 メディアでは、異常気象のことや被害のこと、「このままではやばい」的な事ばっかり言うけど、具体的にじゃあこうしようとかあんまり見ないような気がします。まあ、私が見れてないのもあるとは思いますが。 地球上に70億の人がいて、その一人一人が、1本木を植えたり、植物を育てたら、70億本増える。一人が5本植えたら、350億本の木が地球上に増える。 そんな感じでシンプルな考え方でいいんじゃないかと思います。 シンプルなことを、沢山の人が行えば、大きな力になるはず。 今の大人である私たち一人一人が動かないと、未来の子どもたちがその結果を被ることになります。 人間は地球上の生物なので、大きな流れの中で生かされていて。。。 大きな流れの中で、過去の時代の人がしたこと、現在の私たちがすること、未来の大人がするであろうこと。。全て繋がっているからこそ、一人一人の行動がめっちゃ大事なんやろうな。 どんな未来を残したいのか、想像すること、そのために、なにか一つでも行動すること。 そういうことを大事にしていきたいなあと改めて思った6日間でした。 *最後に そして!!今回来ていたメンバーは、方法問わず、生業問わず、自分らしさを素直に表現している方が多くて、私はまだまだプライドに塗り固められてるなあと思ったし笑、もっとゆるく生きてもいいんだなあと感化されました。 もっと人生を試してみたり、遊んでみたり、直感を信じて動いてみたり、イタい奴と思われるくらい、振り切ってやりたいことやってやろうと思いました。その方が人生おもしろくなりそう♪ 最後に、今回の植林ツアーでお世話になったメンバー、理解してくれる家族、友人、応援してくださるみなさん、最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました! もっと見る
植林ツアーを終えて!!
2018/05/03 23:40植林ツアー活動報告の前編、後編とアップさせていただきました。活動報告の最後として、植林ツアーに行って、感じたこと、考えたことを書かせていただきます! 宝物ってなんやろう?? 私が6日間植林ツアーに行ってまず思ったことは、いかに普段、自然と触れ合っていないかということ、物質的な何かを得ようとしなくても、自然という宝物(豊かさ)があるということでした。 私たちがいた内モンゴルの烏海市は、観光地でもなく、日本みたいな便利さや綺麗さはないところです。 特に緑化センターにいたバヤンノールでの2日間は、ネットも繋がらないし、テレビもない、冬みたいな寒さなのに部屋を温める暖房もない、停電もあるような場所でした。 そこで植林をすると、数年前にだれかが植えた木が育っていて、なんにもない沙漠があって、大きな空が真上に広がっていて、大地に寝っ転がったり、土を触る感触が気持ちよかったり、そういう宝物に囲まれているなあと感じました。 ただ食べて寝て、木を植えて、また食べて寝て・・・ていうシンプルなんですが、幸せを感じました。 現地のガイドとして、内モンゴル出身のバヤンさんという方が5日間一緒に行動を共にしてくれていましたが、4日目、沙漠で植林が終わり、迎えの車を待っている間、バヤンさんに中国のことを色々と聞くタイミングがありました。 バヤンさんは、こう言っていました。「中国人は、お金があれば幸せになれると信じている。そういう教育をされている。」 沙漠の周りには、セメント工場やコルク工場がたくさんあります。この工場を作るために、立ち退いた人々がいます。私はバヤンさんに、「その人たちは工場で沙漠化が悪化し、環境が悪くなったり、そもそも立ち退くことに文句などはなかったのですか」と聞きました。 バヤンさんは、「その人たちは、月にいくらかお金をもらっているみたいです。」と言い、「30年後、日本人(私たち)がやっていること(植林)が正解だったと気づくでしょう」と言いました。 日本は、経済が豊かで、便利。コンビニに行けばいつでもなんでも手に入るし、どんなに田舎でも、たいてい2時間車を走らせれば、家電も買えます。 中国人にとっては、日本の都会は宝の山なのかもしれないです。 でも、私にとっては、なんにもないからこそ、便利じゃないからこそ、気づく幸せや宝物があるなあと思いました。 便利で経済的に豊かな日本では、心の貧困が進んでいるように感じます。「お金があっても幸せになれない」人がいます。 「お金があれば幸せになれる」という教育、そんなんやめて一緒に木を植えようっ!と思いました。 そして、日本にいるとき、日々の生活は、家と会社の往復、土日はイベントに行ったりするけど、自然と触れ合う機会が全然なかったことに気がつきました。 シンプルな生活でも、目を向ければ、自然という宝物は身近にあるはず!自然だけじゃなく、お金で買えない宝物に気づいたら、モノにあふれていなくても幸せを感じることができるはず。 そんなことに気づいた6日間でした♪ 現地の人と木を植えたい!! もう一つ、6日間を経て、強く思ったことがありました。それは、「現地の人と木を植えたい!!」ということでした。 実は、もともと予定していた、現地の学生との交流がなくなってしまい、今回のツアーでは、現地の学生と木を植えるタイミングがありませんでした。 ただ、現地の学生と木を植えたいというより、政府に町ごと移動を強いられてしまった人や、工場のために立ち退きさせられた人たちが、沙漠化を止めるためや、環境を守るため、農場を砂から守るために、一緒の目的で木を植えたいなって思いました! バヤンさんが、「30年後、日本人(私たち)がやっていること(植林)が正解だったと気づくでしょう」と言っていたと書きましたが、そのことに気づいた中国人が、モンゴル人も、日本人と一緒に沙漠に木を植える日が来たら、めっちゃ素敵!! まだまだ続く、植林ツアー!! というわけで、今回私は6日間の植林ツアーに行かせていただきましたが、正直「植林日、4日間じゃ足りない、もっと植えたい!!」と思いました。 それに、今回沙漠に実際に行って、以前に植えた木々たちが、緑の葉をつけて育っていた姿を見たら、植えた木が成長している姿を見るのが本当に楽しみになりました! また、以前に植えてきた人たちがいたからこそ、今回その続きに木を植えることができて、次回その続きができて、どんどん森が広がっていきます。毎回来れない人がいても、新しい人が繋げていったり、またリピーターとして戻ってきたり、そういう人たちで繋いでいっているのもまたいいなと思いました。 次回は、9月13日~18日にまたワンフェスの植林ツアーがあるということなので、興味がある方は、ぜひ一緒に木を植えに行きましょう♪ 最後に・・・ 今回、中国・内モンゴル植林ツアーに行って、沙漠に木を植えたい、環境問題に自分なりに向き合いたいという思いがあり、たくさんの方に応援していただきました。 実際に行ってみると、豊かさのことだったり、現地の問題だったり、環境問題とは違う視点もたくさん見ることができました。 その中で思うことは、自分が何を選択するかの大切さです。というか、選択肢がある環境にいるから、良い選択をしたいということです。 何を宝物(豊かさ)かと思うのも自分の選択だし、なんでも手に入れられる日本にいるからこそ、何を買って、何を消費するかをちゃんと選択しないといけないと思いました。それが地球環境を守ることにも繋がっていくんだと思います。 予想以上にたくさんの学びがあった、中国・内モンゴル植林ツアー。 沙漠に木を植えて、大きく丈夫に育ってほしいと願って、また半年後の9月に会おうねって思いながら、内モンゴルから帰ってきました。 ワンフェス植林ツアースタッフさん、現地ガイドさん、一緒に行った参加者のみなさんには本当にお世話になりました。 そして何より、支援・応援していただいたみなさんに支えられて、背中を押していただけたからこそ植林ツアーに参加でき、ここまで愛着をもって、思いを込めて、木を植えることができました。「沙漠に木を植える」という夢を叶えることができました! 本当に感謝の心でいっぱいです。ありがとうございます!! まだまだ今回が、環境問題に向き合うことのスタートラインだと思うので、ぜひ、これからの活動も気長に応援していただけましたら、幸いです! 今後の活動は、FacebookやInstagramなどのSNSでお伝えしていきますので、もしまだ繋がっていない方は、よければフォローをお願いします。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!! もっと見る
植林ツアー報告!!【バヤンムレン編】
2018/04/26 23:00植林ツアー報告!!【バヤンムレン編】 中国・内モンゴル植林ツアー4日目は、バヤンノールからバスで2時間くらい行ったところにあるバヤンムレンという地域へ行きました! 黄河の手前でバスを降りて、5人乗りくらいの車で沙漠の木を植えるところまで走りました。 川沿いの堤防を走って行きましたが、道は整備されていないのでゆれるゆれる! ランクルーのにいちゃんは飛ばす飛ばす(笑) 言葉が通じないながらも、アイコンタクトやグーグル翻訳でちょっとコミュニケーションがとれるとめちゃめちゃ嬉しい♪ 羊の散歩を横目にどんどん進んでいくと、沙漠が現れます! その側に見えるのは、「ワンフェスの森」!!過去に植林ツアーに参加した方が植えた木々たち。成長して緑の葉っぱをつけていました!! お昼ごろに到着したのでまずはお昼ごはん! 青空のもと、持って来たカレーを食べました♪ 今回の植林ツアーで植えるのは、砂丘の一番はしっこ部分です。 ここに植えて、沙漠が広がるのを食い止めます。 バヤンムレンで用意されている苗木は200本!! みんなの植える速度を考えると、あっという間に終わってしまいそう! ここの沙漠は、バヤンノールとはまた違う感触でした。 バヤンノールは、乾いていて、さらさらというよりはどっちかというと硬めの土でした。 ここバヤンムレンは、霜がおりたような踏み心地の土でした。やはり数日前の雨の影響でいい感じに湿り気もあって彫りやすかったです! そして、苗木を植える場所は砂丘のすぐ横ですが、この植えている土地は、冬の間は水を張って凍るそうです。 側に黄河という中国で2番目に大きい河が流れているので、その水をこちらに溢れさせて水を張ります。 ここらへんの地域は、雨がなかなか降らないため、黄河をわざと氾濫させ、その水を農地に使います。なので、最近では、黄河の水が海までたどり着かないこともあるそうです。 そして、河の水だからか、ミネラルやナトリウムやら塩の成分で大地に白い模様が浮かび上がってきています。 バヤンムレンでの植林一発目、シャベルで掘っていくと、土の色が粘土みたいな黒色になり、水がでてきました!! すぐとなりに砂丘があるのに、地面を掘ると水が出てくる・・・なんか不思議やなあと思いました。 「こんだけ水が出てるから、しっかり育つよ~~!!」と高橋さんが言っていて、嬉しくなってこの土地での最初の一本を植えました♪ やっぱりここでも、どんどん植えるみなさん♪ いつもこの合言葉♪「そうだ!木を植えよう!!」 なんと、参加者の方でソリを持ってきた人がいました!! 砂丘でソリ・・・!!めっちゃん楽しそう!!!! 私もすべらせてもらいました!思った以上にスピードが出て、雪ではなくかたい地面がどんどん近づいてきて、めっちゃ怖い!!でも楽しい! 砂漠に行くことがあれば、ぜひやってみてください♪笑 そしてまた、木を植える・・・♪ 100本ほど植えて、この日は終了!! 夜はホテルの近くの足つぼマッサージに行きました♪ 烏海は、観光客がめったに来ないため、日本人がいると珍しがられます。 実はこの日の朝も、バヤンノールからバヤンムレンに向けていく途中の休憩でコンビニに寄ったんですが、そこで日本語を話していたら、モンゴル人と間違われました! この地域で知らない言葉を喋っていると、モンゴル人と思われるそうです。 足つぼマッサージの話に戻りますが、ここでも現地の方に話しかけられました!でも中国語はさっぱり、向こうも日本語はさっぱり(笑) Google翻訳がまたまた大活躍でした!笑 思いがけない交流は本当に楽しい! 一緒に行った植林ツアーのスタッフ(男)は、中国人の男の人からタバコをもらっていました! 友情の印にタバコを分け与えるみたいです。まさに人種を超えたタバコミュニケーション!しかも、店内で!今の日本ではなかなか見ない光景やなあと思いました。 5日目!早くも植林最終日! 4日に1回は砂嵐がくると言われてたのですが、そこまでひどい砂嵐には遭遇しませんでした!最後まで植えやすい環境だった事に感謝♪ 今日は最終日という事で、仮装をして植えたりもしました! 午前中に残りの100本を植えてしまい、午後からは今までにワンフェスで植えたところを見に行きました。 右側には砂丘が続き、左の奥の方には、黄河が流れています。 砂丘と平坦な地面の間に続く、ワンフェスの森。 木を植えてから、だいぶ砂丘が低くなったんだそうです。 砂に半分以上埋まっても、緑の葉を生やす木。 この木は、まさに今沙漠化を止めています。 緑が増え、うさぎや猛禽類の鳥。沙漠に生き物が戻ってきているそうです。 鳥の巣をいくつか見つけました!!! そして、たんぽぽも発見!!!感動!!! スナナツメは実をつけていました!!食べてみる・・・う~ん食べごろではなかったらしい(笑) 何年も前に木を植えた人のプレートも見つけました♪ 過去に植えた人がいるから、今も続けて植えていけれる。 私が今回ここに来させていただいたから、次に繋いでいくことが出来る。そう感じました。 木々たちの生命力をたくさんあびて、また自分たちが植えたところまで戻りました。 そして、砂丘の上から炭をまきました。 これは、「雲の上に木を植える」という本を書いた人が、黄砂に炭が混ざり、空気が還元されるようにするために炭の粉を撒きたいという願いから始まり、今も続けているとのことです。詳しくはこちらから!http://www.takesumi.org/07_plant.shtml 炭で真っ黒になったあと、みんなで円になり、まーちゃんうーぽーさんの歌が始まりました。 最後の植林の日、まーちゃんが歌ったのは、「ひとつの木」と「いのりの歌」でした。 まーちゃんは、歌う前にこんな感じのことを言いました。 「ぼくたちが植えた木が根を張って、その根が隣の根っことつながって、そして大地とつながり、やがてぼくたちと繋がる。」 植林ツアーでは、中国の内モンゴル自治区にある、烏海市バヤンムレンという地域の沙漠に木を植えます。 私は、まーちゃんの歌を聴きながら、 こんなに遠い外国でも木が大地に根を張って、その大地はずーーっと東の方まで続いていて、結局は地球の上で繋がっているんだ!と思いました。 そう思うと、ここで植えていることは、国境とかほんとになんの関係もないし、自分が沙漠にいることが、普段の生活からも身近な存在として感じました。 沙漠化は人間から見たら深刻な問題かもしれないけど、砂漠を嫌いにはなれなかったです。 むしろ、砂漠自体は、地球がつくりだした美しい風景だと思いました。でも、それが人間のせいでどんどん広がって、その土地の生態系を壊したり、緑が失われたりするのは、嫌だと思いました。 そんな事を考えながら、最後の「いのりの歌」が終わりました。 今回の植林ツアーでは、 12人+現地ガイドさんで、4日間700本のポプラを植えることができました!!! 「沙漠に木を植えたい!」という夢が叶いました!!ありがとうございます!!! 応援して背中を押してくれた方たちの顔を思い浮かべると、植林した沙漠に愛着がでてきて、立ち去るのが本当に名残惜しかったです。 たくさん雨が降りますように。 しっかり育ちますように。 枯れずにまた会えますように。 緑の葉をたくさんつけますように。 何メートルも高く、太く成長しますように。 動物が住める森になりますように。 最後にもう一回、今回植えたポプラの木々たちを見て、その場を離れました。 長くなってしまったので、全体の感想は次回アップします!! 植林ツアー報告【バヤンムレン編】を読んでいただき、ありがとうございました!!! もっと見る
コメント
もっと見る